みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
8.《ネタバレ》 シリーズ33作目。本サイトでは寅さんシリーズ・ワースト3に入るくらい低い点に警戒する反面、私の好きな登が久々に登場する回(※事前に調べてた)ともあって、複雑な思いで観始めました。 当時私は中原理恵さんが大好きでした。欽ドン!毎週観てました。綺麗で可愛くて面白くて、こんな人が私のママンだったらなぁ…なんて思ったこともありましたよ。欽ちゃんブームが下火になった辺りから、彼女もあまり観なくなりましたね。今回久しぶりに彼女を観られて、そしてやっぱり綺麗な人で、なんかすごく当時を思い出せて嬉しかったです。 更に釧路(うわっ都会だ!)に根室(…田舎だ)に霧多布に中標津と道東てんこ盛りな回で、それもまた嬉しかった。あの樽の中をぐるぐる回るオートバイ・サーカス。札幌はじめ北海道の夏祭りの花形イベントでしたが、最後の一座もコロナの最中に人知れずひっそりと閉業されたそうです。 登の再登場は良かったけど、あの別れ方は悲しかったなぁ。だけど、カタギになった登と、時代に取り残された寅のフーテンぶりを敢えて観せる演出と思えば納得です。悲しいけどね。タコ社長の娘のあけみ。むか~し社長一家が出た時に、わらわら居た子供の一人なのかな?なんかぶっ飛んだキャラクターで好きです。美保純かぁ。味があるなぁ。トニー。名前からして住む世界が違う人です。ハーフ役かな?あだ名かな?思わせぶりなセリフを最後に出なくなるのは、確かにモヤモヤする。栄作。欽ドン…じゃないか、でも欽ちゃんファミリーの懐かしい顔。こちらも退場のしかたがちょっとだけど、面倒くさい旅の仲間っぷりが良いアクセントになってたわ。 マドンナ・フーテンの風子。中原理恵が好きなせいもあるけど、この後先考えずに憎まれ口叩いてしまう性格なのは、作中自分で言ってる通り。とらや&寅連合VSマドンナって図は初めてかも?最後のとらやでの言い方に怒りを覚える気持ちも解ります。みんなで優しくしたのに掌を返すようなやり方でって。その気持も解るけど、弾かれ者だった風子が、同じ境遇のトニーを嫌いになれない気持ちも解るなぁ。 最後の熊。モロぬいぐるみのニセモノ熊には失笑だけど、前作でレオナルド熊がニセモノ寅を演じた繋がりってことで、最低マドンナの烙印押されてる風子共々、許してやっちゃ、くれないだろうか? ちなみに私の中の最低マドンナは高見歌子(吉永小百合)です。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-12-17 23:00:15)(良:2票) 7.《ネタバレ》 かつて釧路に住んでいたこともあり、昭和の釧路(幣舞橋)の街並みや、根室、養老牛温泉などが懐かしく、嬉しかった。 また、当時全道の祭りを巡業していた「オートバイサーカス」が登場するのも懐かしい。 と、本筋以外のところが目についた本作だが、中原理恵が演じる今回のマドンナ・風子もなかなか印象的だった。 寅さんに懐いてついて行こうとするも、寅さんに諭されて根室の理容室で働く風子だが、オートバイサーカスのトニー(渡瀬恒彦)に 惹かれて東京までついて行き、同棲してしまう。 体調をくずし、寅さんにとらやに連れて行かれ、寅さんいつもの「ここにいつまで居たっていいんだよ」が炸裂するも、風子はトニーに会いに行くという。 ここでの寅さんと風子とのやりとりは切ない。 あんな渡世人と一緒にいたって幸せにはなれないぞ…… 自分だって渡世人だって言ってるじゃない…… 冒頭で昔の舎弟・登に出会い、説教するシーンも含め、寅さんの渡世人稼業の切なさが全編に渡って伝わってくる。 ただし、最後の着ぐるみの熊はよくないねぇ。 【田吾作】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-11-25 14:42:13) 6.《ネタバレ》 シリーズの中では不人気作との評判ですが納得です。 マドンナ役のキャラ設定がダメなのと笑いの部分がいつもより少ないのが要因と感じました。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-05-30 23:49:27) 5.《ネタバレ》 シリーズ中かなり評価の低い作品。でも前半は幾つか見所がありました。まずは冒頭懐かしの登が登場!あまりにも短くあっけなく別れる再会でしたが、シリーズ初期の愛すべきキャラクター、登の登場が嬉しかった。 その後寅さんは北海道に渡る。そこでマドンナと出会い、宿屋で訳ありサラリーマン風の男と出会い、しばし3人で行動を共にし、そのサラリーマン風の男が女に会いに行くのに同行する。場所は北海道。似たような話が過去にあったぞ・・・。そうそう、シリーズ屈指の名作「相合い傘」だ。ここまでは悪くないのですが、その後が盛りあがらず・・・。 もう一人登場するサーカスのバイク乗りのクールな男トニーが寅さんの世界観にどうも馴染んでおらず、肝心の風子と寅さんが柴又帰郷以降ほとんど一緒のシーンが無かったのも残念でした。 満男が中学校に入学し、タコの愛娘あけみが結婚し、登もカタギになって結婚して娘が生まれていて、妙に時の流れを感じる作品であり、寅さんとさくらや博、満男が旅先で一緒のラストシーンというのも珍しい作品でした。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-21 23:55:06)(良:1票) 4.登!!!!久しぶりお前の顔が見れて嬉しかったぞ!!! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-19 18:48:08) 3.渡瀬恒彦が赤シャツ(だったような?)を来て、トニーとやらの名前で登場する、奇妙な作品。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:16:45) 2.まず面白いなーと思った点、冒頭の主題歌の部分。主題歌が流れる中、映像は旅先の寅さんを映し出す。主題歌が流れているわけだから、普通ならこの主題歌の映像は「効果音」の無いパントマイムとなる。しかし今回、映像がお祭りのシーンとなったところで、珍しいことに、祭囃子の音が主題歌に重ねて流れ出す。この音の重なり方自体には、何の計算も何の調和も感じられない、およそデタラメなカオス状態。しかしゲテモノ音楽に多少なりとも関心があると、こういう瞬間に、つい興奮してしまう(笑)。主題歌という言わば「恒例行事」に、思わぬ音が交じり合い、両方の音は反発し合いつつも、背景の祭りの映像が両者をギリギリ接着している、という、このスリル。ああ、楽しい(←バカ)。さて、次に本作で面白いと思った点はというと・・・何かあったっけ?(笑) この映画、基調はどうにも暗い。主題は要するに「女心は謎」、まさに単純な男にとって最大のミステリー。この壮大なる謎だけでも充分に映画全体に暗雲を立ち込めさせ、空気を重くする。このジメジメ感をどう映画的に処理するかが腕の見せ所だろうけど、これがあまり上手くいったようには感じられませんなあ。充分に重苦しいクライマックスの背景に、わざわざ嵐の効果音だなんて、ナントモ工夫が無い。結局、テーマを丸投げしたような強引な展開となりますが、劇中の二度の結婚式シーンが、唐突ながらも華やかさを見せ、かろうじて映画のバランスを取ろうとした、と言うところでしょうか。ラストも飛び切りおバカなドタバタ。あのクマはスゴい。CGですかね(笑)。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-11-03 23:03:00) 1.そんなに評価低いのか? 確かにマドンナが暗いというか、 あんまりいい子じゃなかったからかな。 トニーって、自分で言ってて恥ずかしくないか? といろいろありますが、期待通りに熊に襲われる寅さん、 渡世人のつらいところですね。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-26 23:40:13)
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