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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.美麗な英国男子総動員ということで当時の腐女子の間で大騒ぎになってたもんです。ブリティッシュな様式美は感じ入るばかりで、わーキレイ、美しいーといったミーハー目線でしか捉えられず、舞台となる英国のその時代背景や貴族社会の特性を浅いながらも学んだのはずっと後のことでした。 時は1930年代、大陸ではファシズムが台頭し、英国では政治はまだまだ貴族が仕切るものであり、一方でケンブリッジ・ファイブと呼ばれるスパイの存在も不穏に影を落とす。特権階級の主人公らにとっては価値観が大きく揺らぐ時代だったのは間違いありません。 狭い貴族社会の中でパブリックスクールの十代ですら出世競争に神経をすり減らす美しきボーイズ。繊細で悩み多い季節をきらきらと演じた若き俳優陣の瑞々しさは普遍の青春群像と言えましょう。 ああそしてやっぱり特筆すべきはコリン・ファースの美貌。キングスマンも好きだけど、この映画に出て若い輝きを永久に残してくれたことに誰にか分からないけどとても感謝したくなるのでした。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-15 23:57:43)
1.《ネタバレ》 80年代のロシアを現代としてそこから30年代の英国パブリックスクール時代を振り返る。というのが冒頭部。物々しく登場するインタビュアーが老いた主人公になぜスパイになったのかを取材しているのだから、当然その後の映画の舞台となるパブリックスクール時代にその答えがあるということになる。なかなかに興味を持たせる冒頭部なのだが、終わってみると、インタビュアーの質問から時代を遡ってゆくこと自体はいいのだがそこまでの物々しさは不必要だったんじゃないかと。物語はファシズムが頭をもたげようとする30年代。スクールに充満するブルジョア、エリート社会の内ゲバが描かれる。トップエリートを目指す主人公はゲイであることを暴露されて道を閉ざされる。簡単に言っちゃうとそんな話。スパイになった原因は、ファシズムの台頭、ブルジョアの退廃、そして自分を受け入れなかった社会への復讐。ならば冒頭の物々しさもありかもしれない。が、最大の理由は老いた主人公の部屋に飾ってある写真にある。共産主義者という異端者として堂々と生きる親友の存在があったからこそ主人公は逃げずに鞭打ちの罰を受けゲイという異端者として生きることを選んだのだと思う。共産主義に殉じた親友への純愛こそがスパイとなった理由。このあたりの多くを語らないさらりとした演出と冒頭部の物々しさが全く合わないように思ったのだ。冒頭部に合わせるなら多く語ったほうがいいし、さらりといくなら冒頭部もさらりといったほうがいいと思うのだが。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-06-17 16:48:41)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
22人 |
平均点数 |
6.09点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 4.55% |
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4 | 3 | 13.64% |
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5 | 5 | 22.73% |
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6 | 2 | 9.09% |
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7 | 6 | 27.27% |
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8 | 5 | 22.73% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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