みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。オシャレでユーモアもあって、カッコよくて、安定的に面白い。大野雄二の音楽も相俟って、まるで実写版のルパン三世のようにも見えます。 ただし「蘇える金狼」もそうだったのだけど、なぜ最後に女を殺すんでしょうね。この結末がいただけない。脚本の必然性の有無にかかわらず嫌悪感をもよおします。そのせいで最後のおちゃらけたシーンも後味が悪く見える。村川透×松田優作のコンビによる作品は国際的な評価に値すると思うけれど、こうした「女の扱い」はその足枷になるだろうと推察します。 【まいか】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-06-13 21:56:25) 3.《ネタバレ》 松田優作の遊戯シリーズ第2作…何てことは知らずに鑑賞。 松田優作といえば真面目で無口なハードボイルドな面と、探偵物語の工藤ちゃんみたいな饒舌でおちゃらけた面が思いつくけど、この作品ではその両面が楽しめて、ちょっとしたお得感があった。裸の大将みたいな格好しててもスラッとした松田優作はカッコイイなぁ。 「今日、野性の証明観に行かないと…」「ネバーギブアップ!」ラジオから『戦士の休息』と、同年のライバル映画ネタをジャンジャン出してくるのが笑える。たまたま先日観たばっかだし。こちらの音楽も大野さんなので、軽快でオシャレなルパンっぽさも味わえる。 鳴海という人物、照子が殺されて復讐のように花井組を壊滅させるとか、文太に殺人の報酬ぶんの金を全額置いていくような、情に厚い男の一面があるようだ。だけど人質にした美沙子にロシアンルーレット(もともと殺す気はないんだろうけど)をした後に「運が良い」と開放する。最後は自分を撃つ美沙子にキスをして撃ち殺す冷酷な一面もある。 最後の美沙子を殺す必要性がイマイチよく解らなかったけど、最初に殺された会長の秘書だった時は、美沙子はこの会長の愛人だったんだろう。その会長の利権を握ってクラブのママになってからは勝田の愛人だったから、5年前も今も、鳴海が暴れるたびに自分のパトロンを殺されてる。 最後鳴海に向かって撃つのは、きっとロシアンルーレットの仕返しなんだろう。もちろん鳴海に当てる気はなくて“もう運が尽きた”ことを伝えて、あの時に遡って殺してもらうことを望んだんじゃないかと。そう考えると美沙子を撃った鳴海は、一貫して情に厚い男と言えるかもしれない。美沙子の酒は涙でしょっぱかったのか。 寿会の銃撃戦は約3分に及ぶワンカット長回し。扉に穴が空いたりと、撮り直しが難しい中での一発撮りは、この時代結構スゴいことなんじゃないかな。 だけど確かに、殺されるヤクザのオーバーリアクションは、ふざけてるビートたけしみたいで笑えるかも。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-11-22 12:42:31) 2.《ネタバレ》 「遊戯」シリーズ第2作。前作「最も危険な遊戯」のエピローグはコミカルなものだったが、今回の鳴海昌平(松田優作)はどことなくコミカルで、「探偵物語」の工藤俊作の原型を見ているよう。でも、キャラクターとしては工藤のほうが好み。(「探偵物語」も十年以上前に再放送で見たきりなのだが。)むしろ後半の喋れなくなってからの鳴海はその前のおちゃらけた鳴海の姿があるので、それと対比して鳴海=松田優作のクライマックスの戦闘シーンのかっこよさが際立っている。ただ、村川透監督の演出は今回も雑で映画というよりはテレビのアクションドラマを見ている感が拭えない。それでも中島ゆたかを殺すシーンはかなり印象的だった。佐藤慶演じるヤクザの親分がなんとも渋くて主役の松田優作よりもかっこいい。今年亡くなってしまったのは本当に残念だった。その部下を演じる佐藤蛾次郎は「男はつらいよ」シリーズの源ちゃんのイメージが強すぎて本作での風貌になにか違和感を感じる。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-07 19:32:16) 1.優作好きなら観ても良いかな。優作さん、このころは歌もOKしてたのね。演歌調です。中島ゆたかさんが色っぽいですなぁ。 【wish】さん 6点(2004-03-01 21:46:17)
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