みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
2.《ネタバレ》 近隣のインドネシアやタイのホラーはかなりハードな作品が多いという個人的印象があるのですが、本作は「コメディ」というジャンルということもあるのでしょうけれど、かなりソフトなホラー、ゾンビ系作品でした。 もしかしたらシンガポール映画は初めて観たような気がしないでもないのですが、言われなければコテコテのギャグの連発から香港映画のようなテイストを感じました。まぁ、この作品をもって「シンガポール映画は中華系の雰囲気が漂う」などと言い切ってはいけないとは思いますが。 そんなどの登場人物にも感情移入しかねるコテコテのコメディ感に少々苛つくこともありましたが、ストーリー的には極めてオーソドックスなと言うかベーシックなゾンビもので、低予算なのか基地内(しかも部分的)から出ることなく展開される脱出劇は、手に汗までは握らずとも決して退屈なレベルではありませんでした。初心者向けゾンビ作品とでも言いましょうか。 筋肉の記憶によってゾンビの行動が制約されることと、虫除けクリームがゾンビ忌避剤になるというのは新しいですね。ただし、そのネタが使えるのはコメディ限定とは思いますが。 大量の犠牲者が出ている内容ながら、なんとなく微笑ましく終わる不思議な雰囲気に+1点の4点献上します 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-07-04 17:51:54)(良:1票) 1.《ネタバレ》 ことホラーに関して言えば、時折ドマイナー国産の作品も輸入されるというのが結構楽しみなのだ(むかし『パキスタン・ゾンビ』とかゆーのすらありましたよね?本サイトで登録されているパキスタン映画は『パキスタン・ゾンビ』のみのようです)。気のせいかも知れないが、その手のはなんかゾンビ映画が多いよーな気もする(まあ説明不要だからかね)。 シンガポールを舞台にした映画は、多分観てはいるのだろうが、シンガポールに焦点を当てた作品というのはあんまし観たことが無く、本作を観たところ勉強になることが多々あった。 ①シンガポール人て、中国人より見た目が日本人に少し近い気がする(まあ、モロ中国人て人も多いけど)。これを見ると、日本人と言うのは黒潮に乗ってやってきたマレー系の縄文人と、大陸系渡来人とのハイブリッドなのだ、という事が少し理解できるような気もする。 ②シンガポールは言語が特殊。英語なんだけど、全く英語に聞こえない。調べると、どうもこれは"Singlish"というものらしい。ビジネスではこのシングリッシュが主流とのことだが、人口構成は圧倒的に中華系が多いので、彼らの普段使いは中国語であろう。海外輸出も視野に入れてシングリッシュで製作しているのかも知れないが、これは英語話者にも字幕なしだとハッキリ言って無理ですね。 で、内容はと言うと、非常にシンプルかつ局地的なゾンビ・アウトブレイクもの。軍事施設でゾンビが発生し、そこからの脱出がメインとなる話だが(どうも軍事施設の外は安全らしい)、そもそも一番ゾンビの発生に強靭であるべき軍事施設がこの体たらくというのはどうなのだろう(発生前もなんか色々とゆるーい雰囲気で、それもかなり気になるし)。まあ正直あまり観るべきモノの無い作品だったかなあと。 少し前にベトナムでも初のゾンビ映画が撮られたらしいが、日本では配給しないのだろうか。期待。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-04-12 22:30:44)(良:1票)
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