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サムライ(1967)

Le Samourai
1967年【仏】 上映時間:105分
ドラマ犯罪もの
[サムライ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-06-25)【Olias】さん
公開開始日(1968-03-16)


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監督ジャン=ピエール・メルヴィル
演出山田悦司(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
キャストアラン・ドロン(男優)
ナタリー・ドロン(女優)
フランソワ・ペリエ(男優)
ミシェル・ボワロン(男優)
マルセル・ボズフィ(男優)
野沢那智(日本語吹き替え版【テレビ東京/テレビ朝日】)
鈴木弘子(日本語吹き替え版【テレビ東京】)/(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
阪脩(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
池田昌子[声](日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小関一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
増岡弘(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
政宗一成(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
平井道子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
森山周一郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
堀勝之祐(日本語吹き替え版【TBS】)
武藤礼子(日本語吹き替え版【TBS】)
今井和子(日本語吹き替え版【TBS】)
近石真介(日本語吹き替え版【TBS】)
市川治(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ジャン=ピエール・メルヴィル
音楽フランソワ・ド・ルーベ
撮影アンリ・ドカエ
美術フランソワ・デ・ラモティエ(プロダクション・デザイン)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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10.《ネタバレ》 ノワールとしても、お話自体は非常にシンプル、かつ派手な展開も無く率直にかなり地味ですし、件のラストについても雰囲気自体は十分に好く醸されていますが、何故そーしなければならなかったのか、と言われれば若干疑問は残る、とも言えます。その意味では、お話自体の方よりは別のトコロに観るべきモノが在る映画だと思いますね。

それは言わずもがな、主演のドロンに決まっているのです。美しいですね。無機質な美しさと、冷たさ。血が通っているとは到底思われないほどに温かさ・生活感が排除されたその様はまるでターミネーターの様ですが(T-1000の方)その顔面が更に芸術品の様に美しいと。ハードボイルド極まりなくも前述どおり地味、というお話の内容も、ドロンの醸し出す雰囲気には好くマッチしていた、とも思います。もう一つ、ドロンの部屋がこれまた素晴らしかったですね。これも生活感無く、またあの壁の塗り方はなんなのでしょうか。あんな陰鬱な部屋に住んでいたら、常人ならすぐ精神を病んでしまいそうだ、とでも言いますか。

そしてドロン両手に華な女優2人の美しさも出色でした(これだからフランス映画は止められない)。ここまで主演陣の見映えが美しいと、全体の雰囲気も勝手に文芸的なまでに成ってゆくかの様な。たびたび観返している作品ですが、この雰囲気は個人的にはとても好みですね。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-29 13:23:11)(良:1票)

9.《ネタバレ》 いやはや、全盛期のアラン・ドロンをひたすら愛でる映画です。製作当時、彼が間違いなく世界で一番トレンチ・コートが似合う人類の男だったのは疑いありません。説明を極限までオミットしたストーリーテリングには戸惑いすら覚えます。それにしてもこの映画のドロンのセリフの少なさはちょっと他に類を見ないんじゃないかな。それも2センテンス以上の喋りがほとんどなかったんじゃないか(ひょっとして皆無?)と思えるぐらいです。そんなドロンを執念で追い詰めてゆく警部のフランソワ・ペリエが、またカッコよいんです。自らは署に陣取って部下を駆使してパリ中を移動しまくるドロンを追っかけるわけですが、作戦自体は空振りでけっきょく見失ってしまう。でもドロンは暗殺現場であるクラブに何度も現れるので結局それが自滅につながってしまう。よく考えたら対象とは縁も所縁もない殺し屋で入念にアリバイ工作もしているのにすぐ第一容疑者としてマークされてしまうのは脚本上の疑問点で、こんなに早く警察に眼をつけられてしまうのでは依頼主から消されかけるのはムリもないかもしれません。まあ私たち日本人には殺し屋=ゴルゴ13というイメージが強いのですが、こういう展開の方がリアルなのかもしれません。突っ込んでおきたいところもありまして、“サムライ”という題名だけは、ちょっと違和感を感じます。西洋人の武士道に対する憧憬みたいなものは理解できますけど、この映画のどこにもそういう要素はなかった気がしますけど… S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-25 22:36:24)

8.出てくる皆、カッコイイです。(着こなし、佇まい、表情)撮り方も上手いと感じました。(こちら何もわからん素人ですが)
50年以上前の作品とは思えないほど洗練されている。しかし、ラストへの展開の意味がわからん!!そこが洒落ているのかも
しれませんが、解説等をみて、やっとストーリーのわかる映画は嫌い。なのにこの点であることから、如何にそこ以外気に入っ
たかを御察し下さい。 代書屋さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-11 21:18:19)

7.アラン・ドロン、そしてサムライとくれば、今では香水の方が有名なのかもしれないですが、
本作の襟を立てたトレンチコートとソフト帽をかぶった彼の姿は、アラン・ドロンを言われて思い浮かぶ姿の1つです。
彼が逃げる姿をひたすら追い続ける。やはりこの人にはフレンチ・ノワールの世界の中で何かから追われている姿がよく似合う。
ベラベラ喋らない。無口で無表情のクールな殺し屋。そんな姿を見ているだけで退屈しない、アラン・ドロンのカッコよさ。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2016-12-03 21:25:57)

6.《ネタバレ》 仕事の完遂に向けて喜怒哀楽が皆無の姿はサイボーグのようなマネキンのような。他人を一切寄せ付けない孤独がサムライとは思えない。ピアニスト殺しの依頼に空の拳銃で向かった理由は分からないが、孤高な死に様はサムライを連想させた。そして、柔和な物腰と裏腹に犯人逮捕の意志を見せる警部もまたサムライ。演じたフランソワ・ペリエの存在感はキレッキレのアラン・ドロンに劣らぬものだった。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-08 01:48:45)

5.主人公の飼っているオウムが印象的だった。
アラン・ドロンのトレンチコートもかっこよすぎ!! にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-10 17:23:48)

4.いや~久しぶりに観たぜ。この映画ではアラン・ドロンは一言もセリフがなかったように記憶していたが(ウソつけ)、実は結構しゃべっていた(当たり前だ)。映像が冷たいというか、水彩画のようですね(日本の古いアニメはこんな感じだ)。それが見どころといえば見どころ、しかしさすがにストイックすぎる気もしないではなく。なお、私にとってのサムライはもちろん、越中詩郎です(←全然関係ない)。 鱗歌さん 7点(2004-05-15 00:10:33)(笑:1票)

3. ジャン・ピエール・メルヴィル監督でアラン・ドロン主演のフィルム・ノワール…って又かい?よくもまあ飽きもせずに。メルヴィルひたすらスタイリッシュ!!ドロンも負けじと葉隠れ好きの殺し屋をニヒルに演じてマス。相も変わらずアンリ・ドカエのカメラワークは見事だが、ドロンの死に様が何か自己満足のナルシー入ってて背筋がゾワッとしたもんで…まぁ7点。情婦役でナタリー・ドロンも出演。 へちょちょさん 7点(2003-02-09 03:16:36)

2.僕はまだ17歳ですが、アラン・ドロンのかっこよさがよかった。1967年と少し古いながら、ハラハラしした。まさにドロンはサムライだなと思った。(ネタばれ)ラストに死ぬのは、ある意味いいラストかも・・・ ピルグリムさん 7点(2003-01-22 20:47:21)

1.アラン・ドロンの香水の名になっちゃいましたが。元は映画です。なかなかスタイリッシュで格好いい映画でした。 ちょうじさん 7点(2001-10-31 16:19:52)

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【点数情報】

Review人数 29人
平均点数 5.93点
000.00% line
113.45% line
226.90% line
300.00% line
4310.34% line
5413.79% line
6517.24% line
71034.48% line
826.90% line
913.45% line
1013.45% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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