みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
13.《ネタバレ》 テレビCMでの「鵺(ぬえ)の鳴く夜は恐ろしい」のキャッチコピーと、「Let it be」のメロディーラインが、まだ幼い脳に強烈に刷り込まれました。とはいえ、劇場に見に行くわけもなく、その後テレビ放送されたのを、途中だけチョロッと見たのだと思いますが(当時家にはテレビが1台しかなく、父親が黙々とザッピングしているので、作品をまともに鑑賞するということがなかった)、岸本加世子が演じる双子の娘の片方が、もう片方のことを、「カタホウ」と呼んでいたことが、とても気味悪く感じられて鳥肌が立ったことを思い出します。林の中、双子の片方が、「カタホウがいない!カタホウ、カタホウ!」と呼びながら、もう片方を探し回ってた映像の記憶があるのですが、今回見たところ、そういう映像はなかったので、あまりの不気味さゆえに、幼い脳内で創り出された幻だったようです(笑)。今となって、改めてみてみると、テレビCMのインパクトが強烈だったのに対して、本編は、インパクトがないまま、ツルツルすべっていくような感じですね。鹿賀丈史も日本人離れした顔立ちにもかかわらず、どこかツルツルしています。映像自体は落ち着いていて美しいのですが、金田一シリーズを構成する大きな要素である死を彩る鮮やかなデコレーション、偏執的な美意識がなく、犯人の苦悩も薄いなあという印象です。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 4点(2024-01-28 15:51:49) 12.《ネタバレ》 '80年、ジョンレノンの死から始まる。三津木五郎の青春時代、ビートルズとヒッピームーブメントに溢れた'60年代後半の回顧録…として始まる。今までのシリーズとはちょっと変わった出だしだけど、金田一さん、磯川警部とお馴染みの顔が揃ってからは、どんどん五郎の出番が減っていき、普通に金田一モノになってしまう。あれれ… 金田一モノといえば、昭和20年代、戦後のいざこざで浮き彫りになる田舎の風習、ドロドロした一族の内情なんかを暴き出す印象が強いけど、本作は昭和44年が舞台。過去作との関連性を考えると鹿賀金田一は若く思える。渥美金田一のように現代劇バージョンもあるから、独立した作品と考えたほうが良さそう。 ブライアン・メイみたいな髪型の鹿賀金田一も、60年代後半という時代を考えるとオシャレで面白い。刑部島の風景とか良い雰囲気だし、根岸季衣のグイグイ来る女中さんもいい味出している。グロ場面にはかなり力が入っていて、損壊した死体は生々しいし、腕を咥えて走る犬の演技は素晴らしい。そして何より岩下志麻。キツい表情の多い印象の彼女が、この映画では優しい表情をしている。守衛を殺した直後、振り返って五郎に微笑む顔は、イタズラをした後の上品な猫のように可愛い。 岸本加世子が「片帆」って言うの、名前だったのね。双子だからてっきり「片方」って呼んでるのかと… この映画、観どころは結構あると思うんだけど、どうにもお話に集中できず。本物の金田一モノなのに“金田一っぽい作品”感、いわゆる既視感がつきまとうのは、映画も原作もマンネリ化してきたためだろうか?先に書いた五郎と事件の関わりの薄さ。ビートルズと事件の関係なさ。最後金田一が歩き去るシーンはどう観ても'80年代。どうしてもっと、頑張らなかったの? 横溝正史の死。金田一シリーズ最後の原作小説。金田一映画ブーム最後の作品。色々なものが終わる区切りの作品。最後の曲がレット・イット・ビーっぽい曲(あ、カバーでしたか)なのも、ホンモノでなく“…ぽさ”を増す要素になっていると思う。 ニコニコ動画で当時のCM観たら、ホンモノのレット・イット・ビーが流れてやんの。 '60年代の青春映画な味付けの金田一って感じで、メッッッッッチャ面白そうなのな~このCM。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-04-03 16:20:07) 11.岩下志麻が若くて美しい~…けどオナニーシーンは怖い(笑)映画はめちゃあっけない。そして鹿賀丈史の金田一はイマイチ。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-04-10 22:47:04) 10.《ネタバレ》 どうも思っていたより、ちょっと な印象で 目新しい仕掛け感もなく 淡々と進んでいったかな といいつつ 恐ろしく美しい岩下志麻様はかなりの見所であったかとはオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-11-20 22:30:13) 9.《ネタバレ》 ちっとも「悪霊」っぽくないんですが・・・。時代設定からしてそもそも金田一ものとしてはハンデがあるんですが、特に目を引くようなトリックもなく、人物関係での意外性もないとなれば、見るべきポイントがありません。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-08-19 03:16:14) 8. 入り込めない内容でした。残念。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-06-24 20:37:21) 7.取って付けたような展開が多くて気持が入っていかないし、気味悪いシーンに目を見張るようなこともなかった。監督、やる気がないなら話受けなきゃいいのに…。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-19 01:17:18) 6.みんな中途半端な芝居しょおる。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-04-30 14:11:29) 5.原作は未読です。ですから、ひょっとすると原作事態に問題があたのかもしれませんが、いまいちでした。まず、大柄な鹿賀丈史はちょっと金田一のイメージとはズレてるように思います。さらにあのアフロ(?)がどうにも『野獣死すべし』のワイルドな役を思い出させて、最後まで違和感がありました。また死ぬだけの端役といってもよい娘に岸田佳代子を持ってきてしまっては、ちょっと気が散ります。あるいは当時は新人だったんでしょうか?いずれにせよ、もっと気配を消せる人を選んだほうがよかったかと思います。閉鎖された孤島ならではの後ろ暗い因襲などといったものも、『犬神の一族』に比べると弱い。オープニング・エンディングでのアレンジのかかったビートルズもなんか居心地が悪い。ただ、若かりしころの岩下志麻は大変美しい。極妻のイメージしかなかったので驚きました。彼女に1点献上いたします。 【虚学図書之介】さん 4点(2004-11-13 23:53:19) 4.鹿賀丈史の金田一は思ったより良かった。石坂浩二以外では一番好きかもしれない。でも、中身はあんまり好きじゃない。2時間ドラマとさして変わらない演出。特に終盤の古尾谷雅人の失速振りが納得いかない。三津木五郎の自分探し、というテーマを強く出してもよかったのでは。そうじゃないと、映画の始まりの描写が、まるで意味不明なものになってしまう。あってもなくてもいいような。ビートルズ使いたいからそうしたのなら最悪。横溝作品を貶めた、といっても過言ではない。篠田映画な部分があるとしたら、妻の岩下志麻に「○ナニー」をさせたとこだけ。 【なおてぃー】さん 4点(2004-03-08 02:39:47) 3.《ネタバレ》 ラスト、島から飛び立つ無数のコウモリが明らかにアニメーションだとモロバレなのが許せない。TV「バンパイヤ」じゃないんだからさー。主題歌としてビートルズを用いたため、ひじょうに金がかかった作品です。それだけが大いに話題になりました。 【伊達邦彦】さん 4点(2004-02-24 01:38:16) 2.原作の大切な、ドラマチックな要素を削除してまで、自分の奥さん見せたかったんですか、監督。この原作のドラマの最も重要な部分は磯川警部についてのエピソードだと思うのですが、丸々割愛されちゃってて。シリーズ中でも「病院坂の~」あたりに比べたら、ずっとまとまりのある方の原作なのに、映画は他の金田一映画よりもまとまりがなくて、せっかく市川監督がシリーズごとに研ぎ澄ませていった魅力を、グロなホラー趣味に引き戻してしまった罪深い作品。『鵺の鳴く夜は恐ろしい』は上手いキャッチフレーズでしたが、実際には何がどう恐ろしいのよ?ってカンジになっちゃってましたし。この原作こそ、市川石坂コンビ、そして若山富三郎の磯川警部で見たかったなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2003-11-25 15:46:54) 1.ビートルズを使うな、ビートルズを。しかも「Let it Be」をぉぉぉ!!!センス悪いにも程があるわ、6点マイナスゥ!! 【へちょちょ】さん 4点(2003-11-17 23:52:25)(笑:1票)
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