みんなのシネマレビュー

ひとごろし

1976年【日】 上映時間:82分
コメディ時代劇小説の映画化
[ヒトゴロシ]
新規登録(2003-10-16)【モートルの玉】さん
タイトル情報更新(2023-10-17)【Olias】さん
公開開始日(1976-10-16)


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監督大洲斉
キャスト松田優作(男優)双子六兵衛
丹波哲郎(男優)仁藤昂軒
高橋洋子(女優)(女優)およう
五十嵐淳子(女優)かね
岸田森(男優)加納平兵衛
桑山正一(男優)宗方善兵衛
沖時男(男優)
藤川準(男優)
堀北幸夫(男優)
石原須磨男(男優)
原作山本周五郎「ひとごろし」
脚本中村努
音楽渡辺宙明
撮影牧浦地志
製作永田雅一
徳間康快(製作協力)
大映
企画西岡善信
配給松竹
美術西岡善信
編集山田弘
録音佐々木稔郎
照明美間博
その他IMAGICA(現像)
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1.《ネタバレ》  昨年鑑賞した『びっくり武士道』の真面目版。といったら、かの作に失礼だが。あ、シリアス版と言えば良いか。

 原作を読んでいないので言い辛いが、そもそも「ひとごろし!」と叫んで周りの人間が逃げる、という大元の部分が非常に漫画的というか非現実的なので、シリアスにすると余計にその部分が引っ掛かる。
 しかも昴軒さん、ちっとも悪くない。闇討ちしたのは相手側だし、誹謗による周りの人たちの行動が気持ち的に受け入れられないのと相まって、この人に同情の念さえ抱いてしまう。

 それと、昴軒が追いつめられているという感じが薄い。腹を切ってしまおうとするほどの困り様には見えないし、それほどの剣豪で「武士」を強調する人が、(髷とは違うらしいが)髻を取られる事に、恥を感じないというのも、ちょっとチグハグな感じがする。まあ、これは時代劇でしか、それを知らない自分が言うのもなんだが。
 
 つまり全体的に言うと、物語の説得力ゼロなのだ。残念ながら、これに関しては、喜劇の世界観でそこんところ上手く丸め込んだ『びっくり武士道』に軍配を上げざるを得ない。 Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2013-03-03 05:47:53)

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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 5.29点
017.14% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
417.14% line
5642.86% line
6214.29% line
7428.57% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

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