みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
2.《ネタバレ》 単純は話にも思えるが、よくよく考えると、なかなか奥深い内容。 堅物の独身デブハゲおっさんが、若い女に誘惑され、あれよあれよという間に熱を上げ、教授の地位を捨ててまで求婚をしてしまう。 女は求婚を受け入れ、結婚するが、その後の扱いがひどい。 男はプライドをズタズタにされ、最後は野たれ死に。 結婚をするという設定は、さすがに合点がいかないが、この作品がうったえたいことは理解できた。 男とは愚かな生き物、女とはしたたかな生き物。 教授として、学校では立派なことを説きながら、少し女に誘惑されただけでメロメロになってしまう。 生徒の前で言っていることと、陰でやっていることがまるで違う。 例えば、会社で立派な地位にいて、立派なことを部下に言っておきながら、女の前ではまるでだらしがないという、現代にも通ずる普遍的な話。 男と女の関係性を、普遍的なテーマとして、今に伝える作品という意味では、名作たる所以を理解できる。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-01 00:36:11) 1.主人公のおじさんのキャラがとても立っている映画。 "50を過ぎてからの色狂いは直らない"は昔ながらの定説だけど、 そこだけ描いても映画にはならないということで、後半からの展開がとても面白い作品だった。 教授役の初老の俳優さんは、いかにも頑固そうな顔つきをしていながらも、愛嬌があって、 その姿を見ているだけでも愉快なのだが、後半は狂気に満ちた演技を見せ、まるで別人。 いい役者さんだった。ディートリッヒは、相変わらず妖艶な美しさを見せてくれる。 この頃の映画は「いいなぁ」と思うと、ドイツ製作のものが多くて、この作品にもパワーを感じた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-27 13:49:37)
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