みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 牧歌的で歓迎ムードの小さな田舎町。そこで次々と繰り返される猟奇的な殺戮。こーゆーホラー、嫌いじゃないです。町中の人たちが、まるでお祭りを楽しむかのように若者たちを殺していく様子に狂気を感じます。 グロ描写はまあまあ。心臓が止まるくらい驚かされることもありません。だから安心してプレザントバレーという町の狂気を楽しむことができます。 設定は『クライモリ』や『悪魔のいけにえ』に似ているかもしれません。この2作品と違うのは、町の人たちがぱっと見普通なので、その危険になかなか気付かないことでしょう。気付いたときには仲間が半分に減っているという恐怖。これはやばいと町を脱出しようと思ったら最早手遅れという、ホラー映画でよくあるシチュエーション。この作品ならではのオリジナリティにホラー映画の定石を組み合わせて、はちゃめちゃになりすぎない安定感のある仕上がりに。 終盤までは8点くらいだったんですが、『町長との一騎打ち』『ラストのオチ』の2点にやや興醒めしちゃって、少し減点。ラストのオチについては、『クライモリ』のどれかのシリーズと酷似しちゃってます。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-03-18 17:54:16) 2.《ネタバレ》 名作ホラーのリメイク。 原作の雰囲気を残しつつも新しい展開を盛り込んだ意欲的な良作。 しかしとても差別意識の強い映画だった。 南北戦争の蟠り、怒り憎しみが渦巻いている。 結局、人の差別がなくならなければ戦争だってなくならないんだろうなと思う。 この映画のカンニバリズムはただただショッキングなだけというよりも、 もっと重大な意味があるような気がする。 それは憎しみとか相手を制することと結びついているから。 人の肉を食うことは、その相手を力を得たいという願望、執着、 そして相手を完全に支配すること。 生物的に相手を食うことは完全なる勝利者といえる。 そんなこと考えるとこの映画はカンニバリズム映画の傑作なのかもしれない。 南部人の牧歌的な雰囲気に心が和みながらも、その裏に隠れた敵意で心が荒む。 和みと敵意が一緒になってるところが狂気だ。 原作よりも差別臭は拡散、飛び火しているみたいで、ホラー以外なところで不快に感じるかも。 キャラ付けは強いがエンターテイメント性が向上してテンポがいいと感じる。 惜しみなく最後まで観客を楽しませようとするところは評価したい。 残酷描写が特筆するほど素晴らしく、とくにセクシーな美女がグチャってなるのでスプラッタとしての評価は高いと思う。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-22 03:32:06)(良:1票) 1.《ネタバレ》 リメイク前の作品は未見です。ツタヤに無かった… ◆観る前は「テキサス・チェーンソーみたいにドロドロしててグログロしててもう生まれてきた事を後悔するくらい酷い描写が続いてめちゃくちゃ鬱になる話なんだろうなぁ」とハラハラしていたのですが、意外にあっけらかん?とした爽やかなホラーでした。いや、絶対あんな状況に陥りたくはないですけど。やはり、映像が新しいとそれだけでなんとなく安堵しますね。 ◆本編を観る前にうっかりトレーラーを観てしまったのはいけなかった。予告の中でほぼ全員の死亡状況がバレちゃってます… ◆肝心の話の内容ですが、最終決戦のあたりがちょっと弱いなあと感じるものの(なんであの状況下で町長を信じるんだ主人公。町長も情けないし)、結構面白かったです。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-04-16 23:09:18)
【点数情報】
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