みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.若大将映画の魅力はいくつもあるが、何といっても飯田蝶子と有島一郎の掛け合いが一番だ。二人が出演していないシリーズ作品は滋味に欠け味気ない。飯田のおばあさんはハマリ役で、孫に対して絶対的に甘い祖母の姿を見事にデフォルメしている。学歴コンプレックスの息子を揶揄したり、時には騒動を起こすのもご愛嬌。 本作では後の“青春スター”黒沢年男や“エレキの神様”(というよりバニーズを率いた)寺内タケシなどの出演がうれしい。中でもビートルズをパロったジェリー藤尾の、列を組んで登場するシーンはユーモラスで面白い。 日光で雄一と澄子が「君といつまでも」をデュエットするシーンについて、「初めて聴いた歌なのに澄子が歌っているのはおかしい」と加山本人が話すのを何度かテレビで見た。一見不自然だが、自分としては「雄一が一度歌ってから澄子に教え、その後でデュエットした」と受け止め、素直に観ていたから何の違和感もなかった。監督の意図を思うと、澄子に歌を教える部分を入れていないが微妙に画面が切り替わっており、そこは観客の想像に任せデュエットにつなげたのだろう。文章でいえば「行間を読む」といったところかな。加山サン、不機嫌になることはなかったと思うよ。 ちなみに、劇中歌は「君といつまでも」より「夜空の星」の方が好きだ。弾厚作作品では「蒼い星くず」「白い砂の少女」「幻のアマリリア(殊に「ゴー!ゴー!若大将」バージョン)」が特に好きだなあ。 【風小僧】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-04-24 14:11:02) 2.《ネタバレ》 シリーズでも人気が高い作のようで、それは寺内タケシや内田裕也が出ていたり、「君といつまでも」のようなヒット曲が使われているということがあるのでしょうが、それを除いてもなかなか面白い。今回は音楽中心で、スポーツの方が脇にいって中途半端かとも思えるのですが、あまりそういう風には感じませんでした。この監督さんはいろいろとやりたがる人のようで、キャンプをセッティングする青大将の早回しは面白かったのですが、「君といつまでも」の場面でのシュールな演出は成功したかどうか疑問です。ただ、全体的にはよかったと思います。“ビートルズもどき”バンドの扱いや、若大将がアメラグ会場に戻ってくる方法など、笑わせてくれる場面も結構ありました。かなりサービス満点という気がして、そのあたりが高評価につながっているのではないでしょうか。久々に登場の北あけみは、お色気担当ではなく、お嬢様っぽい雰囲気が出ていてよかったです。しかし父親役は出番が少ないので、上原謙でなくてもよかったのではと思います。なんだか上原謙の扱いが悪いような気がします(笑)。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-11-16 11:17:18) 1.あんま期待してなかったんだけど、すげーオモロくて驚きました。 アイビー全開のファッション、小物等、美術がすごくいい。 絵もセンスいいしロケーション選びもいい。 話しも安心して主人公に感情移入できて楽しい。さすがスーパースター。持ってる! 青大将が割と働き者で驚いた。のと、寺内タケシがカワイイです。 【reitengo】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-02-26 15:18:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS