みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
12.自由に生きることの出来ない時代の切ない物語でした。しかし、美しい日本の四季でした。 【東京ロッキー】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2015-04-18 13:57:28) 11.《ネタバレ》 少女のささやかな願い。恋する人のお嫁さんになりたい。でもそんな願いすら、この時代のトップの色欲の餌食になってしまう。二人は最後、自分の抱いたほのかな感情を大事に出来なかった「時代」の悲劇に苦しむ。今なら、女性が強いから、こんなトップも追い出す事が出来たかもしれない。しかしこの原作が書かれた頃はどうだろう?藤沢周平作品は女性の気持ちを踏みにじる上司には、最後かならず主人公が落とし前をつける。そこに観客は喝采する。高い地位のものにこそ、高いモラルが課せられるのだ。これから女性の地位向上で、女性対男性の戦いも水面下で行われるだろう。自分は男性なので、調子よく、女性の側にはつけないが、どの藤沢作品にも共鳴する。やはり男性でもできれば、恋する少女の応援をしたいのだ。話を映画に戻すと、殺陣の迫力はすさまじい。でもあの少人数で立ち向かうにはあまりにも不利だ。主人公がこの殺陣を経た後、人間的にぐっと成長するところは素敵だ。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-23 11:34:44) 10.《ネタバレ》 映像や雰囲気はとても良かったです。木村佳乃も普段より綺麗でしたし。ただ所々コントにしか見えないシーンや子役の棒読みのセリフが非常に残念だった。作り方によっては名作になってたのになぁ。 【ギニュー】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-10 10:23:22) 9.ストーリーは、何となく現代のサラリーマン社会にも通じるものがあって非常に面白かったです。時折映る自然の姿も美しく、心癒されるものがありました。 ただ、一部のキャスティングや演出にちょっと違和感を感じましたね・・・・(ふかわりょうは意外に良かったですけど)。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-26 18:32:43) 8.音楽と風景が日本人の心をうまく捉えている。内容的に足りない部分は確かにあるのだがそれを補って余りある。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-04 05:46:38) 7.《ネタバレ》 亡がらを乗せた車を引きながら山道を登ってる途中に、向こうからふくが走ってきて文四郎を助けるシーンが凄くよかったですね。ぐっとくる一番おいしいシーン。それでまた音楽も結構いいんですよね。強さとやさしさがうまく表現されてた気がします。役者陣の台詞がどうも棒読み口調だったのがちょっと残念なのと、子供の頃を走馬灯みたいにして見せるラストシーンは、ちょっとくどくなるからいらないかな、と思いました。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-02 21:56:26)(良:1票) 6.《ネタバレ》 良い日本映画だと感じました。 時代劇としてはいろいろ昔の作品と比べればあるのだと思いますが、 今の時代に邦画でお客を呼ぶにはこういう感じでさらっと見せるのも良いアイデアと私は思います。 自分も若い時代のシーンの方が強く印象に残った。 ちょっと違いは大きいがドリームキャッチャーやスタンドバイミーを思い出す。 難は大人になってから父親と同じようなお家騒動に巻き込まれて以後のラストまでの表現、特に文四郎とふくの思いをたまらずに暴露するシーンは薄いと思った。 なんだかお互い本当に好きだったの?と思わせるような2人の演技はちょっと...。 子供時代の2人の方がよっぽどと思った。 【森のpoohさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-08-27 00:40:49) 5.大人時代の話より子ども時代の話のほうがピュアな感じで好きです。 もちろん大人も大人のよさがありますけどね。芸人さんが多く出てたのにはエンドロールを見て気がついた。ふかわもあのきのこ頭がないと目立たないし亮もどこだかわからなかった・・・(真面目な内容なのでそのほうがいいけど)。ちっとも気がつかなかった。 【甘口おすぎ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-21 21:15:52) 4.久しぶりにいい映画を観ました。後半は良かったのですが前半1時間ほどがだらだら長いかな。木村佳乃はもう少し出番があっても良かったのではないでしょうか。あと一青究の曲がどこかで流れるのかと思ったのですが???でした。書いている方もいますが、時間の流れ方が微妙ですね。急に10年過ぎたり、1年があっと言う間だったり。。。原作のいいとこどりをしたのでしょうがもう少し俯瞰した作り方ができたかなぁと思います。今田とふかわも悪くはなかったのだけどもうちょっと背筋のぴんっと張った役者さんの方がいいのではないかとおもいます。それでも日本的な美や精神が描かれており外国の方が見ても鑑賞に耐えうるいい映画でした。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-11-09 12:38:21) 3.前半、かなり眠い展開でしたが、染五郎が登場してからは、かなり引き込まれました。 何よりもラストの木村佳乃のにじんだ涙にグッとキター。。。です。 【レンジ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-22 00:11:13) 2.《ネタバレ》 原作に大変感銘を受けたので、かなり入れ込んで観にいきました。 で、そんな原作に対する私の思い入れを裏切らない出来になっていたと思います。 特に、荷車のあのシーン。原作でも、小説を読んで十何年ぶりかに泣きそうになったあの場面が、私の脳内映像とほぼマッチする形でスクリーンに映し出されていたのには感激しました。そして、またしっかりと泣きそうになりましたし・・・ ただ、表現の力点を「20年愛」に絞り込んだようで、全体的にちょっとあっさりしすぎたのがちょっと物足りなかったかな(よく言えば、透明感あふれる、ということなのでしょうけど)。 藤沢周平の「海坂藩」ものに通低していると思う侍社会のやるせなさ、真面目に筋を通そうとする者ほど馬鹿を見てしまう理不尽さ(それはそのまま今のサラリーマン社会にも当てはまるんだろうけど)を、もうちょっと表に出してもよかったんでは、と思います。 でも、まあ、日本映画らしい日本映画を観たいと思ってらっしゃる方には絶対お勧めです!木村佳乃がこれ程見事な「映画女優」になろうとは、思いもよりませんでした。 【東京サンダ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-07 01:24:46) 1.透明感ある綺麗な映像が心に残ります。冒頭の雪のシーンからその美しさに見とれていました。文四郎とフクの恋物語。前半に比べて後半にアクションのシーンがでてきて、今まで保ってた物語の美しさにちょっと駄作みたいな感じ。でも、少年時代の二人のシーンは切なくて好きです。特に文四郎の父が切腹した後に、一人で死体を運んでいる手伝いに来るフク。あのときの二人の表情はすごく好き。物語と風景の美しさが心に残る、久々に綺麗な日本映画を見ました。 【ALEC】さん [試写会(字幕)] 7点(2005-09-16 22:45:02)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS