みんなのシネマレビュー

昭和歌謡大全集

2002年【日】 上映時間:112分
アクションコメディ犯罪もの小説の映画化
[ショウワカヨウダイゼンシュウ]
新規登録(2003-11-15)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2021-01-11)【イニシャルK】さん


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監督篠原哲雄
キャスト松田龍平(男優)イシハラ
樋口可南子(女優)スズキミドリ
池内博之(男優)ノブエ
岸本加世子(女優)ヘンミミドリ
斉藤陽一郎(男優)ヤノ
森尾由美(女優)タケウチミドリ
村田充(男優)スギヤマ
鈴木砂羽(女優)イワタミドリ
近藤公園(男優)カトウ
細川ふみえ(女優)トミヤマミドリ
安藤政信(男優)スギオカ
原田芳雄(男優)金物屋の主人
古田新太(男優)サカグチ
内田春菊(女優)ヤナギモトミドリ
市川実和子(女優)女子大生
津田寛治(男優)
内田朝陽(男優)
木下ほうか(男優)
黄川田将也(男優)
寺田農(男優)
土屋久美子(女優)
千石規子(女優)
鰐淵晴子(女優)
ミッキー・カーチス(男優)
水木薫(女優)
原作村上龍「昭和歌謡大全集」
脚本大森寿美男
音楽池頼広
作詞阿久悠「白い蝶のサンバ」/「また逢う日まで」
岩谷時子「恋の季節」/「君といつまでも」
松本隆「SWEET MEMORIES」/「風立ちぬ」
作曲弾厚作「君といつまでも」
いずみたく「恋の季節」
大瀧詠一「風立ちぬ」
利根一郎「星の流れに」
挿入曲三波春夫「チャンチキおけさ」
尾崎紀世彦「また遭う日まで」
撮影高瀬比呂志
配給シネカノン
特撮橋本満明(視覚効果)
編集深野俊英
照明赤津淳一
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【クチコミ・感想(6点検索)】

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11.古田新太の歌う「錆びたナイフ」の下手さは見事であった。役者が音痴を演じるときって、いつも突拍子もない音程に飛ばしたりして大袈裟になってしまうもの。無意識のうちに「本当は私は音痴じゃないんだけど、演技でやってるんだよ」ということをアピールしたくて、ついついオーバーにしてしまうと思われる。女優がブスを演じるときのメイクが、ことさら大袈裟になるのと同じ理由だ。なのにこの古田新太の音程のずれ具合は、実にリアリティあふれる味わいのあるもので、役者としての喉の鍛錬が行き届いていることが分かる。それとももしかして単に…。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-13 12:12:52)

10.《ネタバレ》 オバタリアンVS新人類(両方とも古い言い方ですね)。両者の違いは、単に年齢性別の問題ではありません。価値観が違えば、全く別の生き物。おばさん軍団にもチーム若者にも、“人殺し”の罪悪感がありません。人の姿をしていても別の生き物に見えるのに、“吹き飛ばされた腕だけ”を見ると人間だと思える。なんとも皮肉なものです。エスカレートする殺し合いはゲームのようだし、人物描写はステレオタイプ。世界観はファンタジーです。でも妙に神経を逆撫でするのは、核心部分にリアリティを感じるからだと思いました。かなりブラックなコメディ。ただ濃すぎて自分は笑えませんでしたが。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-03-11 11:00:37)

9.《ネタバレ》 まあまあ面白かったんですけど…。オバチャングループも青年グループも、脇にちょろっと出てくる人もみんなしてマッドな感じ。そしてラストの爆弾ボバーンまでその狂った空気を貫いていたのも良い。お互いのグループの妙に強い連帯感など、微妙にイカれた人たちを冷たい視線で眺めている映画でした。原田芳雄の「マダム嫌い親父」なんて笑えました。でも、血がぴゅーぴゅーほとばしるのが苦手ですし、説明セリフが多いのにちょっと興ざめ。そして上手い役者と下手な役者がくっきりと分かれてしまい、観ちゃいられないシーンもありまして…。松田龍平の歌声には痺れました。悪い意味で。 のはらさん 6点(2004-12-23 18:58:38)

8.前半は実際にありそうな感じでチョッと恐ろしい。後半の感想は原爆あるのかよ!面白かったんだかなんだかよくわかりませんが、原作が面白いという事で読んで見たいとは思いました。 マキーナさん 6点(2004-11-16 18:09:04)

7.「昭和歌謡大全集」(原作未読)という題名でも、描かれてる内容は、昭和からは遠く離れた平成の今現在。しかし今の時代を作り上げたのが昭和だとすれば、かなり相応しいタイトルなのかもしれない。無意味に生を消費するイマドキの若者と、薄っぺらな人生を謳歌する今時のおばさんは、互いが時代を代表する記号でしかなく、その争いは文字通り空虚。その先にあるものは、確かに滅亡しかないでしょう。話自体が面白いのでそこそこ面白くは観れましたけど、それにしたってこの中身で、何で篠原哲雄なのかが全く解らない(それに、おばさん達も綺麗過ぎるよ)。三池崇史か石井聰亙、若しくは黒沢清が監督してれば、ひょっとして大傑作になったかもと思うと残念でなりません(この人選じゃ少しカルト寄り過ぎる?)、6点献上。 sayzinさん 6点(2004-11-12 00:55:07)

6.《ネタバレ》 昭和=東西冷戦の時代。どっちがアメリカ・NATOで、どっちが共産主義諸国かは分からないけれど、自分の中では東西冷戦をガキvsおばさんという構図に置き換えた作品なのだ、と勝手に結論付けた。
包丁(刀剣)→ピストル・バズーカ→原爆、と昭和の戦争の歴史の縮図を垣間見た気がしたから。
荒唐無稽だが、エンタメとして非常に良く出来た作品だと思う。
でも、出来たら深作監督のような、バイオレンスをとりなれている監督に撮って欲しかったなぁ。 なおてぃーさん [DVD(邦画)] 6点(2004-09-22 02:01:40)

5.《ネタバレ》 ここまでバカな映画はそうそう無いと思う。包丁刺しシーンの音楽&演出のセンスは素晴らしすぎて涙が出た(笑)ラストもなんだこりゃぁ!?なんだが、ここまで突き抜けられると怒る気にはならないわ!ってか、この映画の企画をどうやって通したのか、それを俺は知りたい。 ふくちゃんさん 6点(2004-09-16 00:02:23)

4.多分、比較的面白かったんだと思う。退屈せず見終わったし。
原作のイメージとは、かなり近かったかな。 こばやしさん 6点(2004-09-15 00:47:54)

3.よくぞここまで村上龍の世界を映像化したなぁ、というのが感想。キャラ設定・カット・セリフなど村上龍っぽさが出ていた。ただ私は村上龍とは合わないので(嫌いって言うわけではなく、面白いとは思うけど世界観や文章のリズムが合わないってこと)、映画そのものとして面白かったかどうかというと・・・・・・ビミョ~~。原作未読でこの映画を観たら、たぶん「・・・で、結局何??」という感想だったカナ?? よっふぃ~さん 6点(2004-08-31 14:24:20)

2.私は、特に原作も何も知らないまま「とにかく見て」と友人に勧められて見たので、題名からは想像できなかった内容で、なかなか楽しめました~。しかし、ものすごい豪華なキャスティングですねー。木更津ファンの私には、どうしても古田さんがオジ-に見えてならなかったんですが 笑 細川ふみえって、気づけばもうおばさん世代なんですね。。 akoakoさん 6点(2004-08-19 08:27:04)

1.基本的に血がいっぱい出る映画肯定派なので、好きです。ただ、章立てで歌謡曲のタイトル出している割には、お話とあんまりリンクしていないんでない?「ちゃんちきおけさ」のシーンは確かに笑ったけど、脈絡あるかどうかを考えると“?”だし。最後の「またあう日まで」はよかったけどね(笑)。原田のおっさんと、市川姉の好演、おばさんたちの醜さ(女優さんたちをわざと醜くみせている)に、この点数。 ダブルエイチさん 6点(2004-06-18 19:03:45)

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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 5.81点
000.00% line
112.70% line
225.41% line
338.11% line
425.41% line
5513.51% line
61129.73% line
7513.51% line
8513.51% line
938.11% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.25点 Review4人
4 音楽評価 7.80点 Review5人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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