みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 1959年夏場当時の服装、外務省のオフィスや新聞社の会議室などを再現する仕事が実に丁寧だ。 当時の風俗をこれ見よがしに画面に詰め込むといった風ではなく、 四角い氷の上にやかんを置いて水を冷やしているといった描写が控え目に為されているのがいい。 キューバロケも実際の現場を多く取り入れているのではないか。学生がくつろぐカフェや学内など生活感の滲む ロケーションに、オダギリジョーのナチュラルなスペイン語と慎ましいキャラクターがよく馴染む。 時折その佇まいの背後に風が吹き、木々が揺れる。 地面に横たわり射殺される主人公の眼がカメラを見る。その背後に小さく揺れる焚火の炎。 人物と風土が溶け合うなかに、フレディ前村の人生が浮かび上がってくる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-10-14 13:43:39) 1.全編外国語台詞で熱演したオダギリ・ジョーがとにかく良かった。 日本人の父を持つボリビア人の青年が、医学を学ぶ為にハバナへやって来るが、すぐにキューバ危機が起こり、彼は来たばかりのこの地でキューバの為に戦う事を決意する。そして、ゲバラと触れる機会を得て、彼の思想に共鳴し、やがてボリビアへ戦いに赴くという過酷な運命を描いた映画だ。 恐らくそこには並々ならぬ葛藤と決意があったのだろう、しかしこの映画では彼の思想というか決意に今一歩踏み込めていないような気がした。もう少し彼とゲバラとの接点を深く描いて欲しかったと思う。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-10-10 12:40:41)
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