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ワイルド・パーティー(1970)

Beyond the Valley Of The Dolls
1970年【米】 上映時間:110分
ドラマサスペンス青春ものエロティックバイオレンス
[ワイルドパーティー]
新規登録(2003-10-16)【モートルの玉】さん
タイトル情報更新(2019-07-13)【S&S】さん
公開開始日(1970-11-14)


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監督ラス・メイヤー
キャストドリー・リード(女優)ケリー・マクナマラ
シンシア・マイヤーズ[女優](女優)ケイシー・アンダーソン
マーシア・マクブルーム(女優)ペトロネラ「ペット」ダンフォース
フィリス・デイヴィス[女優](女優)スーザン・レイク
マイケル・ブロジェット(男優)ランス・ロック
チャールズ・ネイピア(男優)バクスター・ウルフ
パム・グリアー(女優)パーティの客
ラス・メイヤー(男優)(ノンクレジット)
原作ラス・メイヤー(原案)
ロジャー・エバート(原案)
脚本ロジャー・エバート
撮影フレッド・J・コーネカンプ
製作ラス・メイヤー
20世紀フォックス
チャールズ・ネイピア製作補(ノン・クレジット)
配給20世紀フォックス
美術ジャック・マーティン・スミス(美術監督)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
スチュアート・A・リース(セット装飾)
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2.《ネタバレ》 倒産寸前だった20世紀フォックスがやけくそになってラス・メイヤーを招聘した、フォックスの歴史に残る怪作です。同じころ日本でも倒産間際の大映が渥美マリで軟体動物シリーズを年間6本製作したのと同じようなもので、貧すれば洋の東西を問わず考えることは一緒ってわけです。考えてみると、これは東宝がピンク映画の監督を引っ張って来てお色気映画を撮らせたとゆうようなお話しですから、その衝撃はいかほどだったんでしょうか。また脚本を書いたのが若き日のロジャー・エバート、そうです、後にピュリッツァー賞を受賞したアメリカでもっとも有名な映画批評家ですよ。 フォックス自体は『哀愁の花びら』(アメリカ映画史上もっとも陳腐なメロドラマという称号が与えられています)の続編を撮れと命じたそうですが、出来上がってみると何の関係もないお話しになってしまって原作者のジャクリーン・スザンから大クレームが来て、冒頭の珍妙なテロップが流れる羽目になったそうです。監督がラス・メイヤーですから10分ごとに巨乳か巨尻が画面に登場し、さすが巨乳映画の巨匠と称えられただけのことはあります。おまけにホモ・レズ・SM・ドラッグとなんでもござれ、出てこないのは近親相姦ぐらいのものです。でも音楽とシーンのつなぎだけはセンスが抜群で、メイヤーはただのエロ監督ではなかったみたいです。たしかに『哀愁の花びら』とリンクしているなと感じさせてくれるのは三人のヒロインとその恋人たちに次々と襲いかかる不幸の連続で、これにはもう笑うしかありません。ところがラスト20分になると突然の流血の大惨劇が始まり、正直わけが判らなくなります。長剣で男の首をギロチン・カットする場面まであり、そこに20世紀フォックスのファンファーレを被せる荒業、フォックスがよく許したものです。 ラストに流れるあたかも「こんな不道徳極まりない映画をお見せして申し訳ない」と言っているようなわざとらしいナレーションと強引なハッピーエンド、バカバカしすぎてかえって爆笑です。ここまで来ると、単なるおバカ映画と切り捨てるには忍びないテイストさえ感じてしまう自分でした。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-06 22:04:40)

1.わけわかんないけど、人生が凝縮されたような一夜でした。ストロベリーアラームクロック等の音楽がとにかく良い。サイケデリックな映画がとりたかったんだろうなー。 すべからさん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-26 18:20:33)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 4.33点
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