みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 く言えば奥が深い、悪く言えば説明が足りなすぎる・・・でも繰り返し見たくなる作品です。なんとなく、ウディ・アレンを思わせるような作風は嫌いでないです。キャストも豪華でみごたえがあります。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-04 01:14:00) 2.《ネタバレ》 この邦題から、どうしてもあの名作を思い浮かべてしまうのですが、想像以上に重さのある人生のドラマでした。 クリスマスという共通点はありますが、「愛」「時間」「死」という、"3人の精霊"が登場するあたりにはむしろ 何度も映画になった「クリスマス・キャロル」を思い出すストーリーです。 まだ幼かった娘を病気で亡くし、生きる意味を見失ってしまっているウィル・スミス演じる主人公の男。 愛と時間と死宛に3通の手紙を送る。その手紙を受け取ったという"3人の精霊"が登場するのですが、 ファンタジーのようでもあり、登場人物それぞれの様々な事情が絡み合った人間ドラマでもある。 この3つのキーワード。 実はこれは3人の精霊を仕込んだ、主人公の男の友人でありビジネスパートナーである3人の人生の問題でもあった。 ここに重要な役割をはたす売れない劇団員の3人が絡んでくる。結構な豪華キャストです。 この愛と時間と死をめぐり、主人公の男と3人のビジネスパートナーと3人の劇団員を絡めていく脚本はよく出来ていたと思います。 しかし、主人公の男と、ここに絡むこと無く最終的に彼を救うことになるもう1人の女性とのドラマと、 3人のビジネスパートナーと、彼らに影響を与える3人の劇団員のドラマのような形に分散していく終盤の展開は微妙で惜しい気がします。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-03-08 20:18:57) 1.《ネタバレ》 ウィル・スミスの抜け殻演技は、なんかやる気無さそうにも見えちゃって、主役なのに薄~い感じに思えてしまうのが残念。でも、エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ、ヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイって主役クラスな人々がそれぞれにいい味を見せているので、その多彩さを楽しめます。 さて、物語は予告編から予想したものとは違って、最初から種明かしをした上で進行してゆきます。娘を亡くして生きる気力を無くしてしまった男の前に、周囲が(彼を思って、と言うより会社の存続のために)舞台役者を使って「死」と「愛」と「時」を登場させる、って(『クリスマス・キャロル』が元ネタなのは明らかですね)。あのリアクション薄いウィル・スミス相手にそれで面白い物語が進行するのかいなぁ?って感じではありましたが。 これが、実はウィル・スミスだけの話ではなくて、その仕掛けた側の人達それぞれの話でもある、って広がりが見えてくると共に映画に奥行きが出て、興味深く見る事ができました。そして、「もしかしたら」という更なる予想が生じて、こうあって欲しいと思った結末、その通りのラストを迎える事で心が満たされて。 決して幸せな映画ではありません。それぞれがそれぞれのハッピーエンドを迎えてめでたしめでたしになる、そういうほんわかしたノリにはならないのは、娘を亡くした男って起点からしても明らかで。停滞していたそれぞれの苦悩、葛藤が「死」と「愛」と「時」の登場によって動いてゆく、そのさまが感動を呼びます。1つにはまとまらない、それぞれ散り散りな進行ゆえに大きな感動のうねりって訳にはいかないのが難点ではありますが。 でも、『素晴らしき哉、人生』は「人生は素晴らしい」って映画ですが、この作品は「人生ってたいへん」って映画なわけで、決して「素晴らしきかな、人生」って話ではないと思います。邦題を付けた人はこの映画のどこを見て素晴らしい人生を感じ取ったのかなぁ? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-03-01 21:59:51)
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