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蘇える金狼(1979)

1979年【日】 上映時間:131分
アクションドラマ犯罪ものハードボイルド小説の映画化
[ヨミガエルキンロウ]
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タイトル情報更新(2021-10-17)【イニシャルK】さん


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監督村川透
助監督小池要之助
キャスト松田優作(男優)朝倉哲也
風吹ジュン(女優)永井京子
佐藤慶(男優)清水
成田三樹夫(男優)小泉
小池朝雄(男優)金子
草薙幸二郎(男優)竹島
岩城滉一(男優)湯沢
加藤健一(男優)石田
真行寺君枝(女優)清水絵理子
千葉真一(男優)桜井光彦
安部徹(男優)鈴木光明
江角英明(男優)冬木
結城しのぶ(女優)牧雪子
岸田森(男優)石井
待田京介(男優)国友
南原宏治(男優)磯川
村松克己(男優)植木
今井健二(男優)坂本
榎木兵衛(男優)警官
阿藤海(男優)野坂
山西道広(男優)吉村
角川春樹(男優)沢野
中島ゆたか(女優)スチュワーデス
河合絃司(男優)秀原
久米明(男優)兵庫
村川透(男優)仙元
加藤大樹(男優)富田
原作大藪春彦「蘇える金狼」
脚本永原秀一
音楽ケーシー・ランキン
鈴木清司(音楽監督)
高桑忠男(音楽プロデューサー)
作曲ケーシー・ランキン「蘇える金狼のテーマ」
撮影仙元誠三
杉村博章(B班撮影)
製作角川春樹
角川春樹事務所
角川書店(製作協力)
東映(東映セントラルフィルム)(製作協力)
東映ビデオ(東映芸能ビデオ)(製作協力)
プロデューサー黒澤満
紫垣達郎
配給東映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
編集鈴木晄
録音高橋三郎
柴崎憲治(効果【ノンクレジット】)
照明渡辺三雄
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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8.《ネタバレ》 恐らく、松田優作が亡くなった時に、追悼番組で観たのが最初だと思う。
で、今回改めてこの映画を観て解ったこと。『私は“ハードボイルド”というジャンルを、純粋に楽しめないんだな』ってこと。
生活感のない、死と隣り合わせの生き方。金、女、暴力。銃の手入れ、ウイスキーのロック、煙草の紫煙、男のロマン。ハードボイルドの雰囲気は大好きだ。だけど、観ていると“??”っとツッコミを入れたくなってしまう。
過去にこちらでレビューした“ハードボイルド”作品も同様。作品を好きな人には失礼にも思えるツッコミレビューを書いてると思う。もうこの時点で“ハードボイルド”の楽しみ方が違う、明らかに私の方が間違っているのだ。

当時も気になって仕方なかった「弾が貫通してあんたに当たる」って話。その絵面の、どうにも説得力の無さ。銃の知識なんてどうでも良くて、せっかく教えてくれたんだから、磯川が座り位置をズレるか、狙撃手が3方に分かれれば良いだけの話。どうして朝倉はあんな自信たっぷりにハッタリ咬ませてるのか?磯川たちも誰も突っ込まないのが不思議で不思議で。

取引の島(?)も、そもそもまっ昼間に手こぎボートで上陸からの不意打ちなんて無理。遮蔽物がないから確実に見つかる。ナイフで敵を仕留めた時に発砲されてるのに集まってこない磯川軍団。5人以上が銃で武装してて、機関銃まであるのに、余裕で勝つ朝倉。伏兵が全滅してるのに無線連絡とかもしないで上陸してくる迂闊な磯川。朝倉に都合よく物事が進みすぎ。映画なんだから嘘があって当然だけど、もっと上手に騙してほしかったよ。

松田優作のスタイルは格好良い。上司を恫喝するところとか迫力もある。当時リアルタイムに観ていたら印象も違ったのかな。
だけど人生の大半を過ごす“表の顔”サラリーマンの方でカツラを被るのはいかがだろう?
週5日8時間+残業もあったろう。当時だったら土曜半ドンもあったろうに、そっちでカツラ被るか?普通。 K&Kさん [地上波(邦画)] 4点(2022-03-10 22:38:22)

7.《ネタバレ》 大藪春彦は高校生ぐらいのときにはまって愛読しましたね。荒唐無稽なストーリーですけど、あの独特の文体には読む人を引き込む魔力があった思います。ハードボイルド畑で凝った文体という共通点があるので、この人は日本のヘミングウェイだったのかもしれません(ちょっと褒めすぎかな)。 小説の映画化はその作家が文章を通して描こうとする世界観をいかに料理するかと言うのが重要なポイントですけど、監督の村川透や角川春樹にそんな高尚なことを期待するのは無理というものです。このお話自体は『特命係長 只野仁』の元ネタみたいなもので、まさに“カネ!暴力!SEX!(by宇多丸)”の世界です。主人公のキャラは正義の味方どころかまるっきり真逆な存在ではありますけど。まあ確かに村川透作品としてはカネがかかっていますが、撮り方自体は東映セントラルとまったく変わっていないのでチープ感は健在です。悪役やわき役のキャスティングにカネを使ったのかもしれませんけど、千葉真一の使い方だけはさすがに?でした。松田優作はいつもの優作で平常運転でしたが、こういうB級アクション的な撮り方が原作の持っていたハードボイルドな雰囲気を雲散させてしまったのです。松田優作の芝居は灰汁が強すぎて続けて観るとほんとに疲れます、でも旅客機の中でこと切れる最後の表情は、やはりこの人じゃなきゃできない凄い演技でした。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-09-09 22:38:33)

6.見所は…風吹ジュン。
何やっても警察には捕まらないし、殺されもしない、そんなアホな?って設定はよくあるけど、それをねじ伏せる程の説得力ある展開は無い。なぜ主人公があんなにリスクを冒してまで強欲なのかが最後まで不明で、そんなアホな?のままで終わってしまいました。有名作だけど、レンタルする価値は無いかな。
ただ、風吹ジュンのお尻や乳揉みが拝めるのは知らなくてビックリした。 団スバーンさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-11-23 16:18:36)

5.いま観ると、演出や設定等の古さばかりが目について、最後まで観るのが苦痛でした。松田優作の演技もアクションに頼っているだけで、お世辞にも上手とは言えません。風吹ジュンが若くてかわいかったところだけが好印象でした。 ramoさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-04-20 16:57:47)

4.松田優作かっこいい。しかしそれだけの映画だった。 ホットチョコレートさん [DVD(邦画)] 4点(2009-09-27 10:00:30)

3.なんか全体的によくばりすぎだな~という印象をうけた。警官が無駄に火だるまになったりとか、やたら派手なカーアクションとか・・ でもときおり魅せる松田優作のかっこよさは良かった。 しっぽりさん [地上波(邦画)] 4点(2007-04-07 09:29:50)

2.今見ると苦しい映画だなってのが正直な感想。
優作は確かにかっこいいが話がもひとつ面白くない&淡々としすぎている。
アクションや演出も迫力不足。 ふくちゃんさん 4点(2004-12-09 20:15:01)

1.優作ファン以外は辛いだろうな…大藪さんのハードボイルドをそのイメージ通り、時のアクション俳優であった優作さんが演じた、それだけ!でもしびれるほどカッコいい所詰まってるけど…優作ファンだからそう感じるのかな? レスマッキャン・KSKさん 4点(2004-02-07 02:19:59)

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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 5.84点
000.00% line
111.96% line
200.00% line
323.92% line
4815.69% line
51019.61% line
61019.61% line
71325.49% line
859.80% line
923.92% line
1000.00% line

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