みんなのシネマレビュー

アンチクライスト

ANTICHRIST
2009年【デンマーク・独・仏・スウェーデン・伊・ポーランド】 上映時間:104分
ドラマホラーエロティック
[アンチクライスト]
新規登録(2010-12-19)【ポール婆宝勉(わいけー)】さん
タイトル情報更新(2014-10-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(2011-02-26)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督ラース・フォン・トリアー
キャストウィレム・デフォー(男優)
シャルロット・ゲンズブール(女優)
大塚芳忠夫(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕妻(日本語吹き替え版)
脚本ラース・フォン・トリアー
撮影アンソニー・ドッド・マントル
配給キングレコード
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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4.この監督は、女性という性が嫌いなんじゃないかな~。
自覚していないかもしれないけど、女性嫌悪というミソジニーに縛られているのがなんとな~く伝わってくることよ。

たとえ母親であろうと一個の人間である限り決して無私になれないのは当然なのにもかかわらず、無私になれない女性が子を見殺しにするのである=悪魔と同義である、と言いたいのではないの。もしそうならヒドイわ。

命を生み出す女、子にすべてを捧げきれない母、罪悪感から狂っていく女、自分を殺させるために男を追い詰める女、、、。男が対峙しなければならない女という性は、この監督に描かせるととても厄介で巨大な怪物のよう。
男ができる事は、せいぜい女の望みどおりに殺すことだけ。心理学もセラピーも理性も愛情すら、なーんの役にもたちはしないのだ。
命を終わらせることはできても命を産み出す事は出来ない男という性の限界までも、ちゃーんと描いているのはエライと思う。
でも何度も観たいと思う映画ではない。テーマが普遍的ではなく、監督個人の考えが前面に出過ぎているのがよくない。偏り過ぎなのだ。

映像が美しく衝撃シーンが結構あるので話題になるだろうし、深読みしようと思えばいくらでも深く勘違いできそうな話ではありますが…一回でいいや。
ただ役者さんたちの演技はすごかったです。特に妻役の女優さん。狂気に堕ちていく難しい役を大変上手に演じておりました。しかし、こーゆう役に金髪の女優さんを使わないのはなんでかな~?黒髪でないと凄みというか雰囲気が弱くなるからか、黒髪でないと悪魔と重ならないとかいう偏見からか。ちょっと気になったところです。 りりらっちさん [DVD(字幕)] 5点(2015-11-12 17:04:36)

3.《ネタバレ》 トリアーは演出家として役者の煽り方は毎回凄いと思う。この作品以外でも役者は皆とりつかれたかのような演技で観るものを圧倒します。この映画の主演2人も本当に鬼気迫る素晴らしい演技でした。ただあまり宗教的な部分を理解できていない自分としては、悪魔がどうとか森の中で異変を起こしていく過程と、息子を亡くした心情がシンクロして何故こうおかしくなっていくのかあまり繋がらなかったです。あと神とか悪魔とか人間の域を超越したテーマっぽいのに、突然生々しいセックス描写が出てきたり股間打ちつけたり性器切り取ったりする俗っぽい演出がこれでもかと入ってきた瞬間、ああ、良くも悪くもトリアーらしいなって残念な感じがしてしまって。ストーリーが難解だと言われていますが、鬱の時に作ったトリアー自体、そこまで明確なメッセージ持たずに作ったんじゃないかと思いました。点数つけるのものすごく難しいですけど、トリアーと予め理解して観たわけで、それなりに覚悟と期待をしてた自分の鑑賞後の気持ちでつけます。 まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 5点(2014-11-09 16:43:34)

2.《ネタバレ》 全部セックスがいかんのやー! エロスが悪いんやー!でもやめられない! 人間だもの!! っていう話??? うーん、全然分からないっす。
オープニングは美しかったです。エグい表現については、そこまででもなかったかなー。という印象。実際ものすんごいエグそうなシーンはあるんだけど、そこはガッツリ修正が入ってぼかしてあるので、実際にどんぐらい酷い事になっているのか分からない。あれだけ修正されちゃうと、海外で無修正版観た人と感じ方がまるで変わっちゃうと思うんだけど。でも、この作品ぼかしなしだったら、相当ヤバいか。悲鳴出るレベル。とりあえずデフォーさんのケツはいっぱい映るけど、チンコはAV以上にボカされてます。

内容の方はと言えば、なんかすごーく色々な解釈できそうな映画でもあるんだけど…。うーん難解。難解だけど、繰り返し見たい作品では絶対にないしなぁ。
この映画を見た後、しばらくインポになりそう。 すべからさん [映画館(吹替)] 5点(2011-03-26 21:40:59)

1.やばい。暴力、性描写も凄まじいのですが、それ以上にデヴィッド・リンチの映画か?と思うくらい難解な映画になっています。
同監督の「ダンサー~」は個人的に好きな作品ですが、これは好きになれません。
なぜかと言えば、この映画では女性を「悪しきもの」ととらえているから(少なくとも自分にはそうとしか思えなった)。
女性にとって、この映画には嫌悪感ばかりがつのると思います。
Wikipediaによると
「この映画を作った自己弁護と釈明をしてください」と質問され
「世界一の大物映画監督と自称する監督による、女性嫌いの最たる作品」と非難された
作品ですが、この映画を観るとそれはよくわかります。はっきり言って死ぬほど不愉快でした。
おすすめしたくはありませんが(特に前述の通り女性に)、
画は暴力的でもどこまでも美しいですし、
主演女優賞を受賞した「彼女」役のシャルロット・ゲンズブールの演技も凄まじいです。
生半可な気持ちで観ると、後悔するかもしれません。 ヒナタカさん [映画館(字幕)] 5点(2011-03-03 19:08:30)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 5.22点
000.00% line
115.56% line
200.00% line
3211.11% line
4211.11% line
5422.22% line
6527.78% line
7316.67% line
815.56% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人

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