みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.《ネタバレ》 怪作、というやつなんでしょうか。破茶滅茶のてんこ盛りで、それぞれの映画のスタイルのパロディ化しているのかな。 色彩的にも遊び心があって、そんな色のスーツどこで売ってるん?と言いたくなったり(笑)。 セットが安っぽいんですが、それもまた妙な味わいに感じさせます。 白を基調とした世界でのピアノ伴奏から銃撃戦へと至るシュールな終盤戦がかっこよかった。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-07-16 17:59:25) 3.何というか、カルト映画の匂いがぷんぷん漂ってくるのです。前後の整合性とか、筋としての一貫性など、ほとんど考慮されていない。何でこの人はここでこう行動するのかとか、一切理由がありません。それならば普通はすみやかに崩壊してしまうところ、しかし、制作側と役者陣のナルシスティックなほどの迷いのなさによって、奇跡的に作品としてのまとまりを見せているのです。思いつきがただちに結実するエネルギーの怖さを感じます。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-05 02:58:56) 2.《ネタバレ》 物語自体はベタな任侠もので、それ以上でも以下でもないです。ただ舞台の一つとなる東京のクラブのセットは、白を基調にした清順らしいアヴァンギャルドな異空間となっています。60年代の鈴木清順の作品はモノクロというイメージが強いんですが、カラー作品を撮れば彼の天才的な色彩感覚に魅了されてしまいます、でも彼のカラー映画は勢いが失われてきた晩年に撮られたものが多いのが残念。佐世保のクラブは造りからして西部劇のサルーンそのもの、大乱闘もウェスタンお約束のパロディです。だけど映画自体は思ったよりはるかにまともで、『殺しの烙印』みたいなハチャメチャさは影を潜めています。まあ若き日の渡哲也はいかにも不器用そうな感じで、宍戸錠のようなはっちゃけを期待するのが無理ってもんでしょう。そういう観点からは、私には期待外れの一編でした。 余談ですがヘアドライヤーのメーカーとタイアップしていたみたいで、二か所不自然にドライヤーに言及するセリフやシーンがあります。松原智恵子が楽屋でセットしているシーンでは壁に貼ってあるそのドライヤーのポスターが大写しされますし、ほとんど五分刈りの渡哲也がドライヤーを髪にあてていたのには、そのわざとらしさに爆笑してしまいました。この映画で唯一の笑えるところでした。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-11-03 23:24:00)(良:1票) 1.任侠したいのか、前衛したいのか。 【michell】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-03-24 16:56:23)
【点数情報】
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