みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 評価が低く、なかなか手が出なかったのですが、いよいよ鑑賞。オチもネタバレ見ちゃって知ってました。期待値は限りなく低く、下手したら0点つけるんじゃないかってくらいのつもりで視聴開始。 結論から申しますと…いや猛烈に燃えました。6点。もっと高くしたいけど、6点。理由は追々書きます。 VSモノって、VSと言ってるだけで戦いもしないなんてのを子供騙しに見させられて育った世代なもので、これもどうなんだと思って見たらまあガッツリ戦ってるじゃございませんか。俊雄が貞子の画面に見入る、貞子の髪が俊雄をテレビに引き摺り込む、伽椰子が貞子を闇に引き摺り込む、そして貞子が反撃開始…ごめん、ネタバレのオンパレードだけど、ここは最大の見せ場にして個人的にホラー映画屈指の名場面となった。バトル物が好きなもんで、どうも。 対決と銘打つからには各キャラが戦士たり得る強さを明確にってなもんでまず俊雄が獅子奮迅の働き。闖入者が複数居ようがお構いなし。跳躍しては人の肩に飛び乗り首をへし折り、闇に引き摺り込んで回る。霊媒幼女の「(俊雄は)逃げた…伽椰子はこうはいかないよ」の能書きを聞くに、俊雄<伽椰子という強さの順列がここで成立している事が分かる。貞子登場で早々に俊雄はリタイヤし、いよいよ「俊雄は我ら佐伯家では小物…」と言わんばかりに真打ち・伽椰子のコココココ…である。これは燃える…燃えないはずがない。まあ冗談はさて置き愛する息子の敗北に黙って指を加えて見ている伽椰子母さんではない。尖兵として八面六臂の活躍を披露した俊雄の敗北により、いよいよ表題通り貞子vs伽椰子の機運が高まる。 まず両者が対決に至るまでのプロセスに唸った。なるほど「獲物の取り合い」という図式ですか。これは変に納得。自殺すら許さん!絶対に我が毒牙に掛ける!という執念というか怨念のぶつかり合いとした訳ですね。さらによくよく考えると、伽椰子も俊雄も佐伯家で再生された貞子のビデオを当然見ただろうから貞子に呪われる。出現した貞子は佐伯家に足を踏み入れてしまった訳だから伽椰子に呪われる。両者の直接的呪い合いも成立しているものと考えられる。不浄霊ですら呪いの対象になるのだから両者共その怨力たるや恐るべしである。幽霊同士の怨念対決というのは昨今例を見ない。まさに前代未聞の対決、記念碑的な作品と言えよう。 最後の禍々しいアレは盲目幼女が見たイメージ映像な訳ね。霊能力者コンビ、出て来た時は何だか少年漫画のベタなキャラっぽくてどうかと思ったが、見てれば慣れるし何より幼女に和む。俺も歳だから幼児キャラは無条件で和んでしまうんだな。俊雄もそうだけど。 融合に関しては皆さんと同意見で受け入れ難い所。貞子と伽椰子は今や長く邦画界で愛され親しまれてきたアイドルのようなもの。きちんと個性が確立しており、混同して訳の分からん物体にしていいもんじゃないと思います。これは各キャラのファンをガッカリさせましたねぇ。てか、融合させるなら貞子+伽椰子=山本美月にならなきゃ駄目でしょう。何のために山本が犠牲になったんだ。 それと、DVDという媒体に移し替えた意味・ネットにバラ撒いた意味がよく分からない。そこからどんな事態に発展していくのか楽しみにしてたんですけどね。 で、点数なんですけどね。普段は真ん中の5点を基準に上下なんですが、今回はこれだけ熱血出来るもんを見せていただけたので、個人的には10点差し上げたかったくらいなんです。そこから如何ともし難い部分を減点していきます。 ①伽椰子の家が「あの家」じゃない。佐伯家の撮影に使われたあそこは、この映画撮影時にも存在している。伝統あるシリーズなのだから、あの独特の「既視感」による恐怖と懐かしさで感動させて欲しかった。もう使えなくなってたとしても同じセットを組むくらいの気概は欲しい。 ②貞子のビデオが怖くない。何だあのアッサリ感は。訳の分からなさと井戸が怖いんじゃないか。ドアから出て来る貞子とかあんまり怖くないんですけど。てか「リング」のビデオには髪振り乱し貞子は映ってなかったよね…どうせ出すなら井戸からにして欲しかったなぁ。あのビデオは貞子の黒髪・白服と同じくらい重要な代名詞なんだから、気合入れて欲しかった。 ③前述の通り融合は駄目。個性は大事。あのDVDやネットに拡散しちゃった動画はどうなったのかと考えた場合、続編にも期待を持たせる終わり方でないと。あれじゃ続編は無理。 ④前述の通りあのオチなら貞子+伽椰子=山本美月にしなきゃ駄目。目ん玉ひん剥いた山本が血だらけで井戸から這い摺って出て来て終わりならもう1点くらい加点出来た。 玉城ティナは俺好みの美人で救われた。この人がいなかったらもう1点ばかし減点だったかも。そんな訳で10-4=6点です。 【にしきの】さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-16 06:54:02)(良:1票) 4.《ネタバレ》 対決の場面を楽しみにみてました。 対決というより合体だったのでちょっとガッカリ。 合体のアイデアは面白いけど映画的にはつまらない。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-09-15 20:59:33) 3.《ネタバレ》 対決するまでは割と良かったです。貞子と伽梛子では貞子の方が話がスムーズで、貞子のキャラクターはよくできているなと再認識した次第。霊媒師?が出てきてから対決するまでは少し強引で、それでも対決を期待していたから目をつぶっていたけど、もう少しバトルを見たかったですね。最後ももうひとひねり欲しいところ。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-11-14 23:51:54) 2.《ネタバレ》 細かい事にツッコまなければ、ある意味お祭り映画として観たなら、かなり楽しめる出来なのではないだろうか。決して真面目に観るなかれ。 私はとにかく、あの2大ホラーのバケモノ同士がどうやって戦うのか気になってしょうがなくなり、観に行ったのだった。 まあ、対決の持って行き方はなかなか自然で良かったと思う。都合よく呪いの家の庭に井戸があったりするけど・・・そこは、まあ目をつぶろう(笑) あとあの家、電気通っているんんですね。 あと、敏雄がいつにも増してアグレッシブだったのが良い!貞子と対決という事で気合入っていたのでしょうか。 【ここからネタバレ】 この手の映画のお約束で、結局どっちかが勝つという事はないのだが、あのラストはBAD ENDすぎだろう。 絶望感しか残らないという・・・。まあホラーとしては良い終わり方なのかな。 【追記】 ↑上で、対決の持って行き方は自然で良いと書いたが、良く考えたら無理矢理感が凄かったです。だって、その為に貞子サイドの設定変えてますよね?貞子の呪い以外での死を許さないという部分・・・。対決させる為のご都合主義ですね。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-06-22 21:02:14) 1.《ネタバレ》 アメリカの「フレディvsジェイソン」に匹敵するといっても過言ではないこの組み合わせ。エイプリルフールのジョークネタと思っていたら本当に作るとは思いませんでした。 どうやって対決へもっていくのかと思っていたら、それぞれの呪いの法則や設定を変えて化け物二人を絡みやすくしていてお祭り映画用の別世界の物語になってますね。対決の場を整えるまでのドラマは丁寧に描写され良い感じに出来ていて、呪いの家に呪いのビデオを見た人間を行かせるというのもアリだと思う。でも遂に両雄が対峙!という辺りがピークで後はどんどん下がっていくだけだったかな。呪いのビデオは不穏な気配を感じさせないショボい画になっちゃってたのも残念だったし、「バケモノにはバケモノをぶつけんだよ!」といきなり出てきたくせに存在感アリアリな安藤政信演じる霊媒師の常盤経蔵が言ってましたが、食い合いせずに融合してより強力になったという落ちはかなり微妙だった。意気投合したのか合体してクトゥルーみたいになっちゃったのには萎えましたわ。それぞれのシリーズのファンはガッカリしたと思うな。オンリーワンな存在なのに一つにしてどうする、と。これだけの映画なので清水崇辺りに任せた方が良かった気がする。 まあ終盤が気に入らないけど全体的には嫌いじゃないですね。俊雄くんは大柄になってていつもより妙にアグレッシブだった気がするけどイジメっ子連中を持って行ったのは良かった。その後にイジメられっ子を伽椰子が持って行ったのは「勘弁してやれw」と思いましたけど。霊媒師の常盤経蔵と相棒で霊感のある盲目の少女珠緒はキャラが立ってたのでスピンオフを作ってもイケそうな気がしますね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 6点(2016-06-18 21:27:24)
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