みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.《ネタバレ》 かの方が製作総指揮と聞いていましたので覚悟して観ましたが 思ったよりも美化されておらず、どちらかと言えば反戦映画になっていた。 でも、んー、悪くはなかったが、いろいろまとまりのない作品だった。 焦点が大きすぎてどのエピソードもとっ散らかってしまって。 食堂のお話も有名ですし特攻隊の方々の悲哀も語らずともですが 欲張らずにもう少し上手にまとめられたらもっと良かったかも。 飛行シーンは製作年を考えると意外と違和感ない映像でした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-08 22:20:20) 7.《ネタバレ》 それぞれのエピソードは悪くないと思うのですが、やや話がとっちらかっている印象を受けました。既に他の映画でも使われているパーツもあるし、新しい作品を作るならそこはちょっと工夫して欲しいですね。 窪塚洋介は評価の分かれる俳優じゃないかと思うのですが、この映画ではなかなか良かったと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-05-16 15:51:38) 6.特攻の為出撃していく中、国民が土下座して見送る姿など、感動させられる場面は多々あったが、全体的にみると、ダラダラと話を伸ばし過ぎている。もうちょっと話を絞って、深く描いてほしかった。石原知事の次回作があるなら期待したい。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-05-11 01:25:45) 5.《ネタバレ》 石原慎太郎脚本、製作総指揮ということからなのか特攻賛美、戦争賛美という批判も聞かれるが、僕はそういう感想は持たなかった。むしろオールドスタイルな反戦映画の域を出ていないと感じた。あの石原慎太郎が関わっているのに、そう言う面では意外な、硫黄島二部作とは対極の情緒たっぷりな日本映画だった。 おそらく誰も石原に意見を言えなかったのだろうと想像するが、題材への思い入れはわかるが、それに溺れてしまっていて物語が整理されていない。あれもこれもと詰め込んだ結果、ひとりひとりの若者の生き様やトメとの交流が散漫になってしまっている。 もちろん多くの人物を群像劇としてたたみ掛けて描くという手法もあるが、本作はとてもそう言えるほど構成も練られていないし、エピソード間のつなぎ方、演出も雑。若年層を呼び込みたかったのか、誰が聴いたってミスマッチなB'zのテーマ曲を当ててくるところにもセンスの無さを感じて痛々しい。 元来日本人というのは大人しくてシャイで控えめだと思うのだが、役者の演技も舞台劇のように大仰で、ハイテンション。役者が段取りでしか動いていないという演出の詰めの甘い場面も多い。 戦闘シーンのVFXは硫黄島二部作にははるかに及ばないが、「男たちの大和」に比べれば格段の進歩が見られるし、時代考証も邦画だけにしっかりしている(と思う)。 返す返すも脚本、演出の稚拙さが目立つ残念な作品だった。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-11-09 19:56:02) 4.《ネタバレ》 作者は、タイトルに思いを込めているのだろうけど、なんか覚え難くありませんか。それだけ、どうでもよい作品でしたね。やはり、岸恵子はどうかな。田舎町の食堂のおばちゃんにはスマート過ぎて見えません。それから徳重君。印象の薄い人ですよね。まあ、あまり俳優のインパクトが強すぎると岸恵子みたいに嘘っぽくなるから、その意味では適役なのかも。筒井君の隼が離陸直後に失速して墜落するんだけど、あれは事故か、それとも覚悟の自殺なのか。この作品からの収穫は、特攻機は海軍のゼロ戦というイメージが変りました。特攻は陸軍もしていたんだ。だから、軍服も階級の呼び方も違うし、乗ってる飛行機は隼なんだ。もっとも、隼っていわれなければ、ゼロ戦と思ってみていたと思うんだけど。 【ジブラルタの星】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-30 12:33:06) 3.戦争がテーマなのである程度、覚悟して(いろいろな意味で後を引くことがあるので)映画館に足を運びましたが、抵抗なく鑑賞することができました。残念なのは中盤以降は「ちょっと、しつこいぞ!」と思わざるを得ない程にクドかったので、前半部分で感じた戦争という理不尽さやそれぞれが置かれた複雑な立場、心情に対する私なりの思いがすっかり冷めてしまいました。監督にはぜひ観る側を信じて、想像させるような展開・結末にしてほしかったです。しかしながら、窪塚くんが頑張っている姿を見れたので個人的には十分、満足点ですけど。 【うさぎの餅つき】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-07-23 17:05:07) 2.《ネタバレ》 「かつてはこんなに美しかった日本人~靖国神社で会おう!」が本当のタイトルではないかと思えるような内容。いくつか挿入される各特攻隊員のエピソードの一つ一つに背景などの深みがなく感情移入が困難だった反面、やたらと「英霊」賛美と「靖国」崇拝が鼻について仕方なかった。映画作品として割り切ってみれば、空襲や特攻場面が従来の日本映画よりリアルな仕上がりになっていることは評価できる。例えば、米艦隊の激しい弾幕の中を飛行し、標的に体当たりすることがいかに困難だったかなどはよく伝わってくる。このいわば映像資料にないビジュアルを再現し、観客に見せることの意義は大いにあると思う。逆に言えばそれ以外は全て中途半端な印象は否めない。強いて言えばエンドタイトルに出てくる当時の写真が、歴史の事実を雄弁に語り、一番胸に迫ってきたくらいだ。以下は個人的見解であることをあらかじめお断りしておく。「特攻」という世界に類例のない狂気的ともいえる作戦が生まれ、遂行できた背景のひとつに、国家神道をベースにした「七生報国」思想があり「神風神話」があり「靖国思想」があったことは否定できない。現代においても「靖国神社」に「英霊」が居るという思想を多くの人が信じているようであるが、良くも悪くもそれもひとつの「宗教」であり、あの時代の日本を支配した「宗教」と底流を同じくしていると私は考える。したがって私はこの作品が静かに主張していると思われる「靖国」賛美には、到底くみすることはできないし、近年の世界情勢のなかで自信と誇りをなくしつつある多くの日本人が、そのような思想に民族的アイデンティティーを求めだすことを危惧している一人である。私がこの作品を観て思ったことは、二度と、生命より国家を重んじるという、あのような時代をつくらない、という固い意志と行動こそが、かの数千名の愛すべき若者達(先輩たち)とそれを支えた人たちに報いる道だということである。「そのためにこそ」このような映画もつくられるべきだと思う。 【田吾作】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-05-27 02:10:31)(良:3票) 1.トメさん役に岸恵子というのはミスキャストだと思う。もう少し肝の据わった図太い女優さんがやっていたら、この作品が「トメさんの映画」だということがもっと印象に残ると思うんだけどな。全体的にインパクトの無い出来栄え。 【Keicy】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-05-22 01:03:37)
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