みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
7.《ネタバレ》 題材的にはしかたがないのかもしれませんが、やはり地味。それでも序盤の修道院生活など、キリスト教に関する部分は興味深く見ました。宗教的な戒律を守ると人間的な生活が送れないのではないかという二律背反のもと、苦闘する主人公の姿はよく描けていたと思います。特に、捨てられなかった金の万年筆がまぶしい。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-04 20:38:11) 6.《ネタバレ》 探し回ってようやく見つけたDVD。神々しい尼僧姿のオードリー・ヘプバーンが好演。物語が目まぐるしく展開されるけど品格あるドラマです。修道院から出て遠ざかっていくオードリーの後姿を写したラストシーンが印象的でした。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-05-08 00:08:42) 5.いつものようにジバンシーを華麗に着こなしている訳でもなく、笑顔も少なく、お化粧も地味に見えます。しかし、本作のオードリーは本当に美しい。身も心もシスター・ルークになり切っていたかのようです。特にコンゴで患者のため献身的に働く彼女の姿が印象的ですが、終始信仰と自身の本当の思いとの間で心が揺れ動き自問自答し悩み続けます。作品としては非常に長く感じられましたが、そんな心の内を演じるオードリーの演技が素晴らしいです。オードリー自身の生涯を振り返ると、彼女自身の青春時代の戦争体験があり、晩年には女優を引退しユニセフ親善大使となり内戦状態にあったアフリカの国々を訪れました。そんなオードリーの生涯と重なる部分が非常に印象に残ります。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-03-13 20:15:06) 4.《ネタバレ》 後半のコンゴでの医療活動は良かったですね。 オードリーさんのひた向きさも爽やかで、シスター・ルーク頑張れ!と応援しました。 前半の教会での戒律の厳しさも印象的。 自己中の私には尼僧はとても無理だと思いました。 厳しさが一本調子で描かれ、途中でこちらの興味が持続できなかったのが残念です。 それから、尼僧の衣装はコンゴでは暑くないのでしょうか? 頭がのぼせないかと心配になりました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-21 22:09:35) 3.《ネタバレ》 こう見るとキリストに限らず、信仰を貫くという事がいかに難しく、己との葛藤の日々であるかが分かります。 オードリー演じるシスターは美人でしかも嫌味が無く、人にも優しく知的で何の欠点もありません。でもだからこそ、自分の父親が戦争の犠牲者になった時に大いに苦しみます。信仰の教えでは敵味方問わずに人の過ちを許さなければいけない、それが例え自らの肉親を失う事であっても・・・。しかし我々は神でなく人間であるし、失礼な言い方をすれば見た事も会った事もない信仰の対象よりも、実際に肌に触れて長年愛してくれた身寄りに対しての方により深い愛情を覚える事が罪とはとても思えませんでした。 父親を失ったと訃報を聞く前から、どこか明るさを失っていたヒロインは、かなり前から自己の心の矛盾に気付いていたのでしょう。その内に秘めた苦しみをヘプバーンは見事に体現していたと思います。 医学校の門戸が開かない情勢の中、唯一の道である尼僧になっての医学留学。しかし父親を尊敬するがゆえのその決断が、彼女を最も苦しめる形になるとは・・・、色々と考えさせられる映画でした。決して面白いとかそういう作品ではないですが、1度は見て損の無い作品だと思います。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-08-27 10:59:39) 2.《ネタバレ》 尼僧たちが皆美しいです。清楚で控えめで規律を守り、無駄の無い身のこなし、凛とした姿が美しいです。でも中でもオードリーヘプバーンは別格に美しいのです。その他大勢と同じ動きをしていても格別に美しいのです。その美しさは容姿だけでなく内面からにじみ出てくるもので、シスタールークの心の葛藤を演じているからだと思います。従順で厳戒な他の尼僧との違い=心の葛藤が美しさオーラとなって発光しているのです。すごいです。彼女の葛藤は、自分のプライドを捨てなくてはならない事への抵抗。彼女には目標、目的があるからそもそも尼僧には向いていませんでした。人間が最もストレスを感じる時とは「自分のプライド、自尊心を傷つけられたとき」と聴いたことがあります。ストレスの元となる「プライド」。持つべきか持たぬべきか…。彼女の場合は持つなと言われた事がストレスになっています。深いです。アフリカコンゴでのシーンはドキュメンタリー映画のようで、そこに投げ込まれたオードリーは何とも違和感があり必見かも。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-22 08:59:14)(良:1票) 1.《ネタバレ》 映画の筋云々よりも、修道院の厳しさというか、異様さが強く印象に残ります。ホント、一体何のために生きているのか判らない世界。しかも自分を高めるということが第一で、他者を助けるということが二の次に置かれてしまっているようにも見える。それだけに共感出来るラストシーンは印象的。人を救うことや人間のエゴの本質について、少し考えさせられる映画。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-12 18:27:58)
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