みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 アメリカでしがないランドリー店を経営する中国系移民のおばさんを主人公にした、SF・アクション・コメディ・家族もの。税務報告のための領収書などが乱雑に置かれた机の上から始まり、壁にいろんなものが貼られ、物が乱雑に詰め込まれた部屋、洗濯物が詰め込まれた袋が乱雑に置かれたコインランドリーなどなど、しょっぱなから続く、映像密度にまず「うわっ」となり、展開に関しても、とにかく面白ければ何でも突っ込んでしまえ~というような感じで、アジア的カオス感覚に気圧されて、中盤くらいまでは結構楽しめたと思います。税務署のおばさん審査官を敵キャラの中ボス?にしたのは、なかなかよかったと思います。しかし、中盤過ぎあたりから、終始濃ゆいのに飽きてくるのですよね。ラスボス?に対してもう少し感情移入ができたら、また違ったのかも知れません。動機が腑に落ちないまま、何か色々とドタバタやってるなぁという感じで、あまり心動かされることが無かったです。SF設定も、ギャグの多彩さを確保する便利ツールとしては一役買っていましたが、最後に収斂して心を揺さぶるとか、余韻を残すとか、そういう面ではイマイチなのですよね。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-12-11 17:48:57) 3.《ネタバレ》 もう、アカデミー作品賞を獲る前にレビュー書いとかなくちゃだわ。公開日に見たのにダラダラと過ごしてしまったわ。 映画を見ていてその設定から連想したのは『ザ・ワン』と『マトリックス』だったのね。でも見終わった後に思い出したのは『アバウト・タイム ~愛おしい時間について』。それは家族についての可能性の物語。 宇宙規模というか全次元規模で描かれる、最近流行りのマルチバースに前世紀末に流行ったセカイ系を足したような世界で描かれるのは、でもたった1つの家族の物語。 人生には様々な可能性があって選択があって、その小さな分岐が大きな結果の差になってゆく、その数多の可能性と結果の中でそれでも大切にすべきモノ、守るべきモノって?ってそれを面白おかしく綴ってゆくわ。ただし、大量に盛り込んだ要素によって映画は激流の如し。落ち着かず猥雑で莫迦げていて狂騒的。振り落とされないようについてゆくのが大変。 そしてそこを楽しめるか否かがポイントな気がするのだけれど、意外と弾まないというかハンパなパロディが散りばめてある感じでオリジナリティで楽しませる、って感覚には欠けてるように思うわ。『バビロン』にしてもそうなんだけど『2001年宇宙の旅』出してくるのってなんていうか、王道っていうかベタ過ぎちゃってて、もうやめない?って思っちゃうのね。カンフーやアニメもそりゃ東洋的なるモノって考えるとどうしたって出てきちゃうのでしょうけど、それはこの映画自体の持つ魅力とは違う、別のところからやってきてるモノだからねぇ。 演じてる人たちはみんな魅力的ね。ミシェル姐さんは様々な、本当に沢山の姿を演じ分けて魅せてくれるし、あの懐かしの(ショーティ、データ)キー・ホイ・クァンさんもすっかり大人になりつつ、でも表情とか声の感じとかあの頃のまんまじゃない?って懐かしく。 それにしてもジェイミー・リー・カーティスさんは凄かったわね。っていうか気付かなかったの。映画を見終わってもどこに出てたの?ってあんなにタップリ出てたのに。自分の中で彼女は『ハロウィン』『プロムナイト』『大逆転』のイメージのままで、この映画の彼女に結びつかなかったのよね。アタシもアップデートしなくちゃだわ。 引いちゃうような下品なネタもあって面白いには面白いけれどアタシ的には特別ってカンジはしない、アカデミー賞独占!って言われても俳優部門は納得できるけれど、みたいなくらいかしらね。アカデミー賞も近年ポリティカル・コレクトネスの波が押し寄せているので、そこら辺も勘定に入れつつの受賞作ですよ、って見るのが良いかしら。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-03-14 15:26:57) 2.《ネタバレ》 評判が良さそうなのと劇場で観た方が良いかなと思い行ってきました。思いの他バカ系だけども絶妙なバランスで破綻せずに家族愛、自己愛が織り交ぜられて楽しめました。それよりも何もキーホイクアンさん、インディジョーンズとグーニーズしか知らないのだけど、こちらでもこの2作品だけなんですね。なんとも存在感ありますね。中国嫁が言うには彼の中国語はちょっと変だとのことでした、あと設定等が理解できず訳わからんとのこと、日本語字幕ですしSF謎の単語も多いよね。。。嫁はSF系とは相性が悪い様なので選択ミスだったかも? マルチバースで自分への可能性を中二病的妄想するのは面白いですね、努力する才能が基本的に無いのでどの世界でもうまく行かなかったように思うけど、ちょっとしたきっかけで変わったりしたのかな?等と妄想してしまいますね。 【追記】アカデミー賞色々取れておめでとう!僕的には、大人の玩具(もろにチンコ、リアルめ造形のヤツ)を振り回すシーンのあるバカ系アクションでも獲れるってのが快挙なのではと思います。大ファンでは無いけど記憶に残る俳優さんが受賞すると嬉しいですね、キーホンクアンさん、ジェイミーリーカーティスさんよかったね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-03-13 09:28:31) 1.ストーリーはとっ散らかっていますが、最後は家族の絆が勝利する王道のハリウッド映画でした。 エヴリン演じるミシェル・ヨーは、アクションから演技までマルチにこなす女優として華々しい活躍ぶりで、アカデミー賞の作品賞はさておき彼女の主演女優賞は確実でしょう。 面白いし退屈もしなかったけど、私には正直あまり刺さらなかったです。 個人的にはエヴリンの旦那がインディージョーンズのあの子役というのが感慨深いが、私には彼がジャッキーチェンに見えて仕方なかったです。。。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2023-03-04 09:03:12)(良:1票)
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