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太平洋奇跡の作戦 キスカ

1965年【日】 上映時間:105分
ドラマ戦争ものモノクロ映画特撮もの実話もの小説の映画化
[タイヘイヨウキセキノサクセンキスカ]
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監督丸山誠治
助監督坂野義光
キャスト三船敏郎(男優)大村少将
山村聡(男優)川島中将
中丸忠雄(男優)国友大佐
稲葉義男(男優)玉井中佐
田崎潤(男優)阿久根大佐
児玉清(男優)福本少尉
大友伸(男優)五艦隊機関参謀
草川直也(男優)五艦隊機関通信参謀
船戸順(男優)三上少尉
小川真司〔声優・男優〕(男優)ガンルーム士官A
伊吹徹(男優)ガンルーム士官B
山田彰(男優)ガンルーム士官C
広瀬正一(男優)山下水兵長
向井淳一郎(男優)一水戦参謀
岡部正(男優)一水戦参謀二
伊藤久哉(男優)木曾艦長
佐藤允(男優)天野少佐
久保明(男優)俵少尉
桐野洋雄(男優)イ―七号先任将校
藤田進(男優)秋谷司令官
土屋嘉男(男優)寺井先任参謀
平田昭彦(男優)工藤軍医長
岡豊(男優)宮本水警隊長
荒木保夫(男優)若月電探士
山本廉(男優)分遣隊長
長谷川弘(男優)防空隊長
堤康久(男優)主計長
二瓶正也(男優)中村上水
阿知波信介(男優)安部上水
石田茂樹(男優)松原二曹
黒部進(男優)加藤一水
大塚国夫(男優)茂木中尉
佐田豊(男優)佐野一曹
堺左千夫(男優)小島主計兵長
大前亘(男優)通信士
志村喬(男優)軍令部総長
西村晃(男優)軍令部赤司参謀
手塚勝巳(男優)
小川安三(男優)
当銀長太郎(男優)
加藤茂雄(男優)
中島春雄(男優)
緒方燐作(男優)
中山豊(男優)
古谷敏(男優)
矢島正明ナレーション
原作千早正隆「太平洋海戦最大の奇跡」
脚本須崎勝弥
音楽團伊玖磨
作曲團伊玖磨「キスカマーチ」/「霧のキスカ」
撮影西垣六郎
製作田中友幸
田実泰良
古賀祥一(製作担当)
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(光学撮影)
向山宏(特殊技術 合成)
渡辺明(特殊技術 美術)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
岸田九一郎(特殊技術 照明)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音西川善男
下永尚(整音)
照明西川鶴三
その他キヌタ・ラボラトリー(現像)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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1.《ネタバレ》 日露戦争の『日本海大海戦』やWW1の『青島要塞爆撃命令』なんかは確かにあるけど、戦後の太平洋戦争をテーマにした東宝特撮戦記映画で“勝ち戦(?)”を描いた唯一の作品です。真珠湾攻撃が含まれる『太平洋の鷲』や『太平洋の嵐』もありますが、どっちもボロ負けするまで描いていますからねえ。 有名なキスカ島撤退作戦の実話映像化ですけど、登場人物は全員仮名で生存している関係者がまだ多かった時期ですから、致し方ない面もあるでしょう。三船敏郎が演じる大村少将は“ヒゲのショーフクさん”で知られた木村昌福提督のわけで、容貌は似ても似つかないんですがその物に動じない豪傑ぶりは三船にはぴったりのキャラでした。前半で一水戦の長官として阿武隈に着任するシーンで、捧げ銃をして迎える水兵長のカイゼルひげこそが木村昌福が生やしていた髭で、三船と水兵長のやり取りを含めていわば楽屋落ちみたいになっています。その阿武隈や一水戦の駆逐艦群は東宝特撮で使われた艦船プロップでは最大縮尺で作られており(五十分の一ぐらいか)、モノクロ撮影も相まって迫力満点でした。だいたいは史実に沿ったストーリー展開ですが、けっこうフィクションも織り込まれておりそれが映画的にはスリルを盛り上げる効果を上げています。たとえば濃霧の中で補給船と阿武隈が衝突しますが、実際には衝突したのは駆逐艦でした。でも阿武隈が応急修理に一時間かかって「果たしてキスカ島突入に間に合うか?」というサスペンスを生むわけで、史実を上手く改変した脚本だと思います。エキストラを含めて女性がまったく登場しない、漢くさいお話しでもあります。 チャーチル曰く「撤退戦だけじゃ戦争に勝てない」のも真理ですけど、もぬけの殻になったキスカ島に上陸した米軍が同士討ちで三百人余りの死者・行方不明を出して、「史上最大の最も実戦的な上陸演習」と公式戦記にまで皮肉られているの知るとやはり痛快でしょう。しかしですね、アッツ島では全員玉砕、キスカ島では全員撤退、この差はなんなんでしょうかね。それは、アッツには海軍兵がほとんどいなかったけどキスカの守備隊のうち半分は海軍だった(この映画では全員海軍みたいな描き方ですけど)、という事情を言っちゃうと身も蓋もなくなっちゃうんですけどね。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-03-07 21:38:37)

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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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