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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 本作は日中国交正常化10周年記念作品であり、初めての日中合作映画だという。パンフレットを読むと当時すでに、南京大虐殺の教科書記述をめぐって日中で揉めていたようでもある。
ちょっと日本軍が悪く描かれすぎなきらいはあるが、不幸な戦の歴史を乗り越え、そんな出来事の前に打った碁の続きをソラで始める二人の姿が、両国の進むべき道筋という意味を込めて感動的に描かれている。
と、解釈しておくが、ちょっと引っ掛かかる事がある。
両国棋士の孫娘(つかさちゃん!)が最後に中国人棋士に言ったセリフ「碁の事ばかり考えて世の動きなんか考えなかったんじゃないの?」が痛く突き刺さるのだ。
この娘は両国の血を引いた、どちらにも偏らない立場の、いわば日中親善の象徴的存在。その娘が「本当の悲劇の原因はあなた方の『我』ではないのか?」と問いかけるのは、なかなか巧い構造だと思う。
島の領有をめぐって、ゴタゴタが絶えない昨今、「あんな所に来る漁船など護衛艦出して沈めてしまえ」なんて思ってしまう私だが、偶にはこういう映画を見て、相手側の気持ちを考えてみるのも良いのかもしれない。 【Tolbie】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2013-05-01 19:05:52)
1.《ネタバレ》 骨は単純な話だが、時系列をうまく操作することによって、登場人物が少ない割にはなかなか壮大な規模の物語を現出することに成功している。ただし、戦中に中国で再会する場面は、文脈からいって必要だったかどうか疑問があるし、三田佳子の過剰演技は何となく浮いていると思う。 【Olias】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-09-04 22:12:36)
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【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.88点 |
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3 | 1 | 12.50% |
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4 | 0 | 0.00% |
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6 | 2 | 25.00% |
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7 | 2 | 25.00% |
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8 | 1 | 12.50% |
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9 | 2 | 25.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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