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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 刑務所脱獄話に付き物の裏切り者とサディスト当局。生きる価値無い裏切り者の最期を淡々と眺める。それ等を操る看守長を演じるヒューム・クローニンが本作MIP。見た目から言動からまさに蛇蝎の如しであって、好々爺のイメージしかないのでビックリの好演。デビュー2作目のバート・ランカスターの一本調子の固い演技と作戦のアバウトさに気持ち高ぶらず、真っ昼間の強行突撃での暴動模様はナチスもの戦争映画のようで目がテンに。結末のやるせなさを味わっていたところへの先生の台詞は「言わんでいい(怒)」蛇足の極み。ジュールズ・ダッシン監督に期待大だったのが肩透かしを食った作品。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-03-31 14:59:53)
1.《ネタバレ》 ジュールス・ダッシンが『裸の町』を発表する前年に撮った脱獄もの映画の佳作。主演はバート・ランカスターで、これも『殺人者』でデビューした翌年で若々しい姿と言いたいところですが、この人ほんと若い時から風貌が変化しなかったんだなと改めて感嘆しました。脱獄映画のお約束通り看守長のヒューム・クローニンが陰湿なサディストなのですが、風采の上がらない小男であるクローニンを使ったところが上手い(ランカスターと違ってこちらは実に若々しいのが可笑しい)。ランカスターや仲間の囚人たちの入所前の生活をフラッシュ・バックで挿入する演出が効果的です。それぞれのシーンに女との因縁を絡めて描いており、普通おとこばかりで殺伐とした絵柄になりやすい脱獄ものなのに三人の女優が色を添えてこれはなかなか良いアイデアです。 看守長は囚人をスパイに仕立て、正体がばれたスパイは囚人たちに処刑されるなど、けっこう当時としてはショックな描写が見られます。ラストは脱獄に合わせて囚人たちが暴動をおこし、ランカスターたち脱獄犯とともにクローニン看守長も死んで鎮圧されてしまいます。このシーンでは刑務所側は重機関銃で囚人を撃ちまくり、まるで捕虜収容所のおはなしみたいな荒っぽさです。でも脱獄しようとする囚人の心情は『ショーシャンクの空に』なんかより切実に伝わってきて、バッドエンドな結末ですが監督の力量が感じさせられる一編です。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-02 23:01:22)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.75点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 2 | 50.00% |
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8 | 1 | 25.00% |
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9 | 1 | 25.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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