みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
2.アイドル映画とは、ファン向けのプレゼントであると考えます。喩えるなら、父兄に送る園児・小学生の学芸会。仮にそれが稚拙なものだったとしても、文句を言う親はいません。大切なのは子供が一生懸命やっているかどうか。あと、いい役をもらっているかどうか(苦笑)。我が子を映したホームビデオを見返して、つくづく思います。これは親以外にとっては、全く興味の無い代物だろうと。アイドル映画の本質とは、こういうことかと。ファン以外が楽しもうとする事に無理がある。ただし商業映画でもある訳ですから、一般観客からの批評を回避する術はありません。学芸会だとしても、最低限のクオリティは必要です。そこで本作。ドラマではなく、ドキュメンタリー。いやインタビュー集でしょうか。親にとっては、普段の様子が窺え子の本音が聞ける分、学芸会より興味深いかもしれません。でもだからといって、アイドル映画の主流がドキュメンタリーになったら寂しい気がします。製作はドラマよりコスト安。それでいてファンのニーズは高い。イイコトずくめです。しかし、効率を追い求めると文化は廃れてしまいます。オモシロ・トンデモなアイドル映画の火を消さないで欲しいのです。『青春グラフティ スニーカーぶるーす』『プルメリアの伝説 天国のキッス』『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』。どうです?これら錚々たるアイドル映画が世に出なかったらと思うと…別に構いませんか。先代の国民的女性アイドルグループの映画はサッパリでしたが、その志は本作よりも高いと考えます。今やAKB48は押しも押されもせぬ国民的アイドルグループ。是非とも王道のアイドル映画にも挑戦して欲しいと思います。何なら『ピンチランナー』のリメイクでも。点数は映画の出来というより、大島優子の可愛いさに対して。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-12-30 17:57:00)(良:1票) 1. っツー事で一番乗り。 や-…観て来た、が…これは映画なのか?…かと言って純然たるドキュメンタリーでもなく、作意(敢て作為とは書かないが)もヒシヒシと感じた不思議感覚ムービに仕上がってる。 まず、俺様ちゃん自身がドキュメンタリーで一番観たいのは残酷なほどの真実だったりする。 それが出来ないならばドキュメンタリーと言ってはいけない。 一応、俺様ちゃんはAKBファンであるが観たいのは創作としての「エンターテインメントのAKB」か真実の「ドキュメンタリーのAKB」だ。 ヤコペッティのように誇張したり、フェイクでもドキュメンタリーとして面白ければ許せるんだが…。 無論ファンも楽しめる事は前提だが本作はAKB人気を利用し、内輪ウケすら許容させようとした意図がミエミエで萎えた。 もっと致命的な事を言えば「新しいモノを見た気がしない」って事…要は驚きは何処にも無かったって事実。 …今までを振り返って自身を語る……AKBはそれほどの大物でもないし年月も積み上げてないだろう。 何よりもドキュメンタリーってのは周囲のスタッフや他人が語るから真実味が出る。 それを本人らがそれぞれのメンバーを褒めたり伝説化するってのはどうなのよ? …もっとも彼女らは製作者じゃないのは勿論、ディレクターも編集もしてないのは分かり切っている事。 ならば製作陣の大人たちが勘違いしているか、客観的に物事の絵面を見れないバカなんだろうと思う。 何よりも音響が最悪だった。 元々の活動拠点(今回のメイン舞台)となる劇場がマイナーな感じなのに、音も悪いから深夜TVのショーパブドキュメントでも見せられてる気になる。 って事でAKBの素材(彼女ら)に責任果たした5点献上。製作物としてスタッフ反省の0点。 【個人的蛇足】今回、AKBメンバーには罪はなく本来は魅力的な集団です。 彼女らのヒストリー、個々の絡み合いなどを知ると群像劇の様相を呈して目が離せなくなるほど超素敵です。 なので本作を観て幻滅した人がいたなら間違いです。 もし興味があり、機会に恵まれれば彼女らの一連のPVを視聴ください。 その歌詞と映像を目で追い、観たあとに1分でも良いから自らの青春を掘り起こしてください。 何かに一生懸命だった、損得抜きに熱いモノを追いかけていた童貞の頃の気持ちを思い出させてくれます。 【映画の奴隷】さん [映画館(邦画)] 5点(2011-01-23 01:52:48)
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