みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
5.《ネタバレ》 シナリオは歌舞伎「勧進帳」そのものだし、セットもロケも極めて少ない場面数で、第二次大戦の最末期に作られた作品だけに、予算も少なく、娯楽要素を大きくすることも出来なかったことが伺われる。 わずかに「強力」の役回りにコメディータッチを加えることが黒澤らしさとも言えなくはないが、そこに人気喜劇役者榎本健一を配しているところも、体制に気を使い、慰安として許されるような映画作りをしなければならなかったのではないかと思われる。 黒澤監督の歴史を語る上で見ておくべき作品だとは思うが、背景を一切考慮せずに作品として評価すると、当時の並みレベルのもの、今の時代では面白くない映画、というしかない。 【nobo7】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-05 00:47:50) 4.この映画が作られた当時の知識が無いと(当時の名優達や時代背景など)、本当の面白さは分からない映画だと思います。自分は単純に黒澤映画が好きで辿っていく過程の一作品として何の知識も無く観たので、面白かったというより、良い勉強になった というのが正直なところです。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-19 16:29:35) 3.《ネタバレ》 この話は知っていたので、特にこれと言うほどのものではありませんでした。戦後間もなく作られた作品だが、どういう意図があったのだろうか。表面的に観れば、臨機応変、忠誠心などがあるが、いまいちピンとこなかった。それとこの映画は字幕ありで観ることをお勧めする。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-23 10:21:35) 2.源義経一行が山伏に扮して関所を越える、ただそれだけのお話。関所での弁慶と富樫のやり取りを除けば、特に大きな見せ場もないごく普通の作品かと。というかある意味一番印象的だったのはタイトルの下にある「1945年9月製作」の文字。製作に関わった人々は、いったいどんな思いでこの映画を作ったんでしょうね。 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-05 11:41:52) 1.歌舞伎は衣装からセリフまで全ておきまりがあるので、演じる役者を見るという楽しみ方をする。これは映画なのでそこまで定型ではないが、エノケンの表情や存在が際だって面白い。戦後で映画を作るにも検閲とかいろいろ制約があって、題材にも苦労したんでしょうか。伝統芸能というんで無難なところで作ったのだろうと思います。 【キリコ】さん 5点(2003-08-29 14:55:29)
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