みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
7.《ネタバレ》 300のフクロウ版て感じかな。悪くはなかった。映像もビックリするくらい綺麗で、とにかく飛行している時の羽のヒラヒラは、ちょっと触ってみたくなるほどリアルだった。それにフクロウをフクロウのまま描くとこと、人間ぽいとこのバランスが素晴らしかった。ネズミや芋虫を食事にしてたり、消化できなかったものを吐いたりとフクロウらしい描写もあれば、国や組織、武器なんかも作ったりして、そういうとこの良い感じの調和が、ファンタジーな物語の世界観を見事に構築している。ただ一つ残念だったのが、クライマックスのバトルシーン。もっとわんさかと兵士が現れるのかと期待してたら、ほんの数羽って・・・。大集団同士の組んず解れつのバトルが見たかったです。 お兄さんのクラッドは、まるでダークサイドに落ちてくみたいだった。 【Dream kerokero】さん [インターネット(吹替)] 6点(2019-05-07 23:28:30) 6.《ネタバレ》 あの奇才ザック・スナイダー監督が初めて挑んだ、ファミリー向けファンタジー映画。所々にこの監督ならではの映像センスを感じるけど、ちょっとその才気が十分に活かしきれていないような印象が残った。やはり、この監督のセンスは(色々と制約のある)大衆受けするようなエンタメ作品には合わないんだって。それでも最後まで飽きずに観れるところはさすがです! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-06 19:47:19) 5.《ネタバレ》 もうね、ふわっふわ 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-25 11:23:28) 4.《ネタバレ》 映像表現は凄かった。CGアニメでもザック・スナイダー節が炸裂していました。フクロウたちの目の表現が素晴らしい。表情の大半を眼差しで演出していました。ソーレンが飛翔のコツをつかむシーンの感覚的な描写の鮮やかさにも感激しました。やはりこの人が作る印象的な絵は逸品だ。3Dアニメーションの質も作品によって格差があることが分かる。これは最高級の部類に入ると思います。ストーリーは「スター・ウォーズ」でした。ひよっこを伝説の勇者が導いたり、そのひよっこが一発芸でヒーローになったり、身内がダークサイドに落ちたり、R2-D2とC-3POがいたり、最後は王様から叙勲されたりと…。真似たというより、ファンタジーの王道ストーリーなのでしょうね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-24 21:19:08) 3.《ネタバレ》 この映画もっとたくさんの人が観る価値はあると思うんですけど。やっぱりハリウッドで作らないと宣伝がそこまでされないんですかね・・・。2010年はHow to train your dragonとToystoryという二大傑作アニメが出たので、タイミングを間違ったのかなぁという感じ。ストーリーはロードオブザオウル、あるいはオウルウォーズみたいな感じでちょっと既視感は否めません。しかし映像美がかなりのもので景色の綺麗さや霧の感じが素晴らしい!アクションも中々エキサイティングな場面もあります。ただ問題はフクロウのデザインがリアル重視で、子供が見てもかわいいともかっこいいとも思えないようなフクロウが多いこと。鳥飼ってる人が見たらかわいいと思うのかもしれませんが・・・。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2011-01-17 04:53:15) 2.《ネタバレ》 自然の世界をアーティスティックに捉えた映像はすっごくキレイでウットリさせられるのですが、フクロウ達の世界とは言っても人間の世界を模しただけの、元はありがちなヒロイックファンタジー、物語には特に刺激されるものがなく。それなりにスケールのある物語をタイトにまとめ過ぎているのでしょうねぇ。兄が悪に染まってゆく過程に説得力が感じられませんし、最初から優等生な主人公では成長物語にもなりません。2つの国の間の距離は最初に遙か離れた世界に思わせながら、その道程はそう長く感じられないばかりか、その後に移動する連中は苦戦していた主人公達も含めてどうもあまりに容易く移動しているように見えてしまって。移動の厳しさを描かないとスケール感がスポイルされてしまうのですよね。それに、ただでさえリアルなフクロウのグラフィックで感情移入しづらいキャラな上(リアルな恐竜がドラマを語る『ダイナソー』を思い出しました)、吹替えがあまり上手でないとなると、かなりキビシく。ちびっちゃい2匹はかわいかったのですが。この監督、どうも毎回ビジュアルが全てですねぇ。それも今回のファミリー向けな題材にはちょっと不向きなセンスだったかな。もっと子供にアピールできるデフォルメされたビジュアルが良かったんじゃないでしょうかねぇ。エンドクレジットの背景はステキでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-10-17 21:28:52) 1.《ネタバレ》 3D吹替え版を鑑賞。本作の見所の一つである映像の美しさはやはり段違いの素晴らしさであり、お腹いっぱいに堪能できる。フクロウの羽毛の柔らかさだけではなくて、埃の舞う様子、水滴の粒や空気の流れ、炎の燃え盛る様など、リアルの現実でもなく、既存の映画とも異なる新たな体験をすることもできるだろう。壮絶なバトルシーンについても、スローモーションなどを多用したり、工夫されており、見所は十分ではあるが、さすがにフクロウということもあり、複雑な動きを描くことは難しいようだ。 ただ、あまりにもリアルに描きすぎているので、フクロウの各キャラクターが全く可愛く見えない。小さいフクロウなどは可愛く見えることもあるが、ファミリー向けアニメ作品としてはこの点はやや致命的かもしれない。 映像の美しさは保証モノではあるが、ストーリーについては正直言って子供騙しレベルといえる。映像の素晴らしさとストーリーの不味さの“バランス”があまりにも悪すぎた。一方がいくら素晴らしくても、他方がダメならば、映画全体の評価が低くなってしまった。ストーリーは「スター・ウォーズ」をベースにして、最後に「ロード・オブ・ザ・リング」を加えましたというような仕上りとなっている。 本作で多用されている『左脳に従え』というフレーズがどうしても『フォースに従え』としか聞こえない。主人公のソーレン=ルーク、ジルフィー=レイア、クラッド=ダース・ベイダー、ライズ=ヨーダ、トワイライトとディガー=R2D2、C3PO、メタルビーク=パルパティーン、こうもり=クローン軍団のようにしか映らなかった。 善と悪の戦いを描くファンタジー映画は、基本的にはどの作品も似たような構図にはなるが、本作はあまりにもオリジナルティがなさすぎる。 どこかで見たことのあるストーリーに加えて、「月光麻痺」「フクロウの左脳に影響を及ぼす鉱石」「飛べないフクロウが数分のトレーニングで一瞬にして飛べるようになる」など、観客を無視してすっ飛ばすようなところも見られるのも問題。 原作がある作品であり、難しいかもしれないが、思い切って子ども向きのファンタジーではなくて、大人が楽しめるように、ストーリーをダーク化すれば、もうちょっと評価される作品になったかもしれない。 大人の事情ということもあるとは思うが、これでは中途半端にしか感じられない。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(吹替)] 6点(2010-10-17 14:19:16)(良:1票)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS