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【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 今見ると派手なところはないが、神代監督らしい映画。説明的でなく短い時間でよくまとまっていて、当時の時代の空気もよく感じられる。音楽もよい。 【クリプトポネ】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-12-27 20:16:13)
1.1974年の青春映画。確かこの年か前年に中東戦争が起こって石油危機が叫ばれ、高度成長に終止符が打たれた。戦後から青春映画と云うと、健全な上昇志向や内面の葛藤を扱ったもの主流だったはずで、こんな「だるい」映画は斬新だったと思える。豊かでもないが貧困でもない世の中と、経済成長の終焉がもたらした空気感が「だるさ」なのでしょう。その後、この種の「だるさ」は日本社会を捉える際の常識的な側面のひとつになって行く。その意味で、桃井かおりが発散する「だるさ」は、そのままこの映画のテーマだ。蹉跌とは辞書によると「つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折」とある。この主人公は何かに挫折したのか? 学園紛争の時期と被ってるし、その類いの先輩もいたが、さほど気合を入れて活動していたように見えない。必死に何かをやっていた姿がもう少し描写されれば、タイトルらしい映画になったと思えるが、自分の見立てはただのナマケモノだ。目の前にあることに背を向けた「えんやーとっとぉー」は解り易い心の声で面白かった。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-07-25 23:18:12)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.15点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 5.00% |
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4 | 3 | 15.00% |
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5 | 5 | 25.00% |
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6 | 2 | 10.00% |
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7 | 5 | 25.00% |
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8 | 1 | 5.00% |
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9 | 2 | 10.00% |
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10 | 1 | 5.00% |
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【その他点数情報】
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