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キングダム/見えざる敵

The Kingdom
2007年【米・独】 上映時間:110分
アクションドラマサスペンス
[キングダムミエザルテキ]
新規登録(2007-10-03)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2016-12-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-10-13)


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監督ピーター・バーグ
キャストジェイミー・フォックス(男優)ロナルド・フルーリー
クリス・クーパー(男優)グラント・サイクス
ジェニファー・ガーナー(女優)ジャネット・メイズ
ジェイソン・ベイトマン(男優)アダム・リーヴィット
アシュラフ・バルフム(男優)アル・ガージー大佐
アリ・スリマン(男優)ハイサム警察軍曹
ジェレミー・ピヴェン(男優)デイモン・シュミット
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)ジェームズ・グレイスFBI長官
ティム・マッグロウ(男優)アーロン・ジャクソン
カイル・チャンドラー(男優)フランシス・マナー
フランシス・フィッシャー(女優)エレイン・フラワーズ
ダニー・ヒューストン(男優)ギデオン・ヤング司法長官
アシュレイ・スコット(女優)ジャニーン
高木渉ロナルド・フルーリー(日本語吹き替え版)
菅生隆之グラント・サイクス(日本語吹き替え版)
安藤麻吹ジャネット・メイズ(日本語吹き替え版)
大川透アダム・リーヴィット(日本語吹き替え版)
村治学アル・ガージー大佐(日本語吹き替え版)
脚本マシュー・マイケル・カーナハン
音楽ダニー・エルフマン
撮影マウロ・フィオーレ
ラリー・ブランフォード(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
製作マイケル・マン
ピーター・バーグ
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮スティーヴン・P・シータ
配給UIP
特撮リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
ヘアメイクディーン・ジョーンズ[メイク](ノンクレジット)
編集コルビー・パーカー・Jr
スタントJ・アーミン・ガルザ二世
ダグ・コールマン
ジャック・カーペンター
ゾーイ・ベル
その他スティーヴン・P・シータ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
ピート・アンソニー(指揮)
あらすじ
サウジアラビアの外国人居住区。のどかな休日のソフトボール大会が突如テロによる惨劇の場と化す。事件に捜査官が巻き込まれたことから強引に現地に乗り込むFBI。彼らは優れた捜査能力と折衝力を武器に、テロ実行犯に迫っていく。米国対イスラム圏テロ組織という構図を決して米国の正義のみに偏ることなく描ききった衝撃のアクション大作。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2008-08-04)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(6点検索)】

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22.《ネタバレ》 “The Kingdom”『王国』。…なんだけど、自然界を三大区分(動物界、植物界、鉱物界)した『界』という意味があるんだと。
アメリカとイスラム。どっちが偉いとか、どっちが正しいとかでなく、お互いに交われない存在って意味なんだろうなぁ。
アメリカとサウジの関係を綺麗にまとめたオープニングが秀逸。情報量が多いから何度も見返したくなるけど、センス良い。

お気軽な戦闘アクション映画だと思っていたら、事件勃発がエゲツナイ。無抵抗で非武装の市民を標的にするなんて、観ていて気持ちの良いものではないわ。攻撃第2段もまたエゲツナく、被害の大きさ&観ている私の犯人への怒りがデカくて効果絶大。首謀者アブ・ハムザが安全なビルの屋上で一連の事件の経緯を孫に見せるのも、私達と彼らイスラムの住む世界の違いを感じさせる。

映画だから主人公側に感情移入するように創られているのは解るけど、イスラム側があまりに非常識な悪の世界として描かれている。
テロリストを撃ったハイサム軍曹は味方から拷問を受け、ファリス大佐はFBIの越権行為にも協力する。映画の流れからつい『イスラム教徒にもイイ奴いるんじゃん』って思ってしまう。いやいや、そもそも主人公たちの行動原理が“仲間のフランを殺された復習”で、『フランを殺した連中をぶっ殺す』っていう、個人的な恨みを晴らす戦いなんだよなぁ。
カメラワークは切り替えが激しく揺れも強めで苦手なタイプ。最初のテロの衝撃と地味だけど緊張感がある捜査。最後の銃撃戦から急にトトトンと達成フラグが立っていく。前半と後半で作品の色が結構変わる作品。 K&Kさん [DVD(字幕)] 6点(2023-12-12 00:07:10)

21.サウジとアメリカの微妙な関係や、サウジの王室の問題を描くようなリアルで社会派な映画かと思っていたら、割と普通なアクション映画でちょっと拍子抜けした。
個性的な面々の4人がドンパチやって、相手をバッタバッタとなぎ倒す。特攻野郎Aチームみたいな映画だった。
FBIの人間が揃いも揃って軍の特殊部隊ばりの戦闘力を持ってるし、四方八方を敵に囲まれ銃撃をくらっても全員無傷だったりと、んなアホなーと思ったが、要はアクション映画なわけだ。そう思えば全然オッケー。どうも最初に社会派映画なイメージがあったから、リアルな映画だと思ってしまったんだよな。気持ちを切り替えて見る必要あり。
メインで描こうとしていたのはサウジの警官と主人公の友情なのだろう。そのあたりの展開は悪くなかった。
しかし、この映画、最後の最後で強烈なカウンターパンチをかましてくれた。
事件は解決し、何だかいい感じで終わるのかと思いきや、憎しみの連鎖は続いていく、というある種のバッドエンド。なかなかこしゃくなことをしてくれる。
捕まえたかった真の犯人を自ら捕まえに行くのでなく、相手の方から来てくれたおかげで(しかもかなり偶然の結果)、倒すことができた、という展開はちょっとどうかと思った。 椎名みかんさん [インターネット(吹替)] 6点(2020-11-17 21:32:02)

20.ドキュメンタリータッチな映画。実話では無いんだろうと思うが、リアル感は満載。
こういった多少複雑な作品が受けるかどうかは難しいが、派手なシーンも多く、それなりに見応えもある。 simpleさん [地上波(吹替)] 6点(2020-10-11 13:43:33)

19.《ネタバレ》 実話を元にしているとの触れ込みだけど実際にはフィクション。
でも内容は面白かった。
作品全体にある緊張感、お約束のカーアクション、
だんだんと深まっていく友情。

しかし気になったのはアメリカの選民思想。
サウジは野蛮で遅れているというバカにした考えが散見してそこは好きになれなかった。
中東情勢はもともとイギリスが戦争をけしかけたのが原因で
アメリカは代理戦争的な立場で煽っているように感じる。
お前が言うなと思うけどどうだろう。 Dry-manさん [インターネット(吹替)] 6点(2020-10-04 21:14:40)

18.《ネタバレ》 ‶(イスラム)テロと戦う米国”モノジャンルとしてオーソドックスな作りです。イスラム教徒としてひとくくりにすることを避け、テロリストと一般のサウジ国民(この場合はサウジ警察)を線分けして描くことに注力している姿勢はまだ品があると言えるでしょう。
何故アメリカがかくも憎悪の標的になるのかといった「そもそも論」には一切踏み込まず、現場のCIA職員と「敵」との対決及び銃撃戦が見どころであるという問題提起無しの娯楽作品ですね。
カメラがブレて見づらいなあ、というのが難点ですが「青いビー玉」が伏線として効いていたり、背広組の印象が強いC・クーパーが現場で穴を掘る姿もすごくハマるなあという発見があったりと、数多の類似作の中でも印象に残る作品ではありました。
それにしても゛互いが憎悪を抱き続ける”バッドエンドにしたのはどういう意図なのかしら。娯楽作テイストなのに急に社会派なメッセージが入ってきたようで唐突に感じました。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-01 22:54:24)

17.《ネタバレ》 臨場感に富んだ映像による戦争アクションとしては
十分に堪能できるのですが、何とも後味の悪い救いのないエンディング
でした。

偶然に地下資源に恵まれた国と、その資源を金儲けに利用したい企業
と背後の国とが手を結ぶが、それに反発する勢力は自分らの信仰する
神が物言わず自分の意志を示さないのを良いことに、その威光だけを
都合の良いように利用し、若者を洗脳・扇動し暴力的手段に訴える。
かくして暴力の連鎖は留まるところを知らず、延々と負の連鎖が続く
現実を見せつけられると、絶望的にならざるを得ない キムリンさん [地上波(吹替)] 6点(2020-09-11 10:14:28)

16.正当な社会派アクション。
テロリストの駆け引き、圧倒の銃撃戦はリアリティがあり堪能できる。
憎しみの連鎖は終わらないし、勝者なき戦い。
ジェイミーフォックスもいい味出しているが、ありきたりのテーマに記憶に残りづらい印象。 mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-17 22:32:21)

15.《ネタバレ》 なんか面白いは面白いんですが、銃撃戦がテレビゲームみたいで緊迫感がいまいちないような気がしました。それでも最後にアメリカとサウジアラビア双方で憎しみが継続しているっていうのは安易なハッピーエンドよりは良い気がしました。 珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-18 12:19:30)

14.《ネタバレ》 サウジを舞台に繰り広げられるFBIとイスラム圏テロリストの攻防。終盤は市街地戦が白熱。飛び交う爆音と銃声。終わりなき争い。 獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2020-02-02 19:44:07)

13.《ネタバレ》  オープニングの時間差テロ。このシークエンスの衝撃は凄い。休日のソフトボール大会を狙った無差別テロ。それだけでも凄惨なのに、救助に集まってきた人々を狙う大爆発が本命。この映画を見るにあたっての心構えは、このオープニングで強制的に完成されます。
 惜しいのはその先。『リアリティ』『臨場感』、そういったものを重視しすぎてしまったのか。ちょっとだらだら。中だるみ。もうちょっとテンポよく見せてほしい。人の緊張ってそんなに長く続きません。オープニングで得られた張りつめた緊張感がぷっつりと切れてしまうのが残念。
 FBIのスペシャリストチーム。それぞれの専門分野で大活躍。と思いきや、捜査が犯人逮捕に効果的には結びつかない。やたら捜査を強調していたので、そっち方面も期待しちゃいましたが、『捜査もの』としての面白さはほとんどなさそう。
 最後に、オープニングほどではないですが、ラストのFBI襲撃は本作の見所のひとつ。そこからクライマックスまでは目が離せません。急がなければ仲間が殺されてしまう中、四面楚歌状態での市街戦は緊張感抜群です。仲間を救って一安心、からの、ビー玉⇒指のない指導者の発見、ありきたりだし予想はついてもやっぱり驚くサプライズ。サスペンスアクションとしてはなかなか良かったと思います。
 とまあ、一見社会派っぽいけど、その実体はわりと単純なサスペンスアクション。あくまで娯楽作品として、単純な思考で鑑賞するのが正しいのかもしれません。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-08 02:37:52)

12.サウジとアメリカの関係が何となくわかった。でも中東は混沌とし過ぎで、欧米には到底理解不能な世界に感じた。報復の連鎖がどこかで終わることを願う。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-08 22:32:52)

11.《ネタバレ》 結構楽しめましたが、ドキュメンタリー風な作りでリアリティを出しているので観ていて疲れました。サウジアラビアとアメリカの難しい関係がよく判りました。ラストシーンには、やられたらやり返すという終わりのない争いの虚しさを暗示させますが、人間とはこういうものなのだという諦めの境地も感じます。娯楽作というには、あまりにも後味の悪い映画でした。 ぽじっこさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-23 10:51:23)(良:1票)

10.《ネタバレ》 初めから最後まで途切れない緊張感 非常にシリアスなテロの現状をかなりしっかり描けていると感じました 我々日本人には遠ーい外国の話のようですけど、いやいや全然人ごとじゃないよなホントマジで。 たぶん普通のFBI捜査官(でしょ?)と思いきや物凄く実践的な戦闘能力(そう、セ●ール様ようにw)を持ってらっしゃることにチト違和感を思いつつも、最後の言葉に恐ろしい復讐の連鎖を垣間見てしまった気持ちでいっぱいでアリマス Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-03 17:14:27)

9.《ネタバレ》 最後のアクションシーンまで長いし、アクションシーンはアクションシーンでスーパーマン的で若干興ざめなのだが、こういう中東モノの映画は好きなジャンルなので、飽きずに最後まで観られた。全体的に小ぶりなイメージは払拭できず、似た系統のものとしては、「ブラックホーク・ダウン」の方が良くできていたと思う。「ワールド・オブ・ライズ」はもっとサスペンスよりだったが、あっちは「それぞれの立場」を描くことで新鮮味があった。最近、こういう分野のもので佳作が多いので、ちょっと競り負けている印象は否めない。 枕流さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-10 00:23:18)(良:1票)

8.コマ切れ過ぎる映像、まるでコマーシャルの映像みたい(って言っても、15秒で必要なことを伝えきるコマーシャルとは、明らかに密度が違いますが)。映画に集中しづらいだけで、別に映画がこんなことで面白くなるわけでもなく、早くこの手の手法が廃れちゃえばいいのになあ、と思うわけですが。これはモハヤ“編集”と言うよりは、単なるザッピングですね。それでも、映画の中盤、泥さらいするあたりから、映画が本当の意味で少し動き始めたような気がして、ちょっと面白くなってくる。これで、クライマックスの大バトルシーンで、突然カメラの動きを止めてくれれば、かえって刺激的だったと思うのだけど、最後まで同じ調子で映画が続いてしまいました。もしかして、編集作業は請負業者にでもやらせたもんだから作業を監督できなかったのでしょうか。オチも驚くにはあたらず。アクションシーンは、確かにすごかった。アクション映画よ、もっと地に足をつけ、もっと頑張ってくれ! 鱗歌さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 18:56:10)

7.米とサウジの歴史を回顧するオープニングは良く出来ている。自分はスロー再生にして2回見て、両国の関係に関しては理解が深まった。が、問題は政策的に親米路線を取っているサウジアラビアのことではなく、政教分離ができない宗教の成立の仕方と、イスラム原理主義者たちの思想である。仏教国と言いながら葬式でしか宗教の世話にならないこの日本では、イスラム教の聖戦の意味なんて理解されるはずがなく、しかもハリウッド映画だと、狂信的なイスラム信者のテロとしか描写されないので諍いの本質が見えてこない。この映画も、イスラム教徒を変わり者としか扱っていない。これじゃあ、お互いに「皆殺し」と言い合っているところで止まる。この監督も意識してそこで留めている節がある。どなたか、イスラム原理主義者たちを正面から描いた映画を作ってもらえないだろうか。ちなみに、この映画でも出てきた自爆テロ。調べて初めて知ったことだけど、コーランによると、信教を貫いた者だけが死後に永世を得る天国があるらしい。驚くべきはその天国で受けられる特典の内容だ。それが本当なら自分も自爆しかねないくらいに甘美です。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-22 20:03:50)

6.マイケル・マンが絡んでいるだけあって銃撃戦は迫力があり見応えがありました。 ギニューさん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-13 20:03:57)

5.《ネタバレ》 (ストーリー展開は置いといて)終始、緊迫感漂う迫力ある映画でした。「でも日常的にこれ以上のテロが実際起きてるんだ」と改めて認識させられる映画でした。(実際の現場の恐怖は想像を絶っしますが・・・) よりさん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-14 23:21:57)

4.憎しみの連鎖はとまらんと言うことでしょうか。
歴史的な背景なのか、神を背負った者同士の戦いなのかよく分からんが、最後のせりふはよく理解できない。
最大の謎は、FBIって海外で活動できるのか? 国内だけかと思っていたが、テロは別なのかなぁ? あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-14 20:48:27)

3.アジトを一つ一つ潰していくことが,双方の憎しみを増幅させていくだけで,テロ撲滅に繋がらないのであれば,残された手段は「隕石落とし」しかない! マー君さん [DVD(吹替)] 6点(2008-08-09 14:47:29)

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【点数情報】

Review人数 86人
平均点数 6.71点
000.00% line
100.00% line
211.16% line
322.33% line
433.49% line
589.30% line
62225.58% line
72326.74% line
82023.26% line
966.98% line
1011.16% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review9人
2 ストーリー評価 6.33点 Review12人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review12人
4 音楽評価 5.44点 Review9人
5 感泣評価 4.00点 Review9人

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