みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.《ネタバレ》 まず主演二人の釣り合いがとれてない。姉弟しか見えません。話はまあSFなんでしょうが、最後は恐竜アドベンチャーっぽくなります。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-09-17 21:19:14) 7.《ネタバレ》 映画の虚構性を模索する黒沢清監督が、虚構的な世界が登場するこの原作の映画を撮るとゆうのは、まさにピッタリで、当然、意識下の仮想世界は監督の独壇場になる。前半のホラー調、後半のモンスターパニック映画調、どちらも中々楽しめた。物語もこの監督にしては、わかりやすい語り口だと思う。ただ、脚本自体は一種ありがちで、先の展開もなんとなく読めちゃうのが、ちょっと残念。最後のオチは、色々、深読みもできるので、何が虚構で、何が現実かを見終わった後に考えるのもおもしろいかもしれない。最後のセリフ、目覚める部屋の風景、センシングの部屋の風の表現、水浸しの部屋、昏睡の原因など色んな所にフクミがもたせてあるみたいで、人によっては探求したくなる映画でもあるかな。主人公が意識の中を探求するかのように。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-06-29 17:53:48) 6.《ネタバレ》 安直なストーリー展開だと思うけど、佐藤健、綾瀬はるか、中谷美紀等の俳優陣のがんばりとCGの出来栄えの良さでなんとか及第点といったところでしょうか? どうでも良いことですが、首長竜って魚食性だったんですね(海に住む草食恐竜をイメージしていたのだが・・・)。ならば、他の動物(人間)を襲っても不思議はないか・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-16 03:13:33) 5.《ネタバレ》 「HAL」にもちょっと似てるし、綾瀬はるかは「サイボーグ」のキャラに似てるし、難しいテーマでしょうなあと思うが、それ以上はあまり伝わってこなかったです。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 5点(2014-07-24 15:43:38) 4.《ネタバレ》 好きなタイプの映画ですが、主役二人の甘ったるさが映画の緊迫感を損ねているような気がした。冷たく不気味な雰囲気が演出の意図だと思うが、CGのような頭の中の人物も滑稽にしか見えなかった。話の中盤、実は二人の立場が逆だったタネあかしがあるが、それならば序盤の中谷美紀とのやり取りは何なのか疑問が残る。それとラストはもうちょっと短く編集しても良かったのでは。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-05-06 13:11:03) 3.《ネタバレ》 相変わらず綾瀬はるかは魅力のある女優さんで、作品が映えますね。肝心のストーリーですが、どこか単調で主軸の反転は強引。佐藤健が漫画家というのは、ネタばらしの前になんとなく気づいている人は多かったのでは。そういう手法が必要だったのか疑問が残ります。首長竜自体は綺麗なCGでしたが、急にハリウッド張りのアクション映画に切り替わり、置いてきぼりをくらった人も多いでしょう。そこそこ上映時間も長いので、ストーリーに入り込めなかった人は、退屈。私はなんとか最後まで集中できましたが、鑑賞後特に残るものはなかったですね。目覚めてからの世界を少し描いてくれた方がスッキリしたかも知れません。 【マーク・ハント】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-25 10:27:18) 2.《ネタバレ》 原作未読。むしろ目的はエンディングというだいぶ不純な目的で観賞。 見終わったあとの感想ですが、正直「う~む…」。 ミステリーだったのか?SFホラー→モンスターパニック?というイメージ。貞子3Dを見終わった後と同じイメージでした。 展開としては人の意識に入り込んで謎を紐解いていくという、昔からよくあるダイブ物。 そこをどんでん返しするなら「実は現実と思っている世界が虚像だった」なのかな?と思っていたらまさかのその通りの展開。 そこはまだいいのですが、とにかく肝心のキーワード「首長竜」が唐突すぎでした。 完全なる首長竜の日…であるなら不完全な首長竜を見せておいてくれないといけないのではないでしょうか? そもそもなんで首長竜?と思っていたらいきなり出てきたネックレス。そこは前振りしておいてくれないと…。 役者さんの演技は見応えありました。 不思議な空間や恐怖にひきつった表情、家族間の微妙な距離とか非常に伝わって来ました。 そして何より最後の最後に出てきた首長竜。邦画にしては珍しく「まともに見れるCG」で感動すらしました。 でも、それだけなんだよなぁ…色々もったいなく思った作品。 【HIGE】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-06-19 12:14:12) 1.原作と全然違います。 原作小説と映画の違うところを範囲で書き出すと、こんな感じになります。 ・主要人物の2人は原作では姉弟だったが、映画では恋人になっている ・主役は原作では「敦美」だったが、映画では「浩市」になっている ・原作の重要人物だった「仲野泰子」が映画には登場しない。他にもキャラの改変が多い。 ・原作で引用として用いられた胡蝶の夢や、J・D・サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」の話題は映画には出てこない ・作中に起こる悲劇の内容が違う ・「完全なる首長竜」が描かれた理由も違う ・どんでんがしの内容も異なる ・クライマックスも全く違う ・ホラー演出もほぼ映画オリジナル 共通しているのは相手の意識の中に入るという「センシング」という機器の概念、首長竜というモチーフ、ヒロインの敦美が漫画家という設定くらいのもんでしょうか。 ここまで原作と乖離があるのも、なかなか類を見ません。 黒沢清監督(脚本も兼任)は原作をそのまま映像化することに難しさを感じ、途方に暮れた末に大幅な改変をする決断をしたそうです。 原作者もこれに快諾されたようですが、原作の骨組みだけを残し重要な要素も改変してしまったこの映画は、原作のファンにとっては賛否両論のことでしょう。 原作と映画を見比べて違いを楽しむのも一興かもしれません。 そして出来上がったのは、もはや黒沢清監督の独壇場と言える映画作品でした。 本作には監督ならではのホラー演出が満載なのです。 いつの間にか恐怖の存在が画面に映り込み、世界が侵食されていくような感覚を得ます。 これは同監督の「回路」を思い出されるもので、見ごたえがありました。 原作にもホラー要素はわずかながらにもあるのですが、本作にある恐怖演出はほとんど映画オリジナルです。 明らかに黒沢清監督は好き勝手やっていますが、そこが映画の魅力になっているのだから、なんとも複雑な気持ちになります。 しかしクライマックスのつまらなさは想像を絶する勢いでした。無理に娯楽映画っぽくしなくてもいいのに・・・ 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-06-03 22:40:10)
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