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刑事コロンボ/構想の死角<TVM>

Columbo: Murder by the Book
1971年【米】 上映時間:76分
サスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー刑事もの
[ケイジコロンボコウソウノシカク]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-22)【イニシャルK】さん


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監督スティーヴン・スピルバーグ
助監督ラルフ・フェリン
演出左近允洋(日本語吹き替え版)
伊達康将(日本語吹き替え版追加録音)
キャストピーター・フォーク(男優)コロンボ
ジャック・キャシディ(男優)ケン・フランクリン
マーティン・ミルナー(男優)ジム・フェリス
ローズマリー・フォーサイス(女優)ジョアンナ・フェリス
バーバラ・コルビー(女優)リリー・ラ・サンカ(雑貨屋の女主人)
リネット・メッティ(女優)グロリア(取材インタビュアー)
ヘイヴン・アール・ヘイリー(男優)取材カメラマン
バーニー・クビー(男優)マイク・タッカー(保険会社社員)
ホーク・ハウエル(男優)警官(雑貨屋で記者団の応対をする)
マーク・ラッセル〔男優・1933年生〕(男優)警官(ノンクレジット)
アニトラ・フォード(女優)ケンのガールフレンド(劇場で)
マーシア・ウォレス(女優)(クレジットのみ)
小池朝雄コロンボ(日本語吹き替え版)
田口計ケン・フランクリン(日本語吹き替え版)
堀勝之祐ジム・フェリス(日本語吹き替え版)
寺島幹夫刑事(日本語吹き替え版)
緑川稔警官(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
城山堅(日本語吹き替え版)
高村章子(日本語吹き替え版)
原作リチャード・レヴィンソン(キャラクター創造)
ウィリアム・リンク(キャラクター創造)
脚本スティーヴン・ボチコ
音楽ビリー・ゴールデンバーグ
ジェームズ・D・ヤング(音楽編集)(ノンクレジット)
撮影ラッセル・メティ
製作リチャード・レヴィンソン
ウィリアム・リンク
ロバート・F・オニール(製作補)
制作東北新社(日本語版制作【追加録音】)
美術リチャード・フリーマン〔美術〕
アーチー・J・ベーコン(美術監督)
衣装バートン・ミラー
編集ジョン・カウフマン・Jr.
録音デヴィッド・H・モリアーティ
字幕翻訳岸田恵子
日本語翻訳岸田恵子(追加翻訳)
スタントフービー・カーンズ・Jr.(ノンクレジット)
その他スティーヴ・ジョンソン〔カラリスト〕(ノンクレジット)カラリスト
ヘンリー・クライン(ユニット・マネージャー)
あらすじ
ベストセラーのミステリー小説「ミセス・メルヴィル」シリーズの作者は、フェリス(マーティン・ミルナー)とフランクリン(ジャック・キャシディ)のコンビ作家。ところが執筆しているのはフェリスだけで、フランクリンは広報担当。フランクリンはシリーズをやめたいと言い出したフェリスを殺害、電話トリックで完璧なアリバイを用意するが、コロンボ警部(ピーター・フォーク)が彼を追い詰めていく。若き日のスティーブン・スピルバーグが監督を担当。歴代最高傑作との評価も高い。

円盤人】さん(2004-11-25)
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【クチコミ・感想(5点検索)】

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11.《ネタバレ》 人気ミステリーシリーズを共同執筆している作家の仲間割れ殺人だが、スピルバーグ監督を起用したのにこのシリーズにしては出来が今ひとつ。
犯人の追い詰め方がいつもより鋭さとしつこさに欠けるためか、コロンボの存在感がなんとなく薄い。
タイプで打って引き出しに入れられた紙が四つ折りになっていたこと、死体を見つけて慌てているはずなのに手紙を開封していたことに引っかかったのは良かったが、それ以外が物足りない。
ラストは証拠もないのに犯人の自白で、消化不良の幕切れ。
コロンボは意図的に第一の犯行手口をフェリスのアイデアとして褒め、第二の犯行手口をフランクリンのものとして酷評。
共同執筆で唯一フランクリンが考え出したアイデアというコンプレックスをついたとはいえ、それで自白するのはあまりにも子供っぽくて不自然。
強請ろうとして殺された雑貨屋のおばさんのキャラは妙にリアルでよかった。
シリーズ化されて一作目だが、パイロット版の前二作のほうがこのシリーズの面白さがしっかり出ている。 飛鳥さん [DVD(吹替)] 5点(2013-10-16 20:10:59)(良:1票)

10.《ネタバレ》 若き日のスティーブン・スピルバーグ監督が手がけたことで知られる「刑事コロンボ」の一篇。推理作家を犯人としているだけあってトリックが巧妙で、前半はかなり面白かったのだが、ラストで犯人があっさりと犯行を自白しただけで決定的な証拠もないまま逮捕されてしまう展開はかなり物足りなく、ミステリードラマの結末としても弱い。もっとちゃんとコロンボと犯人の対決を描いたほうが面白かっただろう。またこのラストの犯人の自白のせいで、前半に殺された被害者(犯人とコンビで推理小説のシリーズを書いている相棒。そういえば小説ではないが、このシリーズも二人の人間によって生み出されている。)も自分がメモに書いたことくらいおぼえておけよと突っ込みを入れたくなってしまったし、後半の脚本ははっきりいってお粗末。スピルバーグ監督のきをてらったような演出は彼らしいとは思うが、作品としては凡作の域で、スピルバーグ初期の作品というネームバリューがなければ、シリーズ最高傑作などという冠はつかなかったのではないかと思う。(このシリーズまだそんなに見たわけではないが。)同時期のスピルバーグ監督の低予算のテレビ作品である「激突!」は、他国では劇場公開もされるほどの大傑作で、彼の映画の中でいちばん面白いと思っている作品なのだが、本作はあれと比べるまでもない出来であることは言うまでもない。 イニシャルKさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-31 01:03:04)

9.《ネタバレ》 このラスト、やっぱりダメでしょう。この犯人は異常にプライドが高く、自分ではすぐれたトリックを考えられないと言われた結果、「あれは自分が考えた、だからすべてわかっている」と答えてボロを出したとされていますが、あらかじめそうした知識を以て見ても、そんな人物には思えません。なのでこちらはなにがどうなったのか理解できず、鳩が豆鉄砲を食ったようキョトンとするだけです。これはシナリオが悪いのか、演出が悪いのか、おそらく両方でしょう。あと、マフィアに罪をなすりつけるのに、嬉々として自分から説明していては、かえって怪しまれるというものでしょう。こんなに駆け引きが下手でよく交渉係が務まったと感心します。犯人のフランクリンに関しては破綻が多いし、魅力も感じられません。スピルバーグの演出は、アップを多用したり光を使ったりと、画作りは面白いのですが、すでに述べたように人物造形はうまくいっていないようです。第1の事件のトリック自体はいいのですが。 アングロファイルさん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-26 20:41:12)

8.《ネタバレ》 悪い作品ではないと思いますが、なんといっても最後が弱すぎると思います。決定的な証拠を突きつけて観念させるのではなく、犯人のプライドを操作して自白っていうのはちょっとねぇ・・・。それまではかなり面白かったのに、ラストがああいう内容だなんて、脚本、前半はジムのような人が、ラストはケン・フランクリン先生のような人が書いたのかな? ramoさん [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-25 00:31:24)

7.ピーター・フォーク追悼特集で見ました。世間の評は、スピルバーグバイアスがかかってんじゃないのか? と思ってしまいました。まぁ、面白くなくはないんですが、ラストがねぇ・・・。しかし、被害者も、相棒の唯一の使えるネタと同じ手口、忘れるとは思えないのに、簡単に乗っちゃうもんかねェ? 猜疑心の強い私にはちょっとあり得ない展開。そもそも、口八丁なだけのゼンゼン使えないヤツとコンビを組むこと事態が謎。プロデューサー能力があるとはいえ、キッチリ役割分担されていた様子もなし。そこのいきさつが分からないから、被害者がただただお人好しのもの書きバカにしか思えず・・・。雑貨店のオバチャンは、普通に喋っても歯茎が3センチくらい出てて怖かったし。コロンボの魅力もイマイチ描ききれていないような・・・。パイロット版の方がゼンゼン良かったですね。初回がこれで、よくシリーズが成功したものです。まあ、この後、数々の名作が生み出されたのですから、文句はこれくらいにしておきますか。ごちそうすると言いながら、しっかりホットドッグの領収書をもらうところは、警部らしかったかな。彼の命日が私の誕生日でありました。きっと、これから、私は毎年、誕生日を迎える度に、ピーター・フォークを心の中でそっと偲ぶことになるでしょう。どうぞ安らかにお眠りを。 すねこすりさん [地上波(吹替)] 5点(2011-07-08 00:16:55)

6.《ネタバレ》 観終わった後のエンドロールで初めて知ったのだけれど、この作品がスピルバーグ演出というのはなんだか腑に落ちない。
コロンボらしい犯人像で、コロンボらしい展開なんだけど、犯人を追い込むラストがどうも拍子抜けだ。殺害トリックのネタとなったメモ程度で、あの場合自白に追い込めるだろうか?あのメモ自体がコロンボの仕掛けだとか、あの殺害トリックは作者しか知らないとかという設定であれば、まだ納得できる。が、トリック自体本当に犯人自身が考えたもので、あのメモがどれほどの物証になるというのだろう。
そもそも、あれほどのトリックが考えつくのならば、作家としての才能も充分あったのではないか。 鉄腕麗人さん [DVD(吹替)] 5点(2005-11-13 16:56:03)

5.これは、根本から作品選びが外れていた。
私は<刑事コロンボ>は見ない。
よってこれが、スピルバーグ初監督作ということで見たのだ。
なぜ見ないというと・・
最初から犯人のわかるサスペンスがだめなのだ。
いかにコロンボがそれを解いていくかが楽しみらしいのだが、
長編で凝りまくった<セブン>などでなく、
このてのTVシリーズが私はだめ。
あら捜しをしているようでくどいし、推理の楽しみがない。
あったとしても、あとからこじつけた推理みたいで、
なんか(セールスマンの揚げ足取り)に感じる。

その見方が唯一捨てられたのが冒頭の、ライターなどの小物を
紙芝居のように写す手段。これは、ヒッチコックみたい。
でも長続きはしなくて、やはりコロンボシリーズになる。

トビー・フーパーのTV映画も見たとき思ったが、
映画監督もTV映画では無難な撮りかたである。
当たり前か。コロンボで、いきなりわけのわからない
カメラワーク期待した私は、正当評価できませんでした(苦笑)

抱き合わせのもう一本は、<指輪の爪あと>だが、
評価が高いにもかかわらず見ずに返却。
このシリーズが好きか嫌いかだわね。

アルメイダさん 5点(2004-04-01 07:50:20)

4.最後がちょっと拍子抜け。スピルバーグだったのは初耳。 北海道日本ハム優勝さん 5点(2003-12-30 10:04:41)

3.スピルバーグが監督という事で、そんな目でみれば他のコロンボと画面の雰囲気が違う。それぞれのキャラクターがキャスティングの上ではっきりしすぎていて・・・特にお店のママさんは”そんな奴おらんやろー”とつっこんでしまった。もっとさり気ない人物が咄嗟にやった出来事のつじつま合わせって感じが好き デイリーさん 5点(2003-12-09 13:40:57)

2.犯人の最後の捨て台詞がなんともいえない余韻を残す。 あろえりーなさん 5点(2002-11-24 21:14:26)

1.冒頭の、犯人がライター(だったっけ?)を現場に忘れ、それがアップになるシーン。てっきりそれが後の推理の手がかりになるのかと思いきや…。見事に裏切られた!この「コロンボ」はおもろいぞ!?と思いきやスピルバーグでしたか! Takuyaさん 5点(2002-03-10 03:06:43)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 44人
平均点数 5.77点
000.00% line
100.00% line
212.27% line
312.27% line
449.09% line
51125.00% line
61534.09% line
7818.18% line
849.09% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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