みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.原作未読だが、この映画全体を包んでいる大変いい空気感に好感を持って観ることが出来た。成海璃子、マツケンがいいのは言うまでもないが、この二人の役者を的確に活かす脚本、ポンとそこに自然に存在しているような演出、これらは派手さはないがたしかな力量を感じた。そこはもっと評価してもいいと思う。 【とと】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-01-14 01:12:40) 3.《ネタバレ》 ピアノの神童には会えなかったけど、演技の神童はみることが出来ました。 あの子は、本当に13くらいだったんですね。うーん…がんばれ男子(笑 マツケンも含め、というくらい大人びている。 ピアノについては実際弾いてないんだよね、ってどうしても思ってしまい、そこはどうして取り払えなかったんだけど、弾いてない、という一点を残して、二人はその「神童」の一番近いところまで行ったのではないか。と思いました。弾かない人間が行ける、ぎりぎりのところまで。 ラストは、わたしもお父さんに会うのかと思っていたけども、今現実にあの子が求め、救うことが出来る人が現れたことは、とても良かったんじゃないかな。と思いました。 【air】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-09-27 15:20:54) 2.食事に例えるとお粥でしょうか。疲れた時にみると気分が落ち着きます。音楽のせいもあるでしょうが、主演の二人、特に成海璃子がいいですね。 【あるまじろ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-08 22:22:11) 1.《ネタバレ》 原作知らない、って以前にもう、何がなんだかわからない意味不明世界に翻弄され、気がつけば終わっていた。心の中で評価がどう変化していったかというと、3点→0点→マイナス5点→0点→5点。とにかく、音楽映画としてはまるで「なってない」。本作をドイツとオーストリアへ持っていけば、間違いなく嘲笑・黙殺・非難・悪魔祓いの憂き目に会うだろう。予言する。 カメラが演奏中のピアノをナメる。白と黒の鍵盤の上を踊る指が画面の下側に、そして中央にはフタの裏側に刻印された「YAMAHA」の文字が映り込むよう、何度も、何度も…その時点で「もうダメだ」と思ったんだが、それを遥かに下回る知能の低さなのだ。凄いのだ。仮にもヤマハの名が出る以上はキープしているであろう音楽的な演出がゼロで、ピアノのBGMであるべきトコロが弦で、縦糸はあっても横糸は無く、頑張っても四重奏がせいぜいで、従ってテクスチュアなんぞあろうはずもなく、テーマが力強く現れる事もなく、最後の演奏会にもつれ込み、そこで、そこで椅子の高さのエピソードが出てきてやっと気がつくという始末。 彼女はグレン・グールドだったのだ。当然というかオイラはミカラ・ペトリやアンネ・ゾフィー・ムターを想像していた。だがそうでもあり、やっぱりそうじゃなかった。グールドだったのだ。 だったらそこはバッハでなければならない、と当然のようにオイラの中の音楽が囁く。だがそうではない。ここはモーツアルトが正しい。これは音楽の話ではなく、ピアニストの話ではなく、夭折したグールドの物語なんだ。音楽を切り取って外側から描いた、例えばそう、「エッシャーの絵」がそこにあるんだろう。 これは日本の演奏界の袋小路を描いているかもしれないし、単にノーセンスでヤマハを糞まみれにして葬る映画かもしれない。そんな事は、どうでもいい。音楽になっていない映像の中に、確かに音楽を聞いた。監督の意図なんてどうでもいい。屑の塊が音楽になっている。それを聴いた。幻聴と言うなら言え。 それにしても、ホント村治佳織に似てるわ…。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-05-14 20:31:46)
【点数情報】
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