みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
32.《ネタバレ》 2案の選択を突き付けられた時の皆の沈黙、 そして選択がなされた直後に全員が見せる思い思いの反応が僅かな瞬間ではあるが面白い。 こういう細かい見せ場が随所にあったので個人的には十分楽しめました。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-20 00:03:20) 31.《ネタバレ》 原作を読んでいないので、野暮ながら根本的な疑問を1つ。この犯行計画は、事前に周到に準備したものなのか、それともたまたま乗り合わせたポアロの目を欺くために練ったのか。おそらく前者だと思いますが、では一連の〝配役〟や小芝居は、誰に見せるために打ったのでしょうか。別に被害者に面割れもしていないはずなので、それぞれふつうに客として乗り込んで、夜中にザクザクと思いを遂げ、口裏を合わせてニセ車掌だけでっち上げればよろしかったのでは? それとも他に大勢の乗客が乗っていたという前提でしょうか。だとすれば、ピッタリ12人だけ事情聴取される意味がわからない。 あるいは後者だとすれば、短時間のうちにずいぶん精緻なシナリオを書き上げたものです。これも不自然。そんなことが気になって、ラストまでスッキリしませんでした。 それと、犯行現場は凄惨をきわめたと思います。あれだけザクザクやられたんですから。いくら憎悪の感情があっても、私にはとてもマネできません。翌日に平常心で名探偵と対峙することも、ほぼ不可能でしょう。と言いつつ、映画としてはけっこう楽しませてもらいましたが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-04 05:37:03) 30.《ネタバレ》 とにかく出演者が超超豪華(若い人にとっては一人も知らないかもしれないけど)。結末があまりにも有名なため、ストーリーよりも皆さんの演技を楽しませていただきました。 インターネットがなかった時代に、関係者がどうやって集まって計画したのかなと余計なほうに関心がいきました。もっと簡単に殺せるし、ばれない方法はいくらでもあるのに、被害者への恨みが強すぎて、普通の殺し方ではすまなかったということか。 12人の陪審員の話が出てきたところで、そういえば監督は「十二人の怒れる男」のシドニー・ルメットだったなと思い出しました。この映画の進行も「十二人の怒れる男」をどこか思わせる流れでした。 名作...ではありますが、結末が結末ですから、子どもには勧められませんね。 あと、ポワロがたまたま乗った列車で殺人が起きちゃうとか、たまたま乗った船で殺人が起きちゃうとか(ナイル殺人事件)、たまたま乗った乗り物で殺人が起きるなんて経験は一生に一度も無いのが普通なので、ポワロの場合は何度も起きちゃうのがあまりにも不自然。それは映画ではなく原作の問題ですがね。 この作品の一番良い点は、被害者に殺されるべき深い理由があり、犯人にやむにやまれぬ理由があり、犯人に情けをかけて見逃すというやさしさでしょうか。そこがナイル殺人事件との一番の違いであり、この作品が有名である理由でしょう。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-07 12:56:51)(良:1票) 29.《ネタバレ》 なんだか昔の海外ドラマを見ているみたいです。 安定感のある上品なつくりで、(僕は原作を読んだことはありませんが) 原作を読んだことのある人にとっては原作以上のものではないという印象なのかもしれません。 推理物の原点といった感じがします。 ただ推理の謎が難解というだけではなく、そこに人間ドラマを感じさせます。 格式高い西洋趣味に陶酔します。 鉄道と雪景色はなんかいいですね。 上流階級の雰囲気も味わえました。 ポワロって人は一癖ある面白い人だったんですね。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-11-09 22:45:57) 28.《ネタバレ》 アガサ・クリスティの生んだ、小太りでチャーミングな口ひげがトレードマークの名探偵ポワロをアルバート・フィニーが熱演。急行列車の中で起きた殺人事件、曲者揃いの12人の容疑者の前で独壇場となる推理ショーを披露。事件の真相は12人それぞれによる怨念のひと刺し。ポワロは推理小説の概念を突き崩す、もう一つの選択肢を示しました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-29 02:30:16) 27.《ネタバレ》 かなり有名な本作、ご縁ありまして鑑賞。アガサならこれ的評価も多いのも納得の面白さですね。意外な真実にけっこうビックリ致しました。首謀者(たぶん秘書と列車内車掌)が関係者に連絡をし完全犯罪の列車密室殺人を「たまたま」乗車したポワロが完全犯罪トリックを崩すというもの(ですよね?でなきゃ12人全員が関係者なんて不自然過ぎだよ(笑))。狭ーい列車内での撮影は、列車独特の閉塞感と息苦しさを生んでおり緊迫感が高まります。そしてひじょうに豪華なキャストも当時は話題になったそうで、その中でもイングリッド・バーグマンはさすが。この人はほんとに芸達者な人で賞受賞も納得です。残念なところ。ポワロさんがちとイメージと違ってヒステリックにワーワー言ってるだけにしか見えないなぁ、個人的には「ナイル川」のポワロさんかな。後半が尺の問題か駆け足な展開でもうちょっとじっくり観たかった。※監督があのシドニー・ルメットだったことにちょっとビックリ。アガサの超有名な本作の監督だったとは・・・意外な発見でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-09 09:19:54) 26.おおー、娯楽作品には違いないけど、文芸作品のような気品を感じる。そうそうたる面子の発する大物オーラのせいなのか、豪華な車内の調度品が醸し出すのか。映画だものね、2時間そこそこしかないのでトリック崩しが忙しいのはちょっと残念。探偵が全員を集めて真相を暴かんとするクライマックスはお約束のぞくぞく感。待ってましたー。「犯人はこの中にいます!」と言ってもらえれば理想だけど、それは別のお話に譲るとして。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-28 00:46:27) 25.後味は良いものではなかったけど、これぞ名作というような衝撃的なオチで原作を知らずに見た私にはインパクトは絶大だった。もう少し犯人たちのドラマをしっかり見せてほしかったとも思ったが、ともあれ見て損は無い作品。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-13 02:16:12) 24.《ネタバレ》 日本の安っぽいミステリードラマなら、あの結末 「あの男を殺しても、決して死んだ人びとは喜ばなかっただろう」みたいな恐山のイタコまがいの安っぽい台詞が出て、犯人達は汚辱の中警察に引き渡されただろう。 それと比したら、5人もの死んだ人々の無念がきちん晴らされて、犯人達が晴れ晴れと乾杯するラストシーンは、本当に素晴らしかったと思う。 ただ、2時間ではちょっと寸足らずでは。犯人それぞれが自分の大事な人を亡くした悲しみをもう少し丁寧に描いて欲しかったし、またミステリーとしても「その時間には全員のアリバイが」とか言われても、いきなり謎解き直前に現れてる人もいるわけで。(ま、これは自分の理解力不足かもしれませんが) 映画として傑作かと言われると迷うけれど、少なくともラストのポワロの裁き方で、自分にはとても愛着の沸く映画となった。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-16 12:12:04) 23.この物語は本格的な謎解きに徹していると同時に、人情にも訴えかけるものがあり、とても見応えがありました。全く予想できなかった結末には、本当に驚かされます。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-11 20:03:28) 22.《ネタバレ》 上品な香り漂う超豪華キャストだけでもお腹一杯です。これだけの容疑者のいる謎解きミステリーでは誰が誰か区別が付かなくなると映画として収拾が付かなくなるのですが、これだけの顔ぶれが集まればその心配は無用ですね。アガサ・クリスティの原作は未読なので確かな事は分かりませんが、小説の映画化ではよくあることではありますがポワロの謎解きの部分はかなり省略されている部分が多いように感じられました。一方で乗客一人一人の人物描写の方はかなり分かりやすく丁寧に作られていたので、一つの映画でこれだけの顔ぶれが揃ったそのキャストとともに十分楽しませてもらいました。それにしても原作を知らない観る者にとっては誰が犯人なんだろうか・・・?と推理しながらの鑑賞になる訳ですが、確かに乗客の中に犯人はいたものの、あの真相はちょっと予想が付かなかったです。この最後に明らかになる予想がつかない事件の真相、これこそ謎解きミステリーの醍醐味ですね。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-10-16 21:41:48) 21.うーん。改めて見ると演技が古くさい。一つ一つ大げさに見える気がする。もちろん初見はTVで見た口だが、最初に見た時にはドキドキしながらしかも引き込まれるように見た覚えがある。何かアジア系を差別的に撮ってるところも、今見てみるとちと気になるなあ。 【蝉丸】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-08-13 22:57:41) 20.私にとってポアロはテレビシリーズなので、途中までは違和感ありありでしたが、別の人物と割り切ればまぁ観れました。豪華キャストでもポアロを食ってしまうような演技の人もいなかった気がしますね。さすがです。でもやっぱりイングリッド・バーグマンは最高です。私も何度か巻き戻しました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-22 22:33:56) 19.いいなあ、こういうゴージャスな配役。もう今は、望むべくもないですね。スケールのでかい作品にスターを揃えるのが無理になってしまったのは、ギャラが莫大になってしまったからでしょ。映画産業を衰退させたくないと思ったら、そんなのやめたらいいのにね。スターさんたち自身の精神衛生上も、ひとつもいいことないだろうに、と思うわ。 【おばちゃん】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-11-03 00:48:46) 18.《ネタバレ》 クリスティの3大イカサマ小説(←ほめ言葉です、念のため)のひとつだが、アクロイド殺しやそして誰もいなくなったに比べればはるかに映像化しやすい話だし、実際映像化されたものはどれも面白い。その中でもこの映画が頂点に立っているのは間違いない。が、あまりにも有名な話なので小説を読んでない人でもトリックの胆の部分は知っていると思うので、純粋なミステリーとして鑑賞した場合のインパクトは少ないかと思われます。出演者の皆様はそれぞれのイメージに沿った役を演じておられるのでそれぞれがはまり役という感じ。唯一イメージと180度違う役のバーグマンがオスカーを取ったのは皮肉な感じがする。ミステリーでありながら何度も見たくなるのは市川/石坂コンビによる金田一シリーズに通じる。 【陽炎】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 11:25:20) 17.デビッドスーシェとくらべるのはかわいそうです。 これはとくに音楽がよかった。 列車が走りだすとき、なんだかわくわくしました。 ナイルやオリエント急行や、あちらのほうに旅したくなります。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-21 23:56:34) 16.時代色は良く出ていると思うんだけど、いかんせん空間的な広がり(←列車内の殺人だから当然だけど)が乏しく画面的になんとなく窮屈。自分の中で「ナイル殺人事件」の方が評価が上なのはそこら辺が原因です。ローレン・バコールは猛禽類系の年齢の取り方で迫力ありますよね。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-10-15 15:55:51) 15.《ネタバレ》 特にこれといってポアロ像があるわけではないんですけど、僕もアルバート・フィニーの演技はちょっと過剰すぎかなぁと思いました。流石に、謎解き部分が入り組んでいてしかも省かれてる部分もあるので1度見ただけではわからん部分もあると思いますが(とりあえず原作は読んでたんで)、テンポよく纏められていたと思います。しかし、やっぱりこの犯人とラストは「本当にそんなんで良いんかいッ!?」ってな感じですね。まあ完全犯罪をやるんならこれが一番確実なんでしょうけど。それと、マックイーン役のアンソニー・パーキンスがなんかノーマンとダブって見えてしまいました…。 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-19 02:26:08) 14.A・フィニーの変装ぶり、華麗なキャスティング、きらびやかな衣装やセットとこれだけあれば他に贅沢言っちゃダメ!ところで、私はA・フィニーが変装しているとは知らず、「ウルフェン」の彼を見て同姓同名の別人だと思い込んでました。 【nizam】さん 7点(2004-06-02 12:39:16) 13.やっぱりクリスティ最高!でもポワロはデビッド・スーシェの方が好きだな。 【さそりタイガー】さん 7点(2003-12-06 21:38:35)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS