みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
16.《ネタバレ》 渋谷爆破、京都駅粉々に。 壊し方が最高ですね。 シーン戻して3回ずつ鑑賞。 ビル壁が落っこちたり、天井が吹っ飛んだり、ミニチュアのお仕事を堪能しました。 イリス対ガメラのガチの戦いも楽しんだ。 しかし2024年に鑑賞すると、VFXと実写の質感が合わない所や、子供のイリスのプラスチックっぽさが気になります。 それから、ご遺体を出す必要性はあったのか? お笑いなのかシリアスなのか目指すものがブレてると感じた。 肝心のガメラの登場シーンが少なかった、そこは不満でした。 【たんぽぽ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-11-25 09:43:35)★《新規》★ 15.《ネタバレ》 「お願い。ガメラを殺して」公開当時はまだ、日本の怪獣映画って子供を対象にしてるもんだと思ってたから、あの予告はショッキングだったなぁ。「倒して」じゃなく「殺して」だもの。パッパと切り替わるカメラワーク、被せ気味に入るセリフ。でも怪獣映画をこんなに格好良くして、どんな層がターゲット(本来は子供だろうけど)なんだ?って思ったっけ。 蝿がたかってリアルなギャオスの死骸。無数のガメラの骸。オープニングからかなり重たい。 そして渋谷破壊シーン。雲の上の火球の軌跡から燃え落ちるギャオス。人や建物との対比から想像される怪獣の巨大さ。甲羅がうねうね動き、生物感と兵器感が共生する禍々しいデザインのガメラ。これだけの巨体が歩けばガラスは割れるし地面は陥没するし建物は崩れる。瓦礫とともに吹き飛ぶ人。切断されるマルイをビルのガラスに映して観せるセンス。ガメラが火を吹けば人も舞い上がる。粉々に降り注ぐギャオスの肉片。 これこそ怪獣映画の疑問に対する回答。荒ぶる神と言える怪獣同士の戦いは、核爆弾にも匹敵する。人の被害なんて構ってられない。過去作では都合よく住民の避難が完了してたりしたけど、そんなの無理な話。まして無警戒の渋谷に突如現れたら… 死傷者15000人以上。生々しい死体を撮るのは避けて、そこは想像させる。たぶん今現在に至るも日本映画の中で最高品質の都市破壊映像だと思う。 そして後半のF-15との空戦。京都駅破壊も力が入っていて素晴らしい。絶望的なギャオスの大群に立ち向かう満身創痍のガメラも画になる。 1<<2<<3と特撮技術の進歩を観せた本シリーズ。マンネリになる前にピタッと幕を閉じたのは残念な気もするけど、クオリティの高い好作だと思う。 子供「ガメラが僕を助けてくれたよ」偶然自分を守ったように見えたのを、この子が都合よく解釈してるだけだと思うんだ。敢えて助ける風のシーンと、子供のセリフを入れることで、どっちでも解釈出来るようにして。だってガメラ、子供守った直後にサラリーマンの詰まったビルに火球放ってるしね。 綾奈「イリス、ごめんね、寂しかったんだね、私を探してたんだよね」これもイリスは餌の動物を捕りに行っただけで、綾奈は生体融合だかの素体としか思ってないしね。今回、意思疎通の出来ない怪獣の気持ちを、人間が自分に都合よく勝手に解釈してるだけって思えるシーンを敢えて入れている。 でも融合するのが綾奈でも朝倉(古代人の末裔)でも、ガメラは排除する対象だったんだな。綾奈がイリスを育てなくても、日本は襲われてたわけだ。 そしてイリスは人間と完全融合できなかったから、ガメラに負けた。ガメラが綾奈を助けたのも、そう観えるだけで別な理由があったのかもしれない。綾奈を殺すとイリスが完全体に進化復活するとか、実はギャオスの大群をおびき寄せるための囮とか。 浅黄はガメラを信じているけど、人間の理解なんて超えた存在だろうし。 当時の流行、エヴァっぽさが怪獣映画にも入ってた。主人公の少女が綾奈だし。ショートカットの少女が胸をはだけ、怪獣の触手が絡まり、ドロドロの体液にまみれるのは、エロい。帰国してきた浅黄がハーフなのは偶然だろうけど、でもセリフは棒のままでも表情は豊かになってたね。 長峰が缶ビール片手に仕事してるのとか、短いスカートで生足見せたりはサービスサービス。この辺、監督の趣味全開。 東西南北を守る四神獣のうち、本作は玄武と朱雀の物語。それに中央を守る麒麟を入れて、五霊って言うんだって。・・・だから長峰キリンビール飲んでたのか?このクオリティで残る二神獣(青龍と白虎)の戦いも観てみたかった。 大迫刑事の再々登場。ガメラ専門家の斉藤さんのデスクに亀の置物。渡辺裕之の自衛隊の現場隊長は3作フル出動。でも今回一番嬉しかった登場人物は、売れる前のTRICKメンバーの仲間由紀恵と生瀬勝久。 【K&K】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2022-06-19 14:21:34) 14.《ネタバレ》 舞台は東京、京都 冒頭からギャオスの死骸がグロい。ギャオスとの闘いもグロい。 特撮良い感じ。最近シン・ウルトラマンの予告映像とか見ると、モロCGっぽくて、好きじゃ無い。 この頃の方が色々工夫して見せていて好感が持てる。 敵怪獣のイリスは、印象が薄い。 なんで自衛隊は未だにガメラを攻撃するのか。 京都駅での戦闘シーンは素晴らしい。 イリスはちょっと印象が薄い。 【ahiru3】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-06 22:08:05) 13.まず私はゴジラよりガメラ派です。まるでエ◯◯◯ゲリ◯ンみたいな、心理哲学チックアニメな内容でしたが、怪獣映画としての2とは全く違う意味で楽しめました。ただ山咲千里さんの位置付けがイマイチわからんかったな。あとイリスの赤ちゃん期が『REX 恐竜物語』を思い出してしまうアレでしたが、大人のイリスはなかなか。ガメラも段階を経てシャープなデザインに。再登場の中山忍さんも演技が上達していた(残念ながら藤谷文子さんは成長なし...)し、今回は前田愛さんの演技力に脱帽でした。梨園に入ってしまって勿体無い、復帰お待ちしています。あー、あと売れない頃の仲間由紀恵さんがあんな姿になるとは!笑ってしまいました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-08-27 15:35:43)(良:1票) 12.《ネタバレ》 前作が良すぎたせいかパワーダウン 一作目の登場人物が戻りマンガ的だった一作目に回帰している 本田博太郎と螢雪次朗が帰ってきている とくに螢雪次朗はゼイラム以降SF映画とかに欠かせない人だがこの人が出ると、とたんにギャグっぽくなるんだよな そう言う意味で前田愛もミスキャストだと思うステレオタイプなマンガ的ダークヒロインだ ボーイフレンドの少年の存在も意味不明 後生大事に持ち歩いていたお祓いの剣が最後に大活躍するとばかり思ってたのまったく役に立たなかった こいつは何の為にずっと剣を持っていたのか お話はガメラが戦いの中で人間の都合とかどうでもいい荒ぶる神として描かれている ハードな設定の割にディテールはシリアスさにかける 足下の人間のことなど考えない割には子供を踏まなかったり、最後にヒロインを助けたりとか、ははっきりいってつまらない中途半端な設定だ ガメラは徹底的に荒ぶる神であったほうが良い 数匹のギャオスを屠るために一万人の人間を犠牲にするガメラが人間の味方な訳ないじゃん 今回特撮も今一つだ 冒頭の渋谷パートはとてもいいが残念ながら維持できなかった 渋谷パートのレベルで全編を通して欲しかった まずイリスのパートにCG部分が多すぎる CGになるといきなりつまらなくなる 前回のように特撮部分にディテールとしてCGを加えるとかがほとんど無く CG部分と特撮部分が完全に別れて描かれている、途中途中にアニメが差し込まれる感じだ 特撮部分も今までの「美しい怪獣の居る風景」といえる部分がない むしろガメラとイリスのアップになっているシーンが多く 風景になる引きのカメラがほとんどなかった そこがすごく残念だ 京都パートは最後のガメラパンチ以外はイマイチだった エンディングは今までと違って日本の行く末に暗雲が立ちこめる終わり方なのはなかなかいいラストだ このままギャオスに席巻されぼろぼろになった日本から始まる続編を見たいと思った 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-24 12:32:37) 11.《ネタバレ》 この前、ひさしぶりに京都駅を訪問し、たしかガメラがこの駅舎内で暴れまくったんだよなぁと思い出し、翌日DVDで鑑賞。とにかく京都駅崩壊シーンは圧倒的。たかが怪獣映画になぜにここまで本気?ラストシーンは「明日に向かって撃て」を思い出します。合掌。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-01-02 14:02:38) 10.《ネタバレ》 さすがに平成ガメラシリーズの特撮クオリティは凄い。昭和シリーズを見終わった直後だけに、余計に凄く感じる。平成ガメラシリーズの中でも最もクオリティが高く、特に人が巻き込まれる破壊シーンが迫力を増している。最新CG技術を駆使した昨今のハリウッド映画にも負けていないかも。シナリオ、ストーリーは、平成ガメラ過去2作品を土台として、さらにオカルト色を増して、造詣や人間描写がエヴァの影響を受けたようなものになっており、単品の作品としては平成3部作の中では最低といわざるを得ないが、それでも、特撮以外も映像の見せ方、カメラアングル等を含めて、ちゃんと「映画」としてのクオリティは保持している。また、特撮の迫力のおかげで、見ごたえは他の2作に比べても劣っておらず、平成ガメラ過去2作品を見ていれば、素直に最初から最後まで緊張感を持って見られる。ゴジラ1作目を除いて世界に出しても恥ずかしくないと思える怪獣映画は、この平成ガメラ3部作くらいかもしれない。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-09-22 23:25:54) 9.《ネタバレ》 東南アジアで子ギャオスを箒で殴る老婆、海底で見つかるおびただしいガメラの遺体。 つかみはOKですな。 度肝を抜く渋谷での格闘シーンは特筆ものでしょう。 吹き飛ばされる人間が丁寧に描かれています。これがテーマですから。 子供一人を助ける場面は不要では? イリスはスーツとCGとで質感や動きが違いすぎで興ざめ。スーツでの質感をCGにマッピングしないとだめでしょう。 デビルマンにありそうな造形ですね。 幼生のイリスには苦笑。 人間と融合すれば強くなれるらしいけど、相手は誰でもいいんじゃないのかな。 神経を融合させるんだから。 ガメラを憎む少女をヒロインにしたのが異色、全体に骨太の内容になっています。 このヒロインに同情できないのが、映画にのめりこめない原因。 黒い勾玉や十握剣など小道具が出てきますが、消化不足。 十握剣には神秘的力がなにもなかった。 地球レベルの生命エネルギー「マナ」で、ギャオスやガメラの存在を説明しているのは 成功していると思います。 あと大迫元刑事ネタはいらないでしょう。 イリスの元来の巫女である山咲千里の影が薄いのが残念。 内閣の中枢にも食い込むほど権力があるんですが。 もっと邪悪な存在にすればよかったのに。 イリスを利用して日本を支配しようとする野心をもっているとか。 そうすればストーリーが広がっていたと思います。 世界中であばれるギャオスを画で見せてほしかった。(予算不足?) 人間とガメラが力を合わせて邪悪な存在であるイリスを退治して大団円を迎えるというラストであればカタルシスがあるのですが。 自衛隊はあいかわらずガメラをミサイル攻撃するし。 イシスにいたっては自動小銃でのこじんまりした攻撃です。(見せ場なし) ギャオスが何千匹も襲ってくるところで終わるのはどうかと思います。 三部作では一番よかったです。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-20 01:04:12) 8.前半の渋谷大パニック、後半の京都駅ビルの死闘は、日本怪獣映画究極の到達点ともいうべき、奇跡のような出来栄え。素晴らしい!ありがとう! ま、逆に、「ただそれだけの映画」になっちゃってますけど(笑)。ガメラが、ギャオスが、何のために生まれたとかいう話、「このヘンでそういう話も織り交ぜないと、作品に厚みが生まれないからな~」とばかり、クライマックスの京都駅であわててそんな会話を繰り広げても、手遅れです。そんなことより、3作を通じて、ガメラがだんだん人間味を増していくプロセスが、いいですね。満身創痍となっても、次なる戦いに向かおうとするその姿、それなりに感動モンです。ところでところで、奈良県南部で生まれたイリスがガメラと戦うクライマックス、「奈良市内を飛び越えて」国際観光都市・京都を舞台としてしまうあたり、う~む、やはり現在奈良に住む私としては複雑な気持ちに。東寺の五重の塔は絵になっても、興福寺の五重の塔ではダメなのか。東大寺大仏殿ではダメなのか。奈良の宣伝のためにも、少しは写してあげてくださいな。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-09 18:57:30)(笑:1票) 7.生身の人が死ぬシーンがこんなにあるのも狙っているんでしょうが、気分は良くないですね。1~3の中で一番暗い、映像も暗くて見にくい。山咲千里や手塚とおるは、未消化なところが多すぎますね。藤谷文子も今回出る必要なし。とにかく人間ドラマにおいて無駄が多くて損をしています。特撮部分は良かっただけに残念。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-11 21:35:17) 6.特撮シーンは前ニ作から引き継いで,「凄い!」と思わせてくれる良い出来でした。っが,いかんせんストーリーの方が。。。あのいかれた宗教女と能書おたっきーは何のために存在していたんでしょうか?妙に国の中枢に入り込むほどの権力をもっている割に,意外としょぼかったりして,この作品内での存在理由というか存在する意義がわかりません。綾奈(前田愛)がガメラを憎む気持ちもストーリー上,昇華しきれずに終わっているような気もするし。腐った守護の剣(?)も意味があったんだか。。。ゴジラも現在製作している作品で終わるようですし,今度はガメラの再復活を望みます(とは言っても,監督と脚本しだいなんで,この3作のスタッフにそのまま引き継いで欲しいところです。あっ登場人物は藤谷文子より,少しでも演技の上手な役者さんを希望)。 【北狐】さん 7点(2004-07-09 14:57:41) 5.ゴジラなんぞ比べようも無いほどのリアリズム。カメのくせにカッコいい! 【ロカホリ】さん 7点(2003-09-12 22:04:34) 4.確かにこの作品は前二作、特に二作目と比べるとストーリーに少々物足りなさがあり、これまでのよりも見ごたえは薄くなった感もあるかもしれません。しかし、シリーズ完結作として、古代人によるガメラの創造の真実、また古代の邪神イリスとの決戦というシリーズにおいて大変重要な部分がしっかりと組み込まれているのです。また、古代怪獣と現代の子供を組み合わせることによって前二作とは全く違った世界観を作り出そうとした、とも言えます。ストーリーが薄いとかはともかく、シリーズ完結作としての使命はちゃんと果たせており、なかなかのものだと思います。 【パンツァー・フォー】さん 7点(2003-07-31 23:43:37) 3.CGをはじめとする特撮技術は素晴らしいの一語。ただ、シナリオをはじめとしてアイデアの引き出しは前作で完全にカラになった感がある。個人的にはシリーズ完結編にふさわしく、徹頭徹尾破壊を極める戦闘シーンにこだわりぬいて欲しかった。暴風荒れ狂う嵐の古都京都での一大決戦が駅舎内でのインドア・バトルのみで終わってしまうとは・・・。 【蛍雪太郎】さん 7点(2003-03-17 04:23:17) 2.ガメラ映画は基本的に良いのだが、これはストーリーに共感できない。怪獣が暴れれば民間人の被害は当たり前でそんな事を問題にしていたらウルトラマン達も悲しいだろう。前田愛がその復讐に燃える少女の役だというのは、前田愛ファンの私として悲しかった。 【クロ】さん 7点(2003-02-25 00:20:25) 1.新ガメラシリーズを賛美してきた私にとって,この3作目は,評価の難しい作品となった。バラバラに砕け散っていく新しい京都駅のシーンなど,息を飲むような緊迫感とリアリティに溢れた映像だったし,ストーリーも悪くないと思った。では何か゜・・・?1と2で覚えた,昔の戦争映画を見たときのようなあの興奮が感じられなかったのは何故なのだろう。次作に期待・・・。 【koshi】さん 7点(2001-11-01 22:59:41)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS