みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 まあこういう役をやらせたら星野源は無双だろうね。 見合いの後で自分の部屋を無茶苦茶に破壊する様子は迫力があって切なくて良かった。 二人の距離を一気に縮めた吉牛の破壊力はやはりすさまじい。日常とか、庶民とか、やはり生きていく上で大切な要素なんだよね。 職場のイケイケの女性がどういう役回りなのか気になってたけど、ぶざまでいいじゃんとか、早退するシーンでエールを送るとか、なかなか憎い役回りだった。 ただ、早退後に走って(文字通り走って!)奈穂子の家に行ったシーンにはちょっとモノ申したい感じ。カエルの鳴きまねの伏線を回収するためだけのシーンのように思えて、別の方法があった気がしてならない。そこが残念。 彼は昇進できたのかな。あれだけ点字が打てるなら、かなり優秀ってことだろうから、大丈夫か。 【roadster316】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-16 13:42:33) 3.《ネタバレ》 何とこれ、ベースは完全に昭和のドラマです。それも「40年代以前」という限定付きです。いつからラブロマンスはイケメンとオモロイヤツだけのものになってしまったんだ。不細工やキモオタの純真の中にこそロマンスがある。そんな作り手の堂々とした制作態度が、脚本のご都合主義やラストのグシャグシャぶりも覆い隠すほどの力強さを見せています。吉野家の涙のシーンは、逆光の使い方や間の取り方も含めて、一般レベルで名シーンだと思う。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-02 01:24:46) 2.《ネタバレ》 丁寧で、嫌味のない爽やかな作品だった。 星野源は、メガネのせいもあると思うが、カエルっぽい眼光で気持ちの悪い男を好演していた。 コメディとシリアスのバランスが良くなくて、クライマックスをコメディにして、お茶を濁したような感じになってしまったのは、勿体ない。 特に引っかかったのは、星野源演ずる健太郎のキャラクターがイマイチ掘り下がっていない事。「彼女いない歴35年の優しい男」ってだけで、それ以上の奥行きを感じられなかった。 親との関係性を描くのに時間を費やしすぎていて、健太郎と奈穂子の物語も薄くなっていたようにも見えた。 せっかく恋愛経験ナシの男を主人公にしたんなら、それが故の彼女とのスレ違いなんかを描かないと。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-02-05 00:35:24) 1.《ネタバレ》 家という名の檻。家族という名の鎖。そこら辺は判ります。 愛とはみっともなくたってカッコ悪くたって、自分の心に正直にあること。それも判ります。 どうにもこうにも判らないのは、でもこの映画は結果的に主役の二人を「映画」の枠の中に閉じ込めただけなのでは?という事。 前半は快調です。恋愛に至るまでの二人の描写はヘタなサスペンス映画よりもよっぽどハラハラドキドキを味わえます。 しかし、後半の交通事故から家族の強い反対への流れの明らかにワザとな凡庸っぷり、そしてそこから生まれると予測されるドラマをはぐらかしてゆく感じ、更にその凡庸~はぐらかしのパターンを繰り返す事でテーマを語ろうとするやり方、結局、彼ら自身の殻でも家族の鎖でもない、「映画」こそが最後まで二人を束縛していたのではないでしょうか。 主人公がフレームからいちいちワザと外れる事で「映画」に対する主人公の闘争が垣間見えたりもするのですが、そこまで判っているのならば、なぜそこまで意地悪なのかと。 象徴的に何度も登場するカエル、でも、この映画の目はカエルの目でなくカエルを観察する方の目に思えます。 二人の近付いてゆく、遠ざかってゆく、繋がってゆく感じは丁寧に描かれて面白かったけれど、映画をコントロールしようとする意思が表出する事によって最終的に妙に窮屈な映画に思えてしまいました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-07-15 14:39:48)
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