みんなのシネマレビュー

太陽の果てに青春を

Ned Kelly
(ミック・ジャガー/ネッド・ケリー)
1970年【英】 上映時間:103分
アクションドラマ犯罪もの歴史もの
[タイヨウノハテニセイシュンヲ]
新規登録(2003-10-15)【_】さん
タイトル情報更新(2011-01-06)【S&S】さん


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監督トニー・リチャードソン
キャストミック・ジャガー(男優)ネッド・ケリー
脚本トニー・リチャードソン
撮影ジェリー・フィッシャー
製作ニール・ハートリー
美術ジョスリン・ハーバート(プロダクション・デザイン)
衣装ジョスリン・ハーバート(ノン・クレジット)
録音ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
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1.《ネタバレ》 オーストラリアの伝説的英雄ネッド・ケリーの生と死を、才人トニー・リチャードソンがミック・ジャガーを起用して映画化。ネッド・ケリーのことは本作を観るまで知りませんでしたが、調べてみるとまあ大体史実に沿って撮っているみたいです。ケリーがアイルランド系住民に向かって分離独立を扇動するというのは、脚色としてはちょっとやり過ぎかと思いますが。 風貌としてミック・ジャガーはネッド・ケリーを演じるにはピッタリなのですが、ステージでの奔放なパフォーマンスのイメージとはかけ離れた真面目な演技に徹しています。トニー・リチャードソンの演出もあるのでしょうが、いかんせんミックの演技がちょっと硬くてぎこちない感じがするのは残念でした。 映画自体は冒頭からスタイリッシュな映像で始まり、なんといきなり“The End”と字幕が出てケリーの処刑が描かれます。そして次に“The Beginning”となって、ケリーがギャングになってゆく生い立ちが描かれるという期待が持たされる語り口です。ところがその後の物語はごく平凡な展開で、どんどん失速してゆき今一つ盛り上がらずに終わってしまうのです。出演俳優陣もミック以外は地味なオーストラリア俳優が多く、これでは公開時に大コケしちゃったのも無理ないですね。 本作の失敗以降、トニー・リチャードソンの映画人生は凋落の道を歩むことになるのでした。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-03 22:55:17)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 3.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 1.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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