みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.ミッドウェー海戦の史実に興味があるか、軍隊のドンパチものが好きでないと、楽しめない映画。 ストーリーはあってないようなもの。ドラマは大してなく、軍人とその家族の愛情とか、仲間との友情を描く程度で、この手の戦争ものには定番のネタ。でも描き方は極めてチープで面白くはない。 戦闘シーンは美しく、迫力のある映像で見ごたえは十分。またミッドウェー海戦に興味があるなら、あの時何が起こっていたかをドラマ仕立てで楽しく知ることができる。もっとも、逆にある程度あの海戦について基礎知識がないと、作中に何が起こったのか理解するのは難しいかもしれない。 お決まりの兵装転換のもたつき、無能な南雲、解析されちゃう暗号など、日本人の自分としてはなんともモヤモヤせずには見れない感じ。でもそれがいい。 ミッドウェーというタイトルながら、物語は真珠湾攻撃から始まって、「日本は卑劣で、倒すべき悪いやつ」というお膳立てを忘れないのは、やはりアメリカの映画だからであろう。とは言うものの、日本映画界も協力して作った作品であるのは間違いなく、それなりに日本軍を立てる描写も見られる。 総合評価としては、かなり見る人を選ぶ、マニア向けな一作という感じ。 【椎名みかん】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-19 17:44:24) 7.ミッドウェイ海戦の日米の作戦の裏とかを語るのかと思ったら、そういう部分はおいておいて、というかバッサリ切って、人間のドラマとCGを使った空中戦を描いた映画でした。この監督のハチャメチャさが好きなんですが、史実なんでそうもいかなかったところが残念です。アメリカ映画なのにアメリカ万歳じゃないところは好感が持てたので+1です。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-29 18:04:44) 6.ローランド・エメリッヒ監督ということで、予想どおりの映画です。ブレていません。どこかで見たようなドラマ、金の掛かっているであろうCG、期待どおりです。とても名作にはなり得ないけど、まあまあ適当には楽しめる、映画館には行かないけどテレビでなら見てみようかと思うそんな映画です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2021-08-19 19:08:48) 5.《ネタバレ》 色々と、配慮されている作品だなと思い、それなりに安心して見ることはできました。 ただ一つ言うことがあるとすれば、日本人俳優の人たちに字幕が欲しい!(笑)。 日本人なのに何言ってるかよくわからんシーンが多かった。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-02-19 15:16:28) 4.《ネタバレ》 一言でいうと、太平洋戦争の転機とも言われる「ミッドウェイ海戦」を、あのディザスタームービーの巨匠ローランド・エメリッヒが、最新のVFX技術を投入して、アメリカ側の視点で製作した戦争映画だ。 前半は真珠湾攻撃の描写から始まっているだけに、物語の基調はどこまでいっても「リメンバー・パールハーバー」であり、その後の ドゥーリットル爆撃にしても、ミッドウェイ海戦にしても憎き日本軍への報復戦がメインであるため、日本人としては(史実とはいえ)「アメリカにやっつけられる映画」なので、面白いわけがない。(当たり前だが、アメリカ人が観たら痛快この上ないだろう) とはいえ、山本司令官や南雲長官など帝国海軍の主要人物は日本の名だたる俳優がキャスティングされており、今までの(米製作の)太平洋戦争ものよりは 双方向に配慮したつくりにはなっている。 何よりエメリッヒ監督ということもあり、空母や艦上機の描き方には手抜きはなく、第二次大戦時に主流になったといわれる航空機の活躍をスクリーンに見事なまでに再現しているところは期待どおりの見応えがあった。 また、ミッドウェイの大きな勝因が、暗号解読による諜報戦であったこと、そして本作の主人公達が活躍する「米雷撃隊」の勇気ある戦いにあったことが 本作ではフォーカスされており、その辺も史実どおりなのだろう。(だから観ていて面白くないわけだが) この戦いで、日本は貴重な主力空母4隻と日中戦争以来の熟練パイロットを数多く失い、敗戦の遠因になったことを考えると、複雑な気持ちになる。 できればイーストウッドの「硫黄島」のように、日米両方の視点から製作してほしかったといえば贅沢な望みだろうか。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-09-28 15:30:03) 3.《ネタバレ》 真珠湾の仕返しだい…正義は米軍、悪は日本軍。そんな構図で描かれる戦争大作。大迫力の海戦、よくできてるけど米軍の圧勝、つまり日本軍のボロ負けを讃える作品で、決して後味の良いもんじゃねぇよ。そして、日本人はあんなにも暗くて堅物ばっかじゃねぇぞよ。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-09-21 22:06:01) 2.《ネタバレ》 比較的史実に忠実に、かつその中で創作の人間ドラマの描写に注力すると言うよりは、真珠湾攻撃~ミッドウェイ海戦の実際の軍事的展開を描いてゆくことの方に重きを置いた作品だと感じる。その観点からまず一つ残念なのが、そうであるにも関わらず、率直にイマイチ個々の歴史的事実・イベントの意味とか影響とかが伝わって&繋がってこないことである。ミッドウェイ海戦に至る戦況も大雑把にしか描写されないし、一番肝心だと思われる南雲中将の判断と時間的な「偶然」だとかも、知ってりゃ分かるが知らなきゃ多分伝わってない様にも思われる。あと、ドーリットル空襲を描くのも端的には間違い無く正解だと思うが、一方でそれが日本軍司令部の作戦判断にどう影響したのかがあんまりハッキリとは描かれない、というのでは、正直何がしたくて該当シーンを挿入したのか意味が分からないといって過言でもないであろう。 また、前述どおり人間ドラマには重きを置いていないのでその面の見応えはいかにも薄っぺらいし、CG全開な戦闘シーンも量はともかく質は今日びの映画じゃそこそこ(と言うか若干チープ寄りかも)というレベルでかつバリエーションも少ないし(急降下爆撃で空母沈めるのを4回も観なきゃならんという)、CGがつくりものっぽいから戦場のリアリティや迫力・凄みも希薄で、総じて、昨今の出来の良いリアル戦争映画と比べると、色々と極度に淡泊、という印象を受ける。 ひとつだけ褒めたいトコロとしては、淡泊に、かつ日米どちらにもあまり熱く肩入れせずに描くことで、戦争の勝負ごととしてのカタルシスは感じられないものの、それ故に逆に「勝利者などいない戦争の悲哀」というものは仄かにも確かに感じられた(終盤、若干そっち方面に演出を寄せていましたよね)。まあその部分にしても、泣ける!というホドでもない薄味、だとも言えるのだけど。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-09-19 02:03:03) 1.エメリッヒ監督なので、もっと大味な作品かと思いきや、結構人間ドラマもしっかり描かれていたし、なかなか見応えのある内容だった。 ただちょっと残念だったのは戦争の悲惨さだとか残酷さがあまり伝わって来ないのよね。戦争描写があまりにCG感丸出しってのもあるけど、他の戦争映画と比べちゃうとあんまし血とか流れないし、人体が吹っ飛んだりしないし、これじゃあ「インデペンデンスデイ」の宇宙人に襲撃されてるのと変わんねぇぞって感じてしまった。 また登場人物が多いのに、誰に対しても感情移入できないというか、明確な主人公を配置していないからかどうも盛り上がりに欠けるし感情移入しにくい作りだった。 例えば暗号を解読した事によってミッドウェイの勝利に繋がったんならば、その解読した人物についてもう少し掘り下げてくれれば面白くなったのになと思った。 ジョン・フォードにしても一応出してみました感しかなかったし。「海辺の映画館」で大林監督が演じたジョン・フォードよりはマシだけど。 一番良かったのはやっぱりトヨエツ! 最初観た時はトヨエツいつの間にこんなに太ったんだ?って思ったけど、役作りなのかね?凄いなりきり具合だったわ。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-09-14 12:45:04)
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