みんなのシネマレビュー

ワイルド・アット・ハート

Wild at Heart
1990年【米】 上映時間:124分
ドラマ犯罪ものロマンス小説の映画化ロードムービー
[ワイルドアットハート]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-08-28)【Olias】さん
公開開始日(1991-01-15)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督デヴィッド・リンチ
キャストニコラス・ケイジ(男優)セイラー
ローラ・ダーン(女優)ルーラ
ウィレム・デフォー(男優)ボビー
イザベラ・ロッセリーニ(女優)ペルディータ
ダイアン・ラッド(女優)マリエッタ
シェリリン・フェン(女優)交通事故の女性
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ジョニー
クリスピン・グローバー(男優)デル
デヴィッド・パトリック・ケリー(男優)
シェリル・リー(女優)良い魔女
プルート・テイラー・ヴィンス(男優)
カルヴィン・ロックハート(男優)
フレディ・ジョーンズ(男優)
ジャック・ナンス(男優)
相沢まさきセイラー(日本語吹き替え版)
塩田朋子マリエッタ(日本語吹き替え版)
桐本琢也ボビー(日本語吹き替え版)
牛山茂ジョニー(日本語吹き替え版)
水内清光マーセラス(日本語吹き替え版)
脚本デヴィッド・リンチ
音楽デヴィッド・リンチ(追加音楽)
アンジェロ・バダラメンティ
撮影フレデリック・エルムズ
製作シガージョン・サイヴァッツォン
スティーヴ・ゴリン
美術パトリシア・ノリス[衣装](プロダクション・デザイン)
録音ランディ・トム
トム・マイヤーズ(録音)
ゲイリー・A・ヘッカー
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
愛し合うセイラーとルーラ。ルーラの母が持つ娘への異常なまでの愛情から逃れ自由になるため、2人は逃避行をはじめる。オズの魔法使いのように。行く先でのさまざまな奇人変人(笑)との出会い、愛とバイオレンスの旅の果てには・・。カンヌパルムドール。

★ピカリン★】さん(2004-06-29)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
通常表示】/【お気に入りのみ表示】

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(7点検索)】

別のページへ(7点検索)
1


12.ブルーベルベットの辺りから、何をやっても「狙ってるなあ」としか思われなくなってるのが、リンチの不幸なところでもあり、自業自得なところでもあるのでしょうか。本作でも冒頭にR.シュトラウスの「4つの最後の歌」が流れてきて、「ああ、またヤッテルなあ」と思っちゃう。なんというか、リンチ自身は興味ないくせに「場違いなモノならなんでもいいや」みたいな、投げやりな感じ。
しかしこの一見投げやりな感じ、テキトーそうなものを実は一生懸命作り込んでる感じが、彼の持ち味とも言えるのでしょう。本作などは、適度な「やり過ぎ感」で、難解な印象を与える事も無く、作品世界を作り上げてます。
もっとも、映画終盤ではそれがついにブッ壊れて、ここだけ殆ど別の映画みたいになってしまっており(そこでチンピラどもに礼をいうか?)、ここからラストにかけてが一番印象的なシーンとなっているのが、ちょっと皮肉でもあります。
という、リンチ版・地獄の逃避行。ニコラス・ケイジが実は結構「動ける」男であるコトも、作品によく表れています。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 09:27:06)

11.《ネタバレ》 ルーラが自分を苦しめた家族、呪詛的な母親の偏愛から、精神的にも肉体的にも逃げ出し新たな家庭を築く物語。
そしてセイラーにとっては、自分に内在する凶暴性(アメリカの銃社会がもつ危うさや男性性)と向き合い、決別にも近い自己反芻をする事で、家庭を持ち再生を遂げるという話。
ふたつの物語が行き詰まりを迎え、それぞれが自分を苦しめた呪いから身も心も脱却し結ばれるラスト。
あらゆる出来事が夢と現実の境界を失い、夢の中の安全な恐怖が日常を侵食する中で、紛れもない現実である二人のバストショットで終わるラスト。
それは多層的な意味合いの中で真に感動的な場面となる。 ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-16 18:45:18)

10.《ネタバレ》 大胆にテンポよく進んでいくストーリー。リンチ作品にしては観やすい作品ではないでしょうか。冒頭のマッチの火がとても印象的。この作品の炎の美しさ。登場人物たちの、制御でいない高揚感や苛立ちを表しているかのようでした。リンチ作品に必ず登場する奇人、変人のいかれた演技は本作でも健在。やはりウィレム・デフォーが強烈で、短い歯をむき出しにしてルーラに迫る姿は恐ろしく、ローラ・ダンが本気で怯えているように見えました。ショットガンで自分の頭を吹き飛ばしてしまうシーンはまさにリンチワールドで、不謹慎であるが美しく感じてしまいました。ニコラス・ケイジの雰囲気も素晴らしかった。蛇の皮ジャンがこんなに似合う男って彼しかいないだろう。自分の感情をコントロールできずに周りに流され、あと一歩のところで幸せを逃してしまうしょーもない男に哀愁を感じてしまいます。出所後、子供とルーラの今後を考え家族のもとを離れようとした彼の姿は偉いと思いました。謎の天使に諭され、絡まれたチンピラに「気づかせてくれてありがとう。」という言葉を投げかけます。正直この流れは雑だと思います。ルーラにラブ・ミー・テンダーの聞かせるシーンをラストに持ってきたかったリンチ監督の気持ちは分からないでもないが、ちょっと強引すぎ。このままバットエンドで終わっても、十分に美しかったと思います。しかし、リンチワールドにどっぷり浸たることができ楽しめました。ただ一点、不自然で奇をてらったような字幕が気に食わなかった。私は、リンチワールドに浸りたいのであって戸田ワールドに浸りたいのではない。 スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-12 13:54:27)

9.オズの魔法使いがベースになってるよう。「虹の彼方に」や黄色いレンガ、“靴をキュッキュッ”があるけど、空気はルイス・キャロルに近かった。クレージーな人々の中を旅していく二人組。母親がトランプのクイーンの貫禄。小さな火と燃え盛る炎が繰り返される。煙草の火のように抑えた情熱と、めらめらといく火事の炎。その二種類の火の間の狂気の世界。…てなふうに頭ではまとめたものの、もひとつ彼の世界に徹底できなかったと言うか。ユーモアの質が、この人のユーモアとは違う気がした。昔のポピュラーソングはこの人のよく使うものだけど、「ラヴミー・テンダー」はなんか違った。フェイントの笑いであって、この人のはもっと「本気がとんでもない方向に発揮されてる笑い」なんじゃないか。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2014-01-14 09:26:25)

8.《ネタバレ》 「火」の映像とか「クリスマスが大好きなデル」とか「荒野でのニコラス・ケイジの踊り」とか・・・語りだしたら止まりません。そして一気にコメディー映画に様変わりのあのラスト。初めて見た時は笑ったなあ。ニコラス・ケイジとデヴィッド・リンチの才能が随所にかいま見える作品です。 すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-20 14:26:47)

7.“鬼才”デヴィッド・リンチの比較的初期の頃の作品。
リンチ作品の中では『マルホランド・ドライブ』や『エレファント・マン』と並び、非常に評判の良い本作。

しかし、映像的には特別みるべきものはなく、リンチ後年の美しい作品群と比較すると、かなり雑な印象を受けた。
また、リンチ独特の緊迫感もなし。
そしてエログロさも弱い。
しかし、だからといって本作がダメというわけではない。
というより、後年の作品群と比較するという考え方自体が間違っている。

なぜなら、本作は後年の作品群の基礎となった作品であるといえるからだ。
つまり本作には、リンチ風味のエッセンスが凝縮されているのだ。
荒削りだが、その輝く原石のまばゆさに、きっと目を奪われるであろう。

主演はニコラス・ケイジ。
この頃のニコラス・ケイジには、まだ頭髪がタップリあった。
そして、この頃から既に“ダサカッコいい”。
蛇皮のジャケットが奇妙にハマっている。

そしてその相手女優に若き日のローラ・ダーン。
身長180cmでスレンダー、そして出るところは出ていて、抜群のプロポーション。
個人的には理想の体型だ。
劇中のセリフを拝借すれば、
「やせていて、おっぱいがコンニチハしている女のコ」(訳:戸田奈津子)
である。
本作では常に露出も高く、セクシー極まりない。
そしてラブ・シーンもてんこ盛り。
ローラ・ダーン好きの私としては、これだけでも十二分に楽しめた作品であった。

ラストの展開には唖然。
あの“天使”は一体・・・

リンチという監督は、映画を撮り重ねることで洗練されていったんだなぁ、と実感。
全体的にダメダメ感が漂う本作ではあるけれど、決してつまらないというわけではなく、むしろ面白い。
このセンスのイマイチ感と面白さの不思議な融合が、評判の良さの理由ではないだろうか。

リンチ作品の中では、個人的に、『マルホランド・ドライブ』に次いでオススメの作品である。
そしてローラ・ダーン好きの人には絶対に外すことのできない作品だ。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-30 11:20:23)

6.純愛映画なのにバイオレンスでグロテスク。この感覚、他にどこかで見た事あるな、と思ったら漫画「愛と誠」でした。デフォー…「処刑人」も凄かったけど、こちらでも結構きてます。 番茶さん 7点(2004-01-11 13:28:03)

5.全員揃ってほんとは一体どこに行きたかったのか、訊ねたくなってしまう位異色な映画。一般的な映画で括っても、リンチ映画で括っても、異色。ほんと一体みんな何をしたかったんだろう(笑)。何とも言えず良い感じに粘っこいハイテンション。生々しいのに何だかシュール。主人公カップルを始め、出て来る人出て来る人、過激でクールなのにどうしようもなく野暮ったくて間抜けで滑稽で必死でお馬鹿な感じが素敵だ。 ひのとさん 7点(2004-01-03 00:24:30)

4.デビッド・リンチの作品としては、まあまあ普通に楽しめる作品だが、やはり一般作品と並べてしまうと観る人を選ぶ映画なのは否定できない。この雰囲気に素直に入れる人には良いが、ダメな人は未来永劫受け付けない排他性がリンチ作品にはある。個人的にはこういうヘンな世界は決して嫌いではないのでちゃんと楽しめたが、広く世間にお勧めするにはちょっとリスクが大きいかな?という感じ。ニコラス・ケイジって決して好きな役者ではないんだけど、何をやるにも非常に真面目で真正直なところには好感が持てますね。ウィレム・デフォーの強烈な個性がここでも光ります。これは名演。 anemoneさん 7点(2003-11-29 14:41:36)

3.《ネタバレ》 ローラ好き。よっ!顔芸女優。ニコラスケージはこういうほうが良い。
でもパチンコのCMのほうが好きだけどね。次、ウィレムデフォー君。
とうとうやってしまったんだね。君は。何だねあの死に方は!
あれはないだろういくらなんでも!自分的には気違いピエロのベルモンドとなんじゃこりゃの松田優作と便所死のトラボルタに並んだ最後だ。
というわけでローラに2点+ウィレムデフォーに5点の7点もってけ! irisさん 7点(2003-11-14 16:40:08)

2.ツインピークス前夜のデビッド・リンチの作品。なのに、この作風の違いはどう?まあ、ちょっと変という意味では一緒か。この映画でニコラス・ケイジを好きになった。 如月CUBEさん 7点(2003-04-03 23:52:30)

1.相変わらずのリンチのノリが素晴らしい。ニコラス・ケイジもノリノリで!・・・ちょっとハメ外し過ぎちゃってるかなあ~って思うところもあるが・・・ イマジンさん 7点(2001-02-19 16:49:12)

別のページへ(7点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.44点
000.00% line
123.28% line
211.64% line
334.92% line
446.56% line
51016.39% line
6914.75% line
71219.67% line
8813.11% line
9813.11% line
1046.56% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1990年 63回
助演女優賞ダイアン・ラッド候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1990年 48回
助演女優賞ダイアン・ラッド候補(ノミネート) 

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS