みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.《ネタバレ》 山崎監督のインタビュー「副読本のようにならず、ゲームというメディアと戦える方法はないだろうか……ということを来る日も来る日も考えていた」そしてある日、映画のプロットを書いているときに「今回挑戦した新たな手法がふっと浮かんだ。」(シネマトゥデイ) そのアイディアが...裏目に出ましたね。 長時間プレイして得る達成感に対して、2時間そこそこの映画で期待に応える確信が持てなかったのかも知れない。 今回挑戦したと言う「新たな手法」は、山崎監督にとっては新しいかも知れないが、観客にとっては決して新しくはない。その代表例が TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のクライマックス。 物語に愛着を持つ視聴者はその演出に混乱し、ある意味でエヴァは伝説になったが、そんな伝説、そんなインパクトはいらない(笑) 作者の意図を超え肥大化した作品に、プレッシャーを感じた作り手が まれに陥る選択《物語世界それ自体を客観的視点で再定義する》ことで 物語を自分の手元に戻し、終結させる。 ただし、これは《観客それぞれが補完し自分用にカスタマイズした世界を、一方的に再定義してしまう》ことでもあり、よほど上手く行わないと拒絶反応を受ける事になる。 本作では、物語のクライマックスに突然、それが発動する。 今や東宝から巨匠扱いされるほどの監督が、これほど大衆に支持されている物語で、こんな危険な博打を仕掛けるとは信じ難い。 一応、私もDQVをエンディングまでプレイした一人。 この映画化に期待したのは、剣と魔法と勇者の成長、愛嬌あるモンスターたちとの戦い、謎と伝説と栄光の物語。その単純明快なヒロイック世界の追体験だと思うのだ。 百歩譲って、客観視点を生かしたければ、アバン(イントロ)で堂々と前振りするべきだし、エンドクレジットはオールDQシリーズのふり返りにするべきだった。 以上、否定するように書いたが、本作のDQらしい雰囲気づくりやCGキャラクターの (子供にも受ける) 演出には好感を持った。 不安から始まった鑑賞も、それなりに楽しんで終盤を迎えられた。CG制作スタッフの努力には感謝したい。 後にテレビで放送する際は、客観視する部分をカット(アフレコも変えて)発動したのはミルドラース (ラスボス) の次元魔法ってことにしてくれない? 【墨石亜乱】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-07 10:11:09)(良:1票) 2.《ネタバレ》 ななめうえをいく後半の展開で『台無し』になってしまった。 製作側はどうだいびっくりしただろうとドヤ顔だが見る側はドン引きです。 ドラクエ5に思い入れがあり、泣かせるシーンが数か所ありおまけの6点です。 それにしても、ストーリー展開が雑すぎ。 ドラクエ5は題材としては最高なのにホントもったいない。 最後に、ドラクエというゲームに興味ない人はまったくおススメできません。 【まっか】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-04 22:55:58) 1.《ネタバレ》 「ドラゴンクエストⅤ」をCGアニメ映画化。3世代に渡る大冒険。さらわれた母ちゃんを取り戻せ、殺された父ちゃんの仇を討て。ドラクエの域を越えた深遠なる旅のテーマ。しかし終盤に失速。敵モンスターの描き方が雑やな。魔王なんてDBのフリーザみてえだぜい。ゲーム音楽は忠実に再現。ドラクエⅥの映画化に期待。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-04 00:22:46)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS