みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
3.なんか、ものすごい長安の街のセットを作っての撮影らしいのだけど、ごめん、CGの印象ばかりが残ってます。ってか、実写なのかも知れない部分までCGに見えてしまうのは、やっぱりそれはCGなのか、それともCG並みに完成度が高いセットなのか(笑)。 かつてこの街に阿倍仲麻呂がいたんだ、などと空海が思ったのかどうか、そういう空想は確かにこの作品のとても面白い点、ではあるのですが、それならそれで、現在パートと過去パートを、もう少しうまく描き分ける演出に欲しかった・・・同じようにCG連発で、全編通じて平板な印象。 【鱗歌】さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-02-27 12:03:43) 2.《ネタバレ》 原作の夢枕獏作 沙門空海唐の国にて鬼と宴す は、私は小説の中では一番だと思っています。映画化を期待していました。 さて、映画の評価ですが、空海や、楊貴妃、安史の乱を事前に知っておかないと、この映画は理解できないと思うんです。 それに空海の人物像がしょぼすぎる。人間としての貫禄がないんです。 当の渡るときの嵐のシーンでも、原作の空海はひょうひょうとした大人物として描かれますが、映画では命を惜しむ小心者として描かれています。 日本史上No.1の天才である空海が、楊貴妃伝説の謎を解き、関係者を苦しみから解放するというのがこの原作のいいところなのですが、 中国人監督には、空海の偉大さを知らないわけなので、このあたりの面白さを描くことができず、結局のところ映像美のみに走った感じです。 歴史を知る日本人の手で、もう一度映画化してほしいです。 【ビアンキ】さん [映画館(吹替)] 5点(2018-03-02 22:33:43) 1.《ネタバレ》 久々のチェン・カイコーという事で、スタティックで審美的な画面が来るかと思いきや、 絢爛豪華なCGで粉飾された舞台をカメラは目まぐるしく動きまくってまるで落ち着かない。 人物間をやたらに回り込むわ、ところどころ違和感のあるカット繋ぎもあるわで、特に前半は構図の意識があるのかどうかも 疑わしい。 『キャットピープル』なども意識したかどうか、黒い影で表現される猫のショットが怪奇ムード満点でいいのと、 空海らがアクティブに動き回って謎解きしていくというのがいい。 【ユーカラ】さん [映画館(吹替)] 5点(2018-02-28 21:53:48)
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