みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 スリリングで痛快な1本。ジェラルドさんは大小問わずにありとあらゆるジャンルの作品に出演し続けていますが、いい味を出し続けている役者さんですね。 本作では、諸事情で大企業から転職して弱小LCCに勤める家族思いで生真面目なパイロット役。冷静で規律を重んじるキャラクターでありながら、瞬間的に感情に任せて行動してしまうような一面も織り交ぜ、更には護送中の一見凶悪な殺人犯の内面を見抜く確かな洞察力も持ち合わせているという人物を、的確に演じているように思いました。 フィクションに徹したと言うか、んな訳ないだろ?的な展開は多々あれど、概ね期待を裏切ることなく適度に主人公の危機を盛り込みながらストレートに進行していく物語は、ある意味清々しい限りです。適度な尺に期待を裏切らない展開。いろいろと難解あるいは二転三転の作品が多い中、一服の清涼剤的な後味に7点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-16 12:30:43) 2.期待通りの内容で期待通りの尺で、ジェラ兄がいれば!っていう映画です。見ごたえそれなりにあります 【HRM36】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-12-12 07:30:59) 1.いわゆる「航空遭難もの」に分類される作品ですが、その手の映画といったらどんな内容を想像するでしょう? ジャック・バウアーのような信頼無比の機長に、何かと足を引っ張りまくる一癖も二癖もある乗客、まるで 呪われてるかのごとく次から次へと降って湧くアクシデントに奇跡のような偶然と幸運で突如訪れる起死回生… …本作品には上記のすべてが全くといっていいほど存在しませんw 映画の中に出てくるイベントは割とリアル志向で、作り物のサスペンスと言うよりはリアリティショーの 「メーデー」を思わせる雰囲気です。 といってもドキュメンタリータッチというほどではなく、アクションドラマとしてのケレン味は十分で、 ありきたりのお約束に留まることなくストレスフリーに進むストーリーは、まさに令和最新版。 何かとうるさい現代の観客に対して、どこからも文句が来ないように作ったらこうなった、という感じでしょうか。 一方で、劇場映画としてはもう少しスケール感が欲しかったという気がしなくもなく、洋ドラの大作と比べても 少々コンパクトな印象が拭えません。 ともあれ、変な重さや癖がなく、誰もが気軽に鑑賞できる作品としては非常に良く出来た佳作と言えます。 劇場まで出向いてフルプライスを出すに見合う作品かと問われれば、このジャンルが死ぬほど好きならきっと 後悔はしないんじゃないかと思います。 【くれい】さん [映画館(字幕)] 7点(2023-12-05 03:23:14)(良:1票)
【点数情報】
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