みんなのシネマレビュー

Dr.パルナサスの鏡

The Imaginarium of Doctor Parnassus
2009年【英・カナダ・仏】 上映時間:123分
アドベンチャーファンタジーミステリー
[ドクターパルナサスノカガミ]
新規登録(2009-12-06)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-01-23)


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監督テリー・ギリアム
キャストヒース・レジャー(男優)トニー
ジョニー・デップ(男優)鏡の向こうのトニー
コリン・ファレル(男優)鏡の向こうのトニー
ジュード・ロウ(男優)鏡の向こうのトニー
クリストファー・プラマー(男優)パルナサス博士
リリー・コール(女優)パルナサス博士の娘 ヴァレンティナ
トム・ウェイツ(男優)悪魔 Mr.ニック
アンドリュー・ガーフィールド(男優)パルナサス博士一座の団員 アントン
ヴァーン・トロイヤー(男優)パルナサス博士一座の団員 パーシー
ピーター・ストーメア(男優)慈善事業団体の会長
森川智之トニー/鏡の向こうのトニー(日本語吹き替え版)
石田太郎パルナサス博士(日本語吹き替え版)
坂口芳貞悪魔 Mr.ニック(日本語吹き替え版)
多田野曜平パルナサス博士一座の団員 パーシー(日本語吹き替え版)
小島幸子パルナサス博士の娘 ヴァレンティナ(日本語吹き替え版)
嶋村侑(日本語吹き替え版)
脚本テリー・ギリアム
音楽マイケル・ダナ
ジェフ・ダナ
作詞テリー・ギリアム"We Are The Children Of The World"他
作曲テリー・ギリアム"We Are The Children Of The World"
編曲ニコラス・ドッド
製作テリー・ギリアム
サミュエル・ハディダ
配給ショウゲート
美術テリー・ギリアム(オリジナル・デザイン / 美術演出)
編集ミック・オーズリー
その他ニコラス・ドッド(指揮)
ヒース・レジャー(追悼)
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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10.《ネタバレ》 「物語がなければ世界は存在しない」から物語を構成するのは言語という事で、「言語がなければ世界は存在しない」へと解釈を拡大すれば、この世はフィクションという事になる。Dr.パルナサスは鏡を境界にして「想像の扉」を開き、現実と空想の世界を往来するわけだが、この世がフィクション(想像)であるのだから、そもそも境界自体が曖昧であるとも言える。そういった世界観を映像的に表現しているとも言えるわけだが、内容的難解というか少々不可解な点もあって観客を置き去りにしている部分もあるように思える。「俗」の象徴であるトニーが当て馬的な役割で、これだけ壮大な世界観を提示しておきながら、最終的には「結婚・子作り」という「ささやかな幸福」的な無難なオチになってしまったのが尻すぼみで勿体なかったかな。 東京50km圏道路地図さん [地上波(字幕)] 6点(2021-01-04 17:46:45)

9.なんとも意味不明な物語だったけど、幻想的な映像が面白かったです。
リリー・コールが実年齢より若い娘役と実年齢以上の母親を演じていたけど、どっちも違和感なく魅力的でした。 もとやさん [地上波(字幕)] 6点(2016-09-22 00:36:52)

8.《ネタバレ》 ちょっと意味分からない部分もありましたが、おとぎ話としてそこそこ楽しめたし、ヒースレジャーの役がころころ変わるのもこの作品だから成り立ったというか、上手く使っていたと思う。不思議な映像の数々に目を奪われていると重要なメッセージが希薄に感じられてしまうが、かわいい娘(ホントにかわいい)を思う切ない父親の話。娘が幸せになって良かった。 ちゃかさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-21 16:26:00)

7.《ネタバレ》 主演俳優が急逝してしまったため、彼の弔いとしてなのか豪華俳優陣が急遽共演を果たしたテリー・ギリアムの最新作。相変わらず独特のギリアムにしか描けないシュールな世界観は秀逸なのだけど、やっぱり主演俳優を失ったまま完成させたのはちょっと無理があったのではないか。なんだか散漫で締まりのない作品に仕上がってしまったなぁというのが率直な感想。でも、そんな困難にめげずちゃんと作品を完成させた監督の執念に拍手!イケメン俳優の贅沢な共演も見応え充分だ。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 20:50:47)

6.《ネタバレ》 物語はおもしろいし、主人公達の住まい兼舞台兼移動手段であるところの馬車なんかとても良い雰囲気が出てるし、衣装もいい。役者のみなさんもどなたもすごくいいんだけど、やっぱりヒース・レジャーで最後まで撮りきれなかったいうのは大きいですね。代役の3人はそれぞれ鏡の中の世界を引き継いでいるのであり得なくもない感じではあるのですが、よりにもよって代役の3人は個性の強い面々というのもあって、どうしても統一感がないというか、後半の代役にうつってからの展開はバタバタとした感じがしてしまいます。おしいな、実におしいです。 カエル本舗さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-16 21:03:23)

5.《ネタバレ》 テリー・ギリアム監督の作品は「バロン」くらいしかまともに見たことがないので、モグリの私が言うのは実に不適当ですが、ギリアムの豊かなんだかそうでもないのか良く分からない想像力は、少なくともCGには向いていないんだと思います。例えば最初に泥酔した男が鏡の世界に入ると、奇妙な生物?に肩をつかまれ空にビョーンと舞い上がるのですが、このデモンストレーションからして既に不調な感じがします。その一方で現実世界の馬車のシーンはなかなか良いのですが、そのせいで一層に鏡の世界の魅力の無さが浮き彫りとなっています。
 それからヒース・レジャーが亡くなってしまったので、豪華な代役で何とか完成させたのでしょうが、無理は生じていて、最後の首をくくるシーンはやっぱりヒースじゃなきゃダメでしょう(コリン・ファレル自体は良いと思いますが)。 ミスター・グレイさん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-12 18:31:18)

4.《ネタバレ》 テリー・ギリアムって人はめっちゃ考えて何か作る人ではなくかなりテキトーに作品作りをしているのでは?と疑いたくなるのですが、要所要所に比喩的な複線があるようで無いような・・・複雑な感じです。ヒース・レジャー扮する前半の鏡の前のシーン迄の作り込みはやや奥が深そうなのですが後半の代打の名手な方々の好演で余計雑多なイメージが隠せず酷く残念感はありますね。ただ、ジュード・ロウはかなりヒースに似ていてビックリ。ほぼ分からない。それにも増してどこにジョニー・ディプがいたのかサッパリ分からないアイメイクは凄いなぁ。みんな憑依型の俳優ナノやも知れません。総評的には好きな作風なんですけどね、特に移動遊園地や紙芝居風な鏡の中の脳内思考はユニークです。リリーはこの作品以降パリコレにも出ていないらしくちょっぴり残念です。 成田とうこさん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-04 15:15:37)

3.《ネタバレ》 久々にギリアムが爆発している映画だった。未来世紀ブラジルを初めて観た時の感覚に似ている。この映画は観る人によって極端に評価が分かれるでしょう。そういう私は微妙な点数・・・。私にはびっくり箱のような展開に置いてきぼりになること暫し、ついて行くのがやっとでした。そんな中気になったのが、やはりヒース氏が亡くなったことが影響しているのか、トニーが必要以上に目立ち、パルナサス博士の存在が軽く感じられ、その偉大さが今一伝わってこなかった。そのことが映画全体の印象をおかしな方向に持っていってしまったような気がします。ま、落ち着いてもう一度観てみたくなる映画ではありますが。 ふじもさん [映画館(字幕)] 6点(2010-02-12 22:11:54)

2.予告編を観て、ファンタジックな映像に期待しながら、難解そうな展開に不安も感じたが、いざ観てみると…予想通り。鏡の中はもちろん馬車や街の風景までもがシュールでそれでいて美しく(多少グロな面もあるが)楽しめたが、ストーリーが分かりづら過ぎて疲れた。何で? 誰? どうして? だらけで話しについていくのがやっとという感じ。こういう世界が好きな人にはたまらないだろうが、万人向きではない。 Q兵衛さん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-30 14:17:36)

1.《ネタバレ》 ヒース・レジャーの遺作となった話題のファンタジー。彼の亡き後をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人がかりでフォロー。中身は軽いファンタジーの展開で観るに耐えないですな…。 獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-29 01:15:48)

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【点数情報】

Review人数 51人
平均点数 5.65点
000.00% line
123.92% line
223.92% line
335.88% line
435.88% line
51121.57% line
61019.61% line
71529.41% line
847.84% line
911.96% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.57点 Review7人
2 ストーリー評価 5.40点 Review10人
3 鑑賞後の後味 5.33点 Review9人
4 音楽評価 6.00点 Review8人
5 感泣評価 5.50点 Review6人

【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
美術賞 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞 候補(ノミネート) 

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