みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 2時間近い長尺ながら、開始20分足らずで最初の犠牲者を出す潔さ。田舎町ひとつを壊滅させるスケール。犠牲者多め。適度なペースで物語がどんどん進むのが良い。 いわゆる『ゾンビ系映画』では『すでに荒廃した街』や『ゾンビが巣食う街』ってのはよく描かれます。ですがそうなるに至った経緯を描いた作品っていうのは、意外と多くないんです。この映画はゾンビ系ではありませんが、吸血鬼の一団によって田舎町ひとつが壊滅するまでを描いた貴重な作品です。次々と町の人たちが襲われていく様子は圧巻です。 嫌悪感を抱かない程度のグロ描写。心臓が止まらない程度の緊張感。私の好きな『かくれんぼホラー』のテイストも含まれているおまけつき。ホラーアクションとして、バランスが良い作品と言えそうです。 難点を挙げると、主人公達の行動選択に説得力が欠けていたこと。まあ元々が吸血鬼サイドに有利すぎる条件で八方塞がりなので、仕方ない面もありますが。だとしても『警察署まで行って○○をすれば助かる』『町外れの工場へ行って○○すれば逃げられる』など、明確な理由、説明、説得力が欲しいです。『成功すれば必ず助かる』という希望は、ホラー映画では絶対に必要。希望が無い状況では、恐怖ではなく『絶望』や『諦観』が幅を利かせてしまうのです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-08-15 18:43:51)(良:1票) 6.《ネタバレ》 悲しくも美しいラストに尽きる一作。昇りくる太陽の彼方を、しかと見つめる彼女の姿が心に焼きつきます。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-10 19:51:48) 5.カメラワークや音楽、設定も良いはずなのに、何か物足りない。あっという間の30日が原因か、ヴァンパイアの設定の曖昧さが原因か。とにかくあと一味欲しかった。 【真尋】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-08-15 22:04:19) 4.《ネタバレ》 見応えのある作品ですね。多少、描き方が足りない部分があるんじゃないかと感じますが、全体の纏まりの中で考えれば、娯楽作品として十分に描ききれていると思います。 とかく日本人には、ヴァンパイアものは馴染みにくいと思います。でも、この作品はゾンビものを彷彿させる吸血鬼たちの描き方で、その辺りをクリア。新鮮な恐怖の演出ですね。 ホラー作品らしいお約束的演出も多々あり、ラストでは考えさせられ、思わぬスマッシュヒットでした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-26 00:37:55)(良:1票) 3.《ネタバレ》 面白いんだけど、30日間の話のはずが、どうしても一晩の出来事にしか思えない・・・。吸血鬼も、人間では敵わない強さが描かれていてまあまあ怖いんだけど、いちいち吸血鬼同士の会話シーンが出てくるので、画面に映り過ぎてさめてくる・・・。ラストも主人公が自分が吸血鬼になって戦いに行くところは鳥肌物の格好良さだったんだけど、肝心のバトルシーンはなんかしょぼい・・・。と、なんだかあと一つ足りないって感じの演出が多いんですが、一つだけ、後半の首チョンパシーンがかなり良い出来栄えだったので+1点。スプラッター映画好きな人はこのシーンだけでも一見の価値有りかも。 【モンチョ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-09 20:06:33) 2.《ネタバレ》 (その日、うちら2人以外誰も居ない劇場でした(笑)周りに気兼ねなく笑ったり驚いたり、且つ音響の整った環境での鑑賞がお薦め)特筆すべきは音楽、と言うよりはもはや効果音に近い。まるで息遣い、極夜に蠢く者の気配を体感させるあの「音」が良い。不安や恐怖、緊張感を煽る。(が、映像演出からは力不足か)とにかくここでのヴァンパイアはパワフル&超スピーディー。一瞬で人一人が消える、所謂「瞬き禁止」のシーンあり。「存在を幻と思わせる」「無駄に仲間を増やすな」彼らの言葉から伺える、闇に生きる為のルールがしっかり設定にあり、現実と共感できて面白い。サバイバーの中に必ず現れる、輪を乱し災厄を呼び込む彼、囮になって自爆した(割には戦果薄)彼の件はお腹いっぱい。あっという間過ぎるの30日間には疑問が残った。しかしそれら以上に、ラストは本当に×。アメリカ人ライクかヒーロー過ぎ。正直、あと10分でも辛抱すればみな生き残れたのでは???最後の穴をしっかりと詰めたストーリーであったら…惜しい作品。 【乳時雨】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-15 17:34:06) 1.《ネタバレ》 一日千秋の思いで公開を待ち焦がれていた本作をようやく観れた。同じ極夜を舞台にしたスウェーデン・ヴァンパイア「フロストバイト」は妙にシニカルな所があったが、こちらはとことん直球勝負。すごくシリアスな展開。極寒の地の厳しさも画面からひしひしと伝わってくるし、小さな町故に極夜を迎える準備など主人公保安官の仕事も幅広いのだろう。そして肝心のヴァンパイアだが、とにかく残虐かつ凶暴。表情も眼のあたりがすごく怖い。「我々を幻と思わせるのにどれほど掛かったか」と古くからの貴重な狩場を守る意味でも下手に仲間を増やさないなど貪欲な彼らが浮き彫りとなっている。最後の主人公が力を得てヴァンパイアのリーダーを倒すのはちょっといただけなかった。また、真っ暗闇に立ち向かう怖さ、極夜という舞台をもっと生かして欲しかったと思う。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-02 19:43:32)
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