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ガメラ対深海怪獣ジグラ

1971年【日】 上映時間:88分
SFシリーズもの特撮ものモンスター映画
[ガメラタイシンカイカイジュウジグラ]
新規登録(2004-01-15)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2021-06-12)【イニシャルK】さん


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監督湯浅憲明
キャスト坂上也寸志(男優)石川健一
八並映子(女優)女性X
藤山浩二(男優)トム・ウォレス
坪内ミキ子(女優)石川弘子
笠原玲子(女優)石川れい子
夏木章(男優)沢本博士
吉田義夫(男優)仁右衛門
三夏伸(男優)山田安吾
中原健(男優)記者
九段吾郎(男優)防衛軍総司令官
脚本高橋二三
音楽菊池俊輔
作詞永田秀雅「ガメラマーチ」
作曲広瀬健次郎「ガメラマーチ」
編曲広瀬健次郎「ガメラマーチ」
主題歌大映児童合唱団「ガメラマーチ」
製作永田秀雅
大映
配給ダイニチ映配
KADOKAWA(2021年リバイバル)
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(4点検索)】

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5.《ネタバレ》 前作が明るい万博映画だったのに対し、今回は一転して高度成長期の陰の部分である公害をテーマにしている。ヘドロを扱った怪獣モノとしては、1971年1月にTV放送された「宇宙猿人ゴリ」のヘドロンのほか、同年7/24に公開された「ゴジラ対ヘドラ」がよく知られているが、同年7/17に公開されたこの映画はヘドラより1週間も早く公害について問題提起をしていたことになり、これはガメラファンとして誇るべきことである(そういう自分はヘドラは見たが、この映画は見てない)。

それはそうと、実際見ればそんな社会派映画という印象は全くなく(当然だが)、前半はもっぱらお気楽な幼稚園児向け映画である。宇宙船に色とりどりの粒がついていて、中に茶色が混じっているのはマーブルチョコレートのイメージに違いない。大東京が壊滅状態なのにも頓着なくチビッコどもが暴れ回るのを笑って見ている一方、悪役のおねえさん(本当はいい人、日本版エリス中尉)はほっぺたがふっくらして脚がきれいだとか、この人が着替えをするたびに被害者は全裸で放置されるのかと想像するなど、お父さん向けの趣向も楽しんでいられる。ホテルの支配人と飼育係の口喧嘩も可笑しい。
ただ後半は一転して妙に深刻な状況になり、親子ともども絶体絶命の危機に陥るので笑っていられなくなる(おまけに一部の展開が不可解)が、どうせ最後はガメラが助けてくれるので問題ない。逆に今回は人間側がガメラを助ける場面がない(不発に終わった)のが残念だったかもしれない。
以上、おそらく最低映画だろうと思っていた予想を裏切り、実は結構面白いのだった…ただし自ら面白がろうとする努力は必要である。まず冒頭のアシカショーを真剣に見て、よくできましたと感心するくらいの心の余裕をもって鑑賞したいものである。また初めから笑うつもりで構えて見ることも大事な心がけだと思う。

なお敵怪獣の背中のヒレは6つあるので、あらかじめドからラまでの音をきちんと割り当てれば見た目も正確な演奏ができたはずだが、実際にガメラが叩いた音板はドレド-レミレであってガメラマーチにならない。それでもガメラが喜んで踊りだしていたので、まあいいか。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2013-01-19 10:07:12)

4.《ネタバレ》 シリーズにお決まりの、超ご都合主義、うるさい子供たちが中心で、前作対ジャイガーに続き大人も絡んでストーリーが展開されるのだが、大人の理屈は全く出てこず、ストーリー展開や理屈のターゲットを幼稚園児レベルに合わせきった潔さがあり、前作で感じたダメダメ感は無くなった。シナリオも超ご都合主義で科学的論理も無視はしているのだが、ある程度伏線を張って強引ながらもそれなりに辻褄あわせが出来ており、子供向け「映画」としての説得力も加わっている。ただし、特撮のチャチさ、スケール感の無さはいかんともしがたく、主役の子供が今回は幼稚園児で、ターゲットの年齢が下がりすぎて小学生ではもう喜ばないかもしれない。ガメラは「子供の味方」というより「幼児の味方」になってしまった。またいくら子供向けでも、娯楽に徹すべき怪獣映画で、人間が自然を壊している、大切にしようというメッセージを入れるのは、なんか偽善的でウザい。 nobo7さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-22 18:52:01)

3.《ネタバレ》 このシリーズは作るごとにどんどんショボくなってってるねぇ。いとめずらし。地球防衛軍とかいいながら日の丸を背負ってるのは何故か。おんりー日本自衛隊軍って言わんかぃ(笑)国連も国連、たかがガキ2匹のために地球60億人を捨てるという決断は素晴らしい。国連議長にはバカデミー賞を授与します。ぉぅぃぇぁ!! M・R・サイケデリコンさん [地上波(吹替)] 4点(2005-11-17 23:09:08)

2.昭和ガメラの有終の美を飾れなかった哀れな一作。ギャオスといいギロンといい総じて鋭角デザインの切れ味が敵怪獣の特色だったが、本作のジグラも矢鱈とトンガっていて一応伝統に則っていると言えなくも無い。が!しかーし!そもそも怪獣特撮モノの肝は都市破壊のスペクタクルにあるのに、水中戦&浜辺でドタバタに終始したのが余りにイタ過ぎる致命傷だった。わざわざレンタルするのも勿体無いので、ジグラ君の勇姿をどうしても観たい御仁は「宇宙怪獣ガメラ」のダイジェスト場面でご確認あれ(笑)。マッハも見れる《ラ抜き表現》し一石二鳥!! へちょちょさん 4点(2004-03-11 14:12:00)

1.これは当時でも「しょぼいなぁ」と思いました。ジグラのデザインが結構かっこいいだけに、何とかならなかったのかと言いたいところだが、そうか、お金がなかったのね・・・(悲)。その後、ガメラの雄姿を再び見ることが出来たのは平成になってからであった。(「宇宙怪獣ガメラ」を除く(笑)。) shakuninさん 4点(2004-01-26 00:29:02)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 3.79点
000.00% line
100.00% line
2214.29% line
3321.43% line
4535.71% line
5428.57% line
600.00% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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