みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
3.《ネタバレ》 平成の今、台頭する女性監督たちの瑞々しい女性映画を多く鑑賞した後では 本作は凡庸な作品としか感じられない。 しかし3.11を経験する前の、不況で騒然としていた日本を思い出した。 まだSNSもない頃、自分も将来の見えぬ自分を客観視してたような頃である。 自分探しのフリーターが多かった。 本作の若者は、今どこで何をしているのだろうか? ミニスカートに寄り過ぎのカメラの前では、不自然な表情になっても仕方がなかろうとは 思うが、彼女らの硬い表情に、ふとそんなことを考えた。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2018-05-24 23:01:32) 2.まあ一言で言えば「駄作」でしょう。 いい線つこうとして、センスが足りず、失敗した感じ。 せめて映像だけでも見るべきものがあれば良いが、それもなし。 かといって、幻想的な世界を描ききることなく、現実世界と行ったりきたり。 そんな居所のない不安定な心情を描きたかったのだろうが、単に中途半端で終わっている。 ただし、あるものに執着している変態的エロス目的の方は必見?! 直接的な性描写は全くないが、ある意味それよりエロス漂う変態的な作品だ。 っていうか、それだけしか見所がないような・・・ 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-11-17 23:08:43) 1.「こんにちは」ってライフルを突きつける不毛。小津監督の「おはよう」と対照的な挨拶の無効性。結構いいところついてると思う。でも、題名から想像していたとおり、のめりこみ文学の感覚が強く出ている。だからそういう文学が好きな人でないと、単なる変態映画(たしかに女子高生の描写はよからぬ意図を感じるが…)に見えるかもしれない。でもこの映画は「全ての風景やできごとが色あせて見える」人のための映画。自分との対話を執拗に繰り返している人のための映画。万人向きではない。だから本当はミニスカートをみても、それをちょっと遠くに感じてしまうような人がこの映画を見るべきなのだろう。「映像がチープ」という向きもあるかもしれないが、その批判は当らない。世界が色あせてるのに「世界がリッチ」に現前してくるはずがない。世界が「チープ」にしか感じれない人のための映画なのだから。 【wunderlich】さん 5点(2004-11-12 16:49:21)
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