みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
4.米国のベトナム戦争により世界的に広がった反戦運動は、米国では「いちご白書」で有名なコロンビア大学闘争、フランスでは1968年五月革命へと発展した。日本でも大学紛争が続き私自身もその一端に巻き込まれた方ではあるが・・・。この映画にも五月革命が背景となっており、民主化や既成概念の打破、フリーセックス等の新風も覗かせている。さて問題の映画だが、前半は題名は何かのクイズもあり映画ファンにとってはかなりおもしろい。だがその罰ゲームが始まったあたりから雰囲気がおかしくなりあらぬ方向へと発展する。このあたりがベルトルッチ監督について行けるかどうかで評価は大きく変わってしまうだろう。私もこういうのは苦手なほうで、見て見ぬふりの小切手を置いて立ち去る両親などもってのほかである。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-03 07:04:53) 3.《ネタバレ》 どこがどう「ドリーマーズ」なのかイマイチ理解が出来ませんでしたが、まあソコソコ面白いかなといった所の映画。体は成熟してても精神が幼稚な映画狂双子の兄妹、その2人に翻弄される映画狂のアメリカ人青年の3人・・・一見ミスマッチな感じがするけど意外にも合ってたね。イカレ度数全快な若気の至り(?)的な行動も、このさい許しちゃおう!髪型がディカプリオ似(顔は違うでしょ)のマイケル・ピット、神秘的な美しさのエヴァ・グリーンの必要以上とも思える脱ぎ放題も◎。良い女優さんです(笑)。もう一人いたジョン・メイヤー似の人は微妙な気が・・・します(笑)。それと音楽のセンスは流石だね。冒頭からジミヘンなので俺としてはニヤリとしました。サイケな彼の音楽(特にギターソロのアーミングが最高)が絶妙!これまた映画に合ってます。ただ、もう少し贅沢を言うなら、本作は1968年が舞台なのでジミヘンよりも解散コンサートを行ったクリームの方がいいんじゃかなと思います。あんまし1968年の頃のジミヘンは良いとは思えません(ウッドストック、ワイト島以外は興味があまりない)。だから個人的には「ジミヘン 対 クラプトン」はクラプトンかな。別にギターは歯で派手に弾く必要はありません。アコースティックみたいにエレキを弾いてもいいじゃない!あと「チャップリン 対 キートン」は、キートンをあまり知らないのという一方的な理由でチャップリンに軍配。なんじゃそりゃ!・・・なレビューですいません。 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-19 12:46:31) 2.《ネタバレ》 古い映画のシーンを当てっこするゲーム、こ洒落てます。 双子と、彼らに振り回される青年の危うい三角関係。 青年マシュー役の俳優がディカプリオのパチもんで困惑。 近親相姦や、同性愛?退廃的な生活は背徳的で、どこか耽美さも見受けられる。 親にバレ自殺を試みるも、死ねないところが若さを感じさせる。 そして、夢見る彼らは革命という波に飲まれ散り散りとなった・・。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-22 06:13:07) 1.《ネタバレ》 ベルトルッチはラストエンペラー以外見たことないのであまり上手く理解はできなかったけど、三人の絶妙なバランスがとても良かった。 テオの「自分たちは一卵性双子だから」と少しあきらめがちに語るセリフとイザベルの狂おしく扉を叩く仕草、「私達は永遠よね」とテオに語るセリフに、離れたくても離れられない双子の関係とそれに振りまわされるマシューの姿が印象的だった。 二人を現実に引き戻したくても上手く出来ないマシューが痛々しい。 そして徴兵が逃れてきた平和主義者のマシューと活動したくても何をやっていいのか分からないテオとこのまま夢を見たままで終わりたかったイザベルの三人のドリーマー達に襲い掛かる革命という別の現実が否応なく夢から現実に引き戻す。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-08-02 01:10:37)(良:1票)
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