みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
6.《ネタバレ》 誰もが事情を抱えているストーリー。 川島先生(吉永)は夫を裏切っていないかに見えて、阿部(仲村)に好意を持っている。 彼が心配で見に行ってただけかと思ったが…。実は、誠実に見えて不誠実。 川島行夫(柴田)も思慮深い人に見えて、犬を虐待?。事故死に見えて自殺的。 安藤結花(宮崎)は、生島直樹(勝地)と距離を置いていたが、実は好意があった。 生島は外国で頑張る様なグローバルな姿勢を見せるが、いつまでも安藤に謝れない。 大きく見えて小さい。藤本(小池)は、友人の旦那と不倫中。強い女に見えて、弱い。 鈴木信人(森山)の殺人も、随分と正当防衛感が強い。しかもDV被害女性救出計画。 敏腕刑事・阿部は、悩み過ぎ。これも元は強く見えた人が、実は脆い。 終始「そう見えたけど、実は、こうでした」が続く。 警察からは、川島と信人の電話が「逃亡を促す内容」と予想されたが違っていた。 刑事・折原(石橋)がつぶやく。「俺は、何を忘れて来たのかな…」。 世の中、情報過剰なのに誤解が溢れている。 この映画は、誤解者に対する痛烈な批判なのか?。 【じょるる】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-05-14 03:38:12) 5.《ネタバレ》 少々変な演出もありますが、それはよしとしましょう。 けれど、吉永小百合が現在と20年前をやっているので、一瞬どっちの時間の設定なのか、迷ってしまいます。違う人を使えば雰囲気も変わってしまうので難しいところです。ともかく、もう少し工夫が必要でしたね。 【海牛大夫】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-12-21 22:08:38) 4.《ネタバレ》 『白雪姫と7人のこびと』ならぬ『小百合姫と6人の若手俳優』。微塵もエロスを感じさせないキスシーン、罪悪感ゼロの不貞行為。泥臭く熱演する若手俳優陣に対し、吉永小百合だけ纏う空気が違いました。吉永が持つ“透明感”や“処女性”は、女優としての武器と考えますが、シリアスドラマでは足枷になる場合があるようです。例えるならモデルルームで繰り広げられる貧乏家族物語のような違和感。ハイライトで流れるBGMの旋律が殊更煩わしいと感じたのも、主人公が人間力で対抗出来ていなかったからかもしれません。原作は未読ですが、ストーリー自体は自分の好み。出来れば寺島しのぶ主演でリメイクしていただけると在り難いです。サユリストの皆様、ごめんなさい。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-12-18 18:57:13)(良:1票) 3.《ネタバレ》 湊かなえの原作も、主演の吉永さんのすばらしさも、木村大作氏の撮影も、いいんだが、なんで、脚本が那須真知子なのか・・・と、小一時間関係者に説教したい。俳優陣も生かし切れて無い上に、演出が変じゃないか。 【min】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-05-18 20:27:11) 2.《ネタバレ》 宮崎あおいの番手が低く、出番もすくなそうなのはあらかじめわかってたので、さほど積極的に見たいとも思わなかったのですが、是非にという両親のお供で行ってきました。で、見る前に買ったパンフレットを見れば脚本はなんとあのデビルマンの那須真知子!(こないだ見直した寒椿でも改めてあきれ返ってひっくり返ったばっかりだしw) その時点で期待値は大きく下がったんですが、見てみたら、それほどあからさまな矛盾、綻び、破綻もなく、正直、ラストの教室での再開の場面とかある種の感動を覚えたことは否定できません。 水難事故で夫を亡くした教師が、その時の教え子たちを訪ね、お互いを癒しあうという設定など、この人にしては随分上出来なので、随分原作が優れてるのかなと思ったら、そうでもなく誰だってたまにはねってところです。(原作がこれまた淡泊なもので、随分内容変わってるんですが、ある意味では原作より感動的になってるんで、これなら原作者も問題ないんでは) ただ、那須さんが良かったのは設定までで、どうも話の運び方が下手です。水難事故にしろ、不倫にしろあまりにストレート、露骨に言えば山も落ちも伏線もないので、興がかなりそがれました。(例えば、自分なら不倫は、あくまで生きる気持ちを失ってる警官を励ましている姿が誤解されたなんて方に持ってきますけどね。どちらにしろ原作には全くないわけだし) それと、これを言っちゃあおしまいなんですけど、現在の吉永さんと20年前の吉永さん、風貌とか、はっきり言うとお肌に全く差が無くてw、正直若干混乱しかかった個所もありました。20年前は、別の女優さんではってのは、無理な注文ですかね。ぶっちゃけ仲村トオルさんが非常に若々しい風貌なんで、実際の20歳以上の年齢差を感じて、ラブシーン違和感えぐかったです。(柴田さんは上手に老けてました) 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-12 15:36:35) 1.《ネタバレ》 ひとつの事件をきっかけに孤独を抱え込んだ人々の物語。冬の北海道の美しくも冷たい風景を全編に散りばめ、過去と現在とを細かく切り取りコラージュしてゆく構成がじわりじわりと少しずつドラマを沁み込ませてきます。 ところが、やがて作品の骨子が明らかにされてゆくと共に、どんどんと疑問符が浮かんでくるような感じで。正直に言ってしまえば「え~、そんな話なの~?なんだかなぁ」っていう状態。 んー、どうなんだろう、最初に真相を隠して少しずつディティールを見せる事で徐々に全体が見えてくるという構成が、生徒達の抱えた孤独、罪の意識、心の痛みを明らかにしてゆくのには有効なのだけれども、先生の真実についてはむしろ逆効果な感じがして。 先生が酷く無責任な人に思えて仕方ないんですよ。夫や警官に対する感情が、その描写が少ないためにあまり伝わって来なくて、生徒達を放り出して逃げ出したという部分ばかりがしっかりと焼き付いているような感じで。そのための贖罪の旅の映画であるとも言えるのですが、むしろ彼女自身の解放の面が強い気もしますし。 あの警官の存在が及ぼした影響の大きさに比べてあまりに警官そのものが曖昧な、影の薄い描かれ方をしているというのもドラマを描く上でバランスを欠く要因になっている気がします。ミステリアスである事を優先したのでしょうけれど。 吉永小百合の意外なまでの無理の無さ(20年前の過去シーンなんか普通は無理がありそうなものですが)も去る事ながら、若手実力派の面々が競いあうような存在感で魅せてくれます。それに比べて『あぶない刑事』の二人の冴えなさっぷりったら。役柄ゆえに仕方ないのかもしれませんが。 風景映像が素晴らしいし、ラストは感動的ですが(ちょっと強引ではあるものの)、そんなキレイなパッケージにくるまれた中身はそのドラマを納得させるだけの説得力に欠けるものだったように思いました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-11 21:24:34)
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