|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(4点検索)】
1.レビュー1本目が低評価で申し訳ないんですが・・・ファブリス(ジェラール・フィリップ)という青年は、どうも道徳観に問題があるようです。そこが大きくひっかかりました。まずいろんな女性に手を出す。愛人の夫と決闘して「彼女とは遊びだったのだ!」と嘲笑する。今度は旅女優と恋に落ちて、彼女の夫を刺殺してしまう。彼はこれが原因で投獄されてしまいます。殺人は故意ではなかったのですが、周囲の政治的な画策から、幽閉期間は20年に伸びることに。このあと典獄の娘クレリアが登場し、彼女と恋仲になります。作品的には二人の恋愛がメインで、どうやら公式には、彼女への想いが「真実の愛」になっているらしい。果たして本当にそう言えるのでしょうか。問題は、ファブリスが殺人を悔いている様子が全くないことです。彼は決して無実ではありません。殺意はなかったとはいえ殺人は殺人、それも元は自分の好色が蒔いた種。しかるに監獄の中でまた恋に落ち、娘に色目を使うということは、要するにちっとも反省してないのです。こういう展開だと、女優への恋、クレリアへの恋、表面上に違いが見えないのですね。もしクレリアと恋に落ちる前に、自分の軽率さと罪を悔いているシーンがあれば、彼は一人前の人間として生まれ変わった、そう観客は判断できるでしょう。ところが実際は逆で、クレリアへの愛は真実どころか、彼のために身を引こうとした彼女に対し、別の男と結婚するといって非難する。みんなが脱獄の協力をしているのに、彼女といたいから出たくないと駄々をこねる。結局ファブリスは自分勝手に生きているだけで、彼を愛する周囲の人間だけが、彼を助けるためにドタバタしているのです。ジェラール・フィリップ、そんな役目でいいのでしょうか。確かに色男なんですけど。 【円盤人】さん 4点(2004-10-18 00:35:14)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
5人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 1 | 20.00% |
 |
5 | 1 | 20.00% |
 |
6 | 0 | 0.00% |
 |
7 | 3 | 60.00% |
 |
8 | 0 | 0.00% |
 |
9 | 0 | 0.00% |
 |
10 | 0 | 0.00% |
 |
|
【その他点数情報】
|