みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
5.《ネタバレ》 サスペンスではあるがタイトルにも表れているとおり、登場人物たちの愚かで醜い人間性を(互いの互いに対する言及を通して)描いてゆこう、という側面のある作品でもある。その意味では、中盤まで満島ひかりの話はコレは何なんだろう?と思って観ていた矢先、突如そっちの話が妻夫木クンの追っかけてるサスペンス話に無理矢理割り込んでくる、とゆーのがかなり大きな違和感として感じられたのだし、終盤の方のサスペンス的展開も相当に突拍子も無いし、結論、サスペンスとしては正直少し安っぽい、とも感じられる。 ただ、醜い人間性を描いていくという側面については、それを詳らかにしてゆく登場人物たち自身がまた醜い、というコトも含めて、かなり見応えがあったのですね。小出恵介はあくまで軽い感じでしたが、女優4人のその部分の演技はそれぞれに暗く重く、また非常に嫌らしい感じでもあってどれも見事でした。でもこれに関しても、その「病み」度とゆーのは満島ひかりだけちょっと頭抜けているとゆーか、結局松本若菜は別に殺されるホド悪いことはしていない様に見える、その意味でもやはりひかりチャンだけ場違いにブッ飛んでる様に思えるのですよね。なのでこちらも、安っぽいと言うよりはバランスが悪い、という風にも少しだけ感じましたです。まあでも、そのひかりチャンに言及する場面の臼田あさ美のイヤらしさなんか、中々絶品に殴りたくなる様な優れた代物だとも思いましたケド(妻夫木クンの気持ちも分る)。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-08-11 18:57:06) 4.《ネタバレ》 登場人物にはため息が出るような輩が多いし、見た後のすっきりさもないし、主人公の追う殺人事件の被害者の大学と妹の大学が同じとか少し都合がよすぎる点もありますが、2時間以内の枠で、それぞれの登場人物の個性を動作や細かなふるまいなどを用いてうまく表現できていて、登場人物の演技も良く、その点はうまいなぁと思う映画でした。 【珈琲時間】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-12 11:51:15) 3.《ネタバレ》 ミステリーとしても十分楽しめました。誰にでもある過去の愚行を「他人が」あきらかにしていくストーリーは気持ちのいいものではありませんが・・・光子の名前が登場してからは一気に話が進み、テンポも良い。最終的には、兄貴が一番の愚行者なのは間違いない。 【ラグ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-01-24 21:39:11) 2.《ネタバレ》 「蜜蜂と遠雷」の監督作なので、観ました。 正直、驚きました。 どんな作品でも、シャープに創り上げられる監督なんですね。 「メッセージ」を創ったドゥニヴィルヌーブが「プリズナーズ」を創ったように・・ 複雑なサスペンスを見事に創りました。 理系出身の映画学校卒の期待の星です。 全く観たことない日本映画を創りそうな予感がします。 でも本作は、鑑賞後の後味の悪さにこの点数です。 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2020-05-19 02:07:51) 1.《ネタバレ》 日本警察の捜査力を軽視しすぎている点はとりあえずおいといて、久々にゾッとする映画だった。自分の中にある闇が静かに共鳴していく。そんな恐ろしさを感じてしまった。 バスの中で仕方なく老人に席を譲ったあとの妻夫木の演技。あれはヤバイ。一番ゾッとしたし、一番共感してしまった。ほんとうにヤバかった。 こんな身も蓋もない映画、作んなよ~・・・良い意味でね(^_^;) 【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-12-06 22:06:46)
【点数情報】
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